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パソコン&スマートフォン快適化談話(スマートフォン編)

第1章 iPhoneやスマートフォンの「もしも」に備える

〜Wi-Fiストレージ〜

スマートフォンのデータをバックアップ

ちか お出かけの時は、写真撮影もネット接続もスケジュール管理も、全部スマートフォンです。
ドクター 確か、使っているのはiPhoneだったよね?写真とかのバックアップはどうしてるの?
ちか iTunesでパソコンのデータを転送するときにバックアップするようにはしているんですけど、最近はパソコンにつなぐことが減っちゃって。メモリカードやハードディスクに直接バックアップできたら助かるんですけどね…。
ドクター パソコンを使わなくても、Wi-Fiで手軽にデータをバックアップする方法があるよ。
▼Wi-Fi SDカードリーダー▼ ▼Wi-Fi USBカードリーダー▼
REX-WIFISD1X REX-WIISD2
REX-WIFISD2-BK
REX-WIFIUSB2X
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<保存場所>
SDカード/USBストレージ
<保存場所>
SDカード/USBストレージ
<保存場所>
USBストレージ
ちか Wi-FiならUSBポートのないiPhoneでも使えますね。ええっと…これは電源を入れたら使えるのですか?
ドクター 本体にはハードディスクやメモリを内蔵していないから、保存用のメディアを用意する必要がある。
ちか 機種によってSDカード、USBストレージと対応するメディアが違うんですね。SDカードもUSBメモリも今使っていないのがあるから活用できそう。SDカードなら入れっぱなしでも出っ張らないからいいかも。
ドクター あとは、ファイル管理用アプリのインストールだね。このアプリを使って、データのバックアップだけじゃなく、接続しているSDカードやUSBストレージのデータにアクセスすることもできるよ。
ちか ってことは、SDカードに入っている写真とかポータブルHDDに入っているパソコン用のデータを、スマホで見たりコピペしたりできるってことですか。
ドクター その通り。外出先でデータを確認したり受け取ったりするのにも便利なんだ。
ちか 旅行の時に友達の一眼レフで撮った記念写真は、おうちに帰ってから適当に選んでもらってメールで受け取ってたんですけど、これならその場で選んで写真をもらうこともできそうですね。
ドクター アプリ上でインターネットブリッジの設定をすれば、Wi-Fiでストレージとインターネットの両方に接続できるから直接メールで送ることもできるよ。
ちか インターネットブリッジの設定ってむずかしくないですか?
ドクター 設定は、どのモデルもWi-Fiの接続先をWi-Fiストレージにするだけ。
ちか Wi-Fiの設定をかえるだけなら、アクセスポイントの切り替えでよく使っているからできそうです。
・・・・・
ドクター そうそう、写真や動画データの転送が多いなら、高速な無線LAN規格「IEEE802.11ac」でのデータ転送ができる最新モデル「REX-WIFISD2」がおすすめ。iPhone6以降のモデルなら11acに対応しているしね。
ちか 速度って機種によってそんなに違うんですか?
ドクター 転送速度は一般的なWi-Fiストレージなら、だいたい実測4MB/sくらい。REX-WIFISD2だと12MB/s近い速度が出てる。
ちか 1枚2MBの写真データ100枚をコピーしようとしたら、普通なら50秒かかるところを、REX-WIFISD2だったら17秒くらいで終わるってことですね。
ドクター IEEE802.11acでは5GHz帯を使用するから、2.4GHz帯が混雑しやすい地下街とかだと、さらに大きな効果が感じられると思うよ。
ちか 5GHz帯でもインターネットブリッジはできるんですか?
ドクター 接続先のルーターが5GHz帯に対応していたら問題ないよ。最近では11ac対応のWi-Fiスポットも増えているしね。
ちか じゃあ、SDカードの写真をネットにアップするときも、高速通信のメリットを享受できますね。
・・・・・
ちか いよいよWi-Fiストレージを準備して、フル充電して、SDカードを準備して…いよいよiPhoneと接続しようかと思うのですが、どうすればいいですか?
ドクター まずはSDカードなどの保存用メディアを本体に装着しておこう。インターネットに接続してアプリ「WiDrawer2」のインストールしたら、Wi-Fiでストレージに接続。それからアプリを起動すれば、iPhoneの内蔵メモリとSDカード、切り替えながらフォルダやファイルを見たり、コピー&ペーストしたりできる。
  <REX-WIFISD1Xでの導入例>
ちか サムネイル(小さな画像)を確認してから選べるんですね。
ドクター iPhoneに保存されている連絡帳や写真データのバックアップは一括でできて便利だよ。
 
ちか こんなに簡単なら、「面倒でバックアップしそびれた!」ってことが減りそうです。
ドクター バックアップしたデータをスマホに書き戻す方法は、連絡先と写真データで異なるんだ。連絡先の場合は「復元の開始」ボタンがあるから楽々復元できる。写真データは「フォルダ」からの操作となる。まず、コピー元のフォルダーを選択して「コピー」をタップし、コピー先のフォルダーに移動して「貼り付け」をタップ、といった手順だね。
ちか 写真データの復元は、手動でのコピペになるんですね。
ドクター iPhoneの場合は、カメラロールのデータのみバックアップ可能、つまりiPhoneで撮影した写真や動画、キャプチャ画面、アプリで編集した画像データなどのバックアップ用、ということになる。Android系では、機種によって違うけど、だいたい写真以外のデータフォルダにもアクセス可能なんだけどね。
ちか そっか。iPhoneの場合は写真と動画、連絡帳のバックアップ用になるんですね。ブックや音楽は、今まで通りiTunesで管理するようにします。

スマホのバッテリー切れにも対応できる!

