■酒造品温モニタリングシステム もろみ日誌 |
酒造り3工程(麹・酒母・もろみ)に特化したシステムで酒造り業務を支援します
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特徴
1. 自動で品温を計測、監視する酒造り3工程の品温をいつでもどこでも把握
タンクごとに取り付けたセンサーで品温を定期的に計測し、パソコンやスマホから確認。スマホからは現在の品温も測定できますので、どこにいても品温の確認がおこなえます。もろみと酒母は1時間毎、製麹では2点計測センサー(防水型)を使用して10分毎に自動計測、現場の負担を軽減します。品温が指定の範囲を超えたらスマホにおしらせ
パソコンで日々の品温範囲を指定。範囲を超えると担当者のスマホに通知が届きます。ひんぱんに品温を確認しなくても、変化に気づくことができます。2. パソコンに記録する品温と室温を自動で記録
指定した時刻に、品温と室温を自動入力。蔵を回って記録する手間が省けます。
1点計測/2点計測が選択可能
2本のセンサーを搭載した2点計測品温センサーでは、2点同時に品温を計測し、記録することが可能です。さらにもろみと酒母の場合は2点の平均値を自動で算出し、事績データとして記録します。
櫂入れ後ボタンを押して品温を記録
もろみと酒母では、櫂入れ後にセンサーの手動計測ボタンを押すと、そのときの品温を計測してパソコンに転送します。手書きによる記録は必要ありません。 スマホで撮った状ぼう写真を記録
もろみの状態をスマホのアプリで撮影。泡の状態(筋泡〜地)とあわせてパソコンに転送します。分析値(ボーメやアