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ワットチェッカーで消費電力を測って上手に節電!
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使用量をはかって節電

なぜか失敗する節電対策

電気代を節約したいと思いながらも、なかなか取り組めない…その原因は、「節電といわれるだけではやる気が起きない」「我慢したり、面倒な作業があったりで長続きしない」「節約するために投資をするのはもったいない」などさまざまです。

その根底にあるのが「労力やコストに見合うだけの成果がでているかわからない」ことではないでしょうか。そこで、最近いわれているのが、効果の「見える化」です。 例えば、コンセントに差し込んでつないだ電気機器の消費電力を測る 「ワットチェッカー」。

どれくらい電気を使っているかを測るだけでは、節電できません。測ったデータを「どう活用するか」がカギとなります。ここでは、ワットチェッカーを使った電気代節約の方法をご紹介します。

A. 節電で電気代を節約

(1) とりあえず測って現状を知る

いったいどの電気製品でどれぐらい電気を使っているんでしょうか。まずは、現状の「見える化」をワットチェッカーで実践します。


「どれから測っていいのかわからない」という場合は、一般的な家庭のエネルギー消費量を参考にして、測る機器を絞り込むのもいいでしょう。例えば、家庭で使われる電気の約4割は、 冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンが占めている※という調査結果があります。
※経済産業省 総合エネルギー調査会 省エネルギー基準部会(第17回)資料「トップランナー基準の現状等について」(H23.12.26)

参考サイト
家庭のエネルギー消費の実態(資源エネルギー庁):
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/actual/
家庭でできる節電アクション(環境省):
http://funtoshare.env.go.jp/setsuden/home/

(2) できそうな節電対策を考える

電力会社や電気機器メーカー、さまざまな団体のホームページで、節電の方法が公開されています。節電といえば「使わないときは電源オフ」が基本ですが、それ以外にどのような節電方法があるのかチェックしましょう。
>> Excelサンプルファイル(節電チェックリスト)

参考サイト
家庭の省エネ大事典(省エネルギーセンター):http://www.eccj.or.jp/dict/

(3) 節電に取り組みながら測ってみる

すべてをはじめるのは無理…そんなときは、効果が高そうなことやできそうなことを考えて実践します。選択に迷ったら、それぞれの節電対策をおこなうとどれくらい電気代が節約できるか試算できるサイトを参考にするのもいいでしょう。

参考サイト
でんきの省エネ術(東京電力): http://www.tepco.co.jp/savingenergy/
※「契約種別ごとの節電&節約方法」で試算できます。

(4) 節電前と節電後を比較する

節電対策したあとは、しばらくワットチェッカーで電気の使用量を測ります。ある程度データがたまったら、節電する前に測っておいたデータと比較。節電効果の「見える化」をおこないましょう。

グラフで全体像はわかるけど、より詳しくデータ比較して数値化したい… そういう場合は、Excelなどのソフトを使用して変化を見るのがおすすめです。
>> Excelサンプルファイル(目標値を設けて達成度をみる) ※数値はサンプルであり、実測値ではありません。

アプリで測定データを保存したらメールで送信。 データはCSV形式なので、そのまま取り込めます。なお、Bluetoothを搭載しているWindowsパソコンがあるなら、アプリケーション「RATOC ワットチェッカー」を使って、直接ワットチェッカーと接続して測定データをダウンロードすることもできます。

(5) さらに節電に取り組む

消費電力をはかって、節電対策をして、比較して…を繰り返すことで、家庭内の電気代を節約します。

(3)に戻って…同じ機器でひきつづき節電対策をおこない測定・比較・分析
(1)に戻って…異なる機器で電力を測り、節電対策をおこなって比較・分析

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B.電力会社との契約内容を見直して節約

電気料金プランの見直し

現在ご家庭で契約しているプランは、電力会社から送られてくる「電気ご使用量のお知らせ」に表示されています。契約種別には、スタンダードな「従量電灯」プランのほか、特定の時間帯や曜日が割安になるプランがあります。(プランは電力会社によって異なります)

どの時間帯の電気をよく使っているかは、生活習慣である程度予測できますが、電気製品の使用状況を実際に測ると、より生活に合ったプランがみえてきます。消費電力の高いものを中心にワットチェッカーで測定してグラフ表示、どの時間帯の電気使用量が多いのかがひとめで把握できます。

例えば、夜の電気利用が多い場合は、夜の電気料金がお得なプランに変更し、洗濯や充電なども夜にまとめてするようにすれば、電気代の節約になります。

参考サイト
電気料金メニュー(例)
東京電力:http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/index-j.html
関西電力:http://www.kepco.co.jp/home/ryoukin/menu/index.html
中部電力:http://www.chuden.co.jp/ryokin/home_menu/home_plan/index.html

契約アンペアの見直し

アンペア料金制を採用している電力会社の場合、契約アンペアは「電気ご使用量のお知らせ」に表示されています。ブレーカー本体でも確認できます。
※2014年12月現在、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力はアンペア料金制がなく、基本料金は一律です。

契約アンペア(容量)が小さいほど、基本料金は安くなります。しかし、容量が小さすぎると、同時に使用する電気製品の組み合わせに制約がでてしまいます。同時に使用する電気製品を想定し、合計容量を把握して最大使用量が契約アンペアを超えないようにしなければなりません。

電力会社のサイトに、主な電気機器の容量(アンペア)の目安が掲載されています。

参考サイト
契約アンペアの確認方法
東京電力:http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/basic/ampere/ampere01-j.html
九州電力:http://www.kyuden.co.jp/rate_ampere_guide.html

ワットチェッカーは容量(電流)も測定します。実際に測ると目安とは異なることも多いので、それぞれの電気機器について実測値を確認することで、実際に近い合計容量を算出できます。(1,000mA=1A)

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