SPI/I2Cプロトコルエミュレーター
REX-USB61(FAQ) 2020-02-17版
● ご購入前に多い質問 ●
- 購入方法を教えてください
- 弊社製品を販売しているRATOC Direct・販売店・ネットショップ・代理店・RATOC Premier・RATOC e2e Storeからご購入いただけます。詳しくは弊社ショップ情報をご参照ください。
- 製品に添付しているばら線ケーブルのピンヘッダサイズを教えてください
- 2.54mmピッチのピンヘッダに、直接装着することが可能です。 また、ピン長が6mmである雄コネクタを想定して設計しております。 短いタイプの場合、接続しているピンが抜けやすくなることも考えられますので、6mm以上を推奨しています。
- 製品に添付しているばら線ケーブルのコネクタ型番を教えてください。(本体側コネクタ)
- IF3BA-20D-2.54R(ヒロセ)を使用しています。
- REX-USB61を複数使用することはできますか?
- 残念ながら、本製品は複数台使用には対応しておりません。
REX-USB61mk2は1台のPCに4台までご利用可能です。
- SPIスレーブとして使用できますか?
- 残念ながら、本製品はSPIスレーブには対応しておりません。
REX-USB61mk2はSPIスレーブに対応しています。
- RoHS指令に対応していますか?
-
RoHS指令には対応しておりませんが、有害6物質不使用製品です。
鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの使用を制限しています。
● 技術的な内容について ●
- 最新のファームウェアおよびドライバーはダウンロード可能ですか?
- 最新ファームウェアとドライバーはこちらです。
- バス上のデータをモニタリングする機能はありますか?
-
残念ながらモニタリングする機能はございません。
REX-USB62は、I2C/SPIバス上のデータをモニタリングすることが可能です。
- エラーが起こった後、USBケーブルを再接続しないと正常に使用できません
-
ファームウェアのバージョンをご確認ください。
ファームウェアバージョンが1.03(シリアルNo: US6100000001〜US6100000158)の場合はファームウェアとドライバーを最新にアップデートしてください。最新ファームウェアとドライバーはこちらです。
-
SPIモードで使用時、API Usb61SpiTransmitMasterで転送長に255バイト以上を指定すると正しくデータ通信できません
-
ファームウェアバージョンをご確認ください。
ファームウェアバージョンが1.06以下である場合はこの問題が起こることが確認されておりますので、ファームウェアとドライバーを最新にアップデートしてください。最新ファームウェアとドライバーはこちらです。
- サンプルプログラムの開発環境について教えてください
- こちらのアンインストーラーを使用してアンインストールが完了するかをご確認ください。
- データ送信時の送信間隔を短くすることができますか?
- API関数ではusb61_set_interval()を使用、スクリプト命令ではINTERVALを使用することで1バイト毎の送信間隔を変更することができます。 (設定した値は最低限保証する間隔となりますので、実際はそれ以上の間隔となります。) 詳細な仕様につきましてはマニュアルpdfをご参照ください
- スクリプト使用時の行数に制限はありますか?
- 行数に制限はありませんが、スクリプト命令数の上限は1024までとなります。
-
通信エラー時のエラーコードが 22(0x16)/55(0x37)/121(0x79) となります
- これらのエラーはWin32APIのエラーとなります。
結線や電源供給に間違いがないかをご確認ください。 (Powerピンは内部バッファへの電源供給にも使用しますので、ターゲットデバイスへ直接電源供給される場合も必ず接続してください。
- 転送速度を速くする方法はありますか?
- 本製品がUSB接続という性質上、Read/Writeなどのコマンド送信時に時間を要しております。
(USBコマンド発行時のオーバーヘッドとなります。) 環境によっては、本製品をUSB2.0Hub経由でPCに接続することにより、このコマンド転送時間が約1/8に短縮される場合もございます。
- SPI/I2Cデバイスの接続や取り外しをおこなう際、気をつけることはありますか?
- 電源供給された状態で、接続デバイスの接続・取り外しは絶対にしないでください。
本製品もしくは制御する接続デバイスに電源供給をおこなった状態で、本製品から接続デバイスの接続・取り外しを行うと、故障する場合があります。 使用方法の誤りが原因で故障した場合、保証期間内であっても有償修理とさせていただきますので、ご注意ください。
- Usb61_spi_transmit_master_hold_ssを呼び出すと、usb61api.dll内に見つからないエラーとなります
- Usb61api.dll(Ver1.9以前)の場合、関数usb61_spi_transmit_master_hold_ss の直接呼び出しを行うと、関数が見つからないエラーとなる問題が確認されています。
Usb61api.dll(Ver1.11以降)でこの問題は修正されています。 最新版ドライバーに更新してください。
- I2C通信で3byteアドレスの指定は可能ですか?
