台数を減らして節電
テレビ・ディスプレイの台数を減らして快適に
パソコン、ゲーム、レコーダー…それぞれにテレビやディスプレイを接続して映すとなると、場所はとるし電気代もかかる。たくさんある映像機器をひとまとめにする方法はない?
そんなときに便利なのが複数の機器を選択しながら使える「セレクター」や「切替器」です。
(1) HDMIセレクターでの運用
テレビは1台、映像を出力するHDMI機器は複数台。これらをHDMIセレクターに接続し、見たいHDMI機器のポートを選択して、テレビに表示します。
画面が1台分しかないと、並行して使いたいときに不便そう…そんな不安を解消するのが、セレクターの「プレビュー機能」です。
メイン画面の下の方にサブ画面(小窓)を表示して、裏で動作しているほかのポートの機器の状況を確認しながら必要なときに切り替える、といった使い方もできます。たとえば、パソコンで処理が終了したときやビデオでお気に入りのシーンになったときに、すばやくメインに切り替えて大きく表示。テレビ1台でもセレクターならではの楽しみ方があります。
(2) マトリックススイッチでの運用
テレビとプロジェクターなど、2台の映像表示機器を使い分けているときに便利なのが、HDMIマトリックススイッチです。プロジェクター用のHDMI機器を別途用意することなく、複数のHDMI機器をテレビと共通で使用できます。
HDMIマトリックススイッチREX-HDSW42は、リモコンで待機状態にすることが可能です。待機状態では電源LED以外のLEDを消灯し、切替器本体からの映像出力を停止します。さらに、接続しているテレビやプロジェクターなども待機状態に移行、消し忘れによる電力の無駄づかいを防ぎます。
(3) パソコン自動切替器での運用
パソコンは複数台使っているけど、一度に操作するパソコンは1台。それなら、1組のディスプレイ・キーボード・マウスで、複数のパソコンを切り替えながら操作できる「パソコン自動切替器」がおすすめです。
追加のパソコンの設置場所はPC本体分のみで省スペース。ディスプレイは1台のみで省電力、さらに異なるパソコンでもキーボード・マウスを持ち替えずに操作できて快適です。