ドクター Wi-Fiストレージに内蔵しているバッテリーって、スマホの充電用としても使えるんだ。
<スマホへの充電OK>
ちか どうやって使うんですか?
ドクター 一般的なモバイルバッテリーと同様、Wi-FiストレージをスマホとUSB充電ケーブルで接続するだけだよ。
ちか 例えば、Wi-Fi接続とスマホの充電を同時にできたりするんですか?バックアップ中にスマホのバッテリー残量が少ないことに気づいたら、ちょっと悲劇だなって思って。
ドクター 大丈夫。Wi-Fiストレージとして使いながらスマホを充電することは可能だよ。さらにUSB-ACアダプターでコンセントに接続して、本体内蔵のバッテリーに充電しながらスマホも充電、Wi-Fiストレージとしても使う、なんてこともできる。
ちか へぇ〜。スマホへの充電、内蔵バッテリーへの充電、Wi-Fi接続、同時使いもOKなんですね。
ドクター さらに、5200mAのバッテリーを搭載したREX-WIFIUSB2Xなら、2台のスマホを同時に充電できる。
ちか 最近はスマホ以外にも、デジカメとかデジタルオーディオプレーヤーとか、USBで充電できるものが増えてるから、何かと便利でしょうね。
ドクター この製品にはAC電源が内蔵されているから、コンセントに直挿しして2ポートのUSB充電器としても使える。
ちか ひとつのコンセントでWi-Fiストレージと2台のスマホが同時に充電できるなんて、コンセントが少ない旅先のホテルで重宝しそうです。

有線LANしかないときの救世主

ドクター 旅先といえば、REX-WIFIUSB2Xをもっていくといい「もうひとつの理由」がある。実は、ポケットルーターとしても使えるんだ。
ちか ポケットルーター?
ドクター インターネットにつながった有線LANのポートにREX-WIFIUSB2をつなぐと、Wi-Fiでインターネットに接続できるようになる機能だよ。ホテルで「有線LANしかない」「有線LANは無料で使えるけど、Wi-Fiは有料」っていうときに助かるんだよね。
ちか 確かにそういうことはありました。回線契約していないタブレットとか、今まではホテルでのネット接続をあきらめていました。旅行では荷物を極力減らしたいから、モバイルバッテリーと一体型なら携帯しやすくていいですね。
ドクター REX-WIFIUSB2Xのほか、REX-WIFISD2もポケットルーター機能を搭載しているんだ。前に言ったとおり、これは11acに対応しているモデルだから、高速Wi-Fi通信もできるよ。
ちか REX-WIFISD2では、より高速なWi-Fiインターネット環境が作れるんですね。
ドクター ただ、REX-WIFISD2のバッテリー容量は2600mAで充電できるスマホの台数は1台のみ。一方、SDカードが内蔵できて軽量という点では、持ち運びに便利。充電メインで考えるならREX-WIFIUSB2X、携帯性や速度メインで考えるならREX-WIFISD2を選ぶといいね。

超コンパクトなWi-Fiストレージ

ドクター こんなWi-Fiストレージもあるよ。
▼Wi-Fi USBリーダー(USB給電モデル)▼
REX-WIFIUSB1F
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ちか ずいぶんコンパクトですね。
<重量はわずか20g>

<USBケーブルから電源供給>
ドクター REX-WiFIUSB1F(ワイファイ・ユーエスビーワンエフ)はWi-Fiストレージのみのシンプル機能で軽量。接続できるストレージはUSB。バッテリーは内蔵していないから、電源は外から供給するんだ。
ちか このUSBケーブルは、パソコン接続用ですか?
ドクター USBケーブルは電源を受けるためのもの。パソコンにつないでも給電されるだけで、USBデバイスとして認識されるわけではないよ。電源としては、モバイルバッテリーやUSB-AC アダプターなんかも使えるね。
ちか USB-AC アダプターでコンセントから常時給電するとバッテリー寿命も気にしなくてすむし、おうち常用ならこの選択肢もありですね。

第2章 増え続けるリモコン家電をスマホで便利に! >>

■スマートフォン編
第1章 iPhoneやスマートフォンの「もしも」に備える 〜Wi-Fiストレージ
第2章 増え続けるリモコン家電をスマホで便利に! 〜学習リモコン
第3章 「どこに置いたっけ?」をスマホで解決 〜紛失防止タグ
第4章 iPhoneやスマホの音楽を楽しもう! 〜ワイヤレス・ポータブルオーディオ製品
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※このページに掲載している内容は、2016年7月現在の情報です。
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