- API関数を使用して3byteアドレス指定する場合、
usb61_i2c_write_master()でサブアドレス3バイト送信してから
usb61_i2c_read_master()を呼び出します。 ただし、usb61_i2c_read_master_ex()はサブアドレス2バイトまでしか対応しておりませんので、この場合はご利用いただけません。また、また、スクリプトを使用した場合は以下のようになります。
【WRITE 01h, 23h, 45h】・・・ #読み出し番地 012345h
【READ 16】・・・ #読み出し 16バイト
- 64bit版のアプリケーションに対応していますか?
- 64bit版のDLLはこちらからダウンロードし、C:\Windows\System32に上書きコピーしてください。(libファイルは開発環境がVCの場合に使用します。) OCXは64bit版には未対応となっておりますので、DLLから直接関数を呼び出す必要があります
- 複数あるPowerおよびGNDはそれぞれ共通ですか?
- PowerおよびGNDはそれぞれ共通となっておりますので、接続の際には各1ピンのみ接続してください。
- I2C通信時にDI機能を使用したいのですが可能ですか?
- GPO端子はDO機能しかございません。(DO0〜DO3) REX-USB61mk2ではDIO機能がご利用いただけます。
- SPI通信時にDO機能は利用できますか?
- DO機能はI2C通信時のみご利用いただけます。 REX-USB61mk2ではSPI通信時もDIO機能がご利用いただけます。
- LabVIEWで制御可能ですか?
- LabVIEW用のドライバーは提供しておりませんので、 本製品付属のAPIを呼び出して制御する必要がございます。
- SPI #CS信号がActive Lowですが、Active Highに変更することはできますか?
- Active Highに変更するには回路上で反転する必要がございます。
- 電圧レベルのスレッショルドVIL(max)/VIH(min)について教えてください
- 電圧レベルのしきい値に関してはいかのとおりです。
VIL:USB61出力電圧(or 外部入力電圧)×0.3
VIH:USB61出力電圧(or 外部入力電圧)×0.7
- SPI Flash ROMに書き込みできるアプリと対応デバイスの型番を教えてください
- [EEPROM 書込みプログラム] を使用することで、下記一覧(アプリでプリセットされている)のSPI Flashへの書き込みが可能です。アプリ内でカスタム設定を行うことで上記以外のデバイスの制御も可能と なりますので、制御デバイスの仕様と [REX-USB61-EEPROM ユーザーズマニュアル]の第2章をご参照ください。
メーカー:ISSI
IS25LQ025B/IS25LQ512B/IS25LQ010B/IS25LQ020B/IS25LQ040B/IS25LQ080B/IS25LQ016B/
IS25LQ032B/IS25LP064B/IS25LP128Bメーカー:[SPANSION
S25FL032P/S25FL064P/S25FL129Pメーカー:winbond
W25M512JV
W25Q20CL/W25Q40CL/W25Q16CL/W25Q32BV/W25Q64CV/W25Q128BV/W25Q256FV/
- EEPROM書き込みプログラム(EEPROMProg.exe)で電源供給設定を「なし」に設定する方法を教えてください
- EEPROMProg.iniファイルを開き、[Application]セクションに USB61PowerCtrl=1を追加してください。
- クロックストレッチに対応していますか?
- 本製品はクロックストレッチには未対応です。 REX-USB61mk2はクロックストレッチに対応しています。
● 保守サポートについて ●
- 修理およびサポートの窓口は?
- 【お問い合わせ窓口】
電話でのお問い合わせはI&Lサポート専用ダイヤル
TEL 大阪 06-6633-6741(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
をご利用ください。
E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
・E-MAIL:サポートセンター宛メール
・FAX:06-6633-8285
【修理依頼について】
修理の受付手順等、詳細については下記リンクからご確認ください。
・修理受付と窓口のご案内
【修理およびサポートの提供期間について】
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。
- 海外でのサポートは?
- 本製品は日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。
海外へ輸出される場合は、経済産業省が発行する輸出貿易管理令の該非判定用パラメータシートを発行させていただきます。 非該当証明書申請フォームよりお手続きください。
- アプリケーションの開発依頼は、受けてもらえるのですか?
- お受けしております。最初にお客様からの要求仕様をお聞きして、受託開発可否の検討させて頂きます。お引き受け可能と判断した場合は、お客様仕様での必要工数を算出し、お見積りをご提示させて頂きます。
ご依頼の際は、 受託開発相談フォームよりお申込ください。⇒ 受託開発ご相談フォーム