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■SPI/I2Cプロトコルエミュレーター REX-USB61

パソコンのUSBポートからSPI/I2Cバス搭載デバイスを直接制御

パソコンのUSBポートからSPI/I2Cバス搭載デバイスを直接制御
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SPI/I2Cプロトコルエミュレーター
製品型番 価格(税別) JANコード
REX-USB61 ¥21,800 4949090600072
対応OS(Win) 11/10/8.1/8/7/Vista/XP SP2以降/2000 SP4
※32ビット/64ビット両対応
有害6物質不使用 製品写真
FAQ 法人向け貸出サービス

比較表

製品特徴

REX-USB61接続図

SPI/I2C 両対応のUSB接続アダプタ

REX-USB61は、電気・電子機器の半導体デバイス間通信で主に使用されている SPI/I2CバスをUSBに変換し、パソコンに直接接続するアダプタです。ファームウェア書き込み作業や細かなパラメーター設定などがパソコン上から簡単に制御できるようになり、開発およびデバッグ作業の効率を上げることができます。

SPIとI2Cの動作モード切り替えや制御は、ダウンロード提供のユーティリティまたはライブラリを利用したアプリケーションでおこないます。
■マイコンのプログラム設計をスムーズに
マイコンからの制御でデバイスがどのような動作をするかを、事前に把握しておくことで、プログラミング設計を省力化できます。
■複数の評価キットによるプログラミングをREX-USB61に集約
【評価キットの場合】 【REX-USB61シリーズの場合】
評価の都度、評価キット用のプログラムを作成し、転送します。SPI/I2Cデバイスが複数ある場合は、それぞれの評価キットに対応したプログラムを用意する必要があります。 WindowsPCで、REX-USB61用のプログラムを作成し、実行評価します。評価するSPI/I2Cデバイスが異なっても、プログラム手法の変更はなく、工数の削減につながります。

本製品は、パソコン1台につき1台のみ接続可能です。複数台接続する場合は、REX-USB61mk2を使用する必要があります。

SPIモードはマスタに対応

SPIモードでは、マスターモードに対応。スレーブの選択や任意データの送信、スレーブから受信したデータの表示が可能です。 最大周波数は12MHz、スレーブ選択用I/Oポート(出力のみ)を4ポート搭載しています。

<ユーティリティ画面>

SPIインターフェイス搭載EEPROMとの接続例

I2Cモードはマスタ/スレーブ対応

I2Cモードでは、マスターモードとスレーブモードの両方に対応。マスターモードでは、特定のアドレスに対して任意のデータを送信したり、スレーブから受信したデータを表示することが可能です。スレーブモードでは、自己アドレスに受信したデータの表示、受信したデータをマスターに送信することができます。 100KHz、400KHz、1MHz(5Vのみ)の周波数(SCL)に対応しています。

<ユーティリティ画面>

I2Cインターフェイス搭載EEPROMとの接続例
(マスターモード)
※I2Cスレーブモードは、10bitアドレスに未対応です。
※クロックストレッチには未対応です。

デバイスおよび本製品への電源供給可能

デバイスへの電源供給可能 (3.3Vまたは5V)
  REX-USB61からデバイスへ、インターフェイスレベル3.3Vまたは5Vの電源供給が可能(供給電流は100mA以下)。ユーティリティまたはライブラリを利用したアプリケーションにておこないます。
 
本製品への電源供給可能(1.8V〜5V対応)
  外部から電源端子に電圧を入力することで、SPI/I2C/スレーブ選択ポート/パラレルアウトポートのインターフェイスレベルを1.8V〜5Vに対応させることができます。デバイスからREX-USB61への電源供給は、ユーティリティまたはアプリケーションで電源供給を無効に設定します。
 

ハウジング付ばら線ケーブル添付

本製品には、SPI用とI2C用の配線を装備したばら線ケーブルを標準添付。 色分けされたケーブルとハウジングの組み合わせで、ピン番号を把握できます。試作基板や各種エバレーション基板に実装される2.54mmピッチのピンヘッダに、直接装着することが可能です。


SPI/I2C制御ユーティリティ提供

SPI/I2CおよびGPO(ポート出力)の制御がおこなえる、SPI/I2C制御ユーティリティをダウンロード提供。SPI/I2Cのモード切替ほか、データの送受信やモニタリング、設定ファイル(BINファイル)の保存、ログファイル(CSVファイル)の保存が可能です。

>> 提供ソフトウェア仕様(ユーティリティ)

スクリプトによる自動制御が可能

スクリプトを記述することで、接続機器への自動制御が可能です。

アプリケーション開発を支援するライブラリ提供

本製品には、Visual C++/Visual C#/VB用APIライブラリとサンプルプログラムをダウンロード提供。アプリケーション作成により、独自の仕様で電源供給やモードの切り替え、バスの周波数などを制御することができます。

>> 提供ソフトウェア仕様(ライブラリ)

有害6物質不使用

REX-USB61は、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの有害6物質を使用していない、環境と人にやさしい製品です。

>> ラトックシステム有害化学物質制限の取り組み

特定デバイス向けカスタマイズ受託可能

本製品を特定デバイスとセット販売する場合など、デバイスにあわせたアプリケーションの受託開発が可能です。

専用アプリでSPI/I2Cデバイスの評価期間を短縮
  パソコンによるSPI/I2Cデバイスの設定や評価をおこなう際、送受信ビット列を意味のある文字列で表現するソフトウェアがあれば、評価期間の短縮につながります。
各デバイスに特化したアプリで制御・評価を効率化
  SPI/I2Cバスはさまざまなデバイスで採用され、設定内容はまったく異なります。例えば、チューナーモジュールではCH切り替え・ホワイトバランスなどをI2C経由で設定し、指紋センサーではキャリブレーションの設定、指紋データの抽出・照合などにSPIを使用します。これらをパソコンから制御する場合、それぞれのデバイスに特化したアプリケーションがあれば、より簡単に制御や評価をおこなうことができます。

【オーディオ用A/Dコンバータ用カスタマイズ例】

アプリケーションのカスタマイズについては、受注案件の窓口までお問い合わせください。

別売にてUSB接続SPI/I2Cアナライザ提供

弊社製USB-SPI/I2Cアナライザ REX-USB62と組み合わせることにより、SPI/I2Cデバイス制御とアナライズ機能を備えた開発環境を、パソコンで手軽に構築できます。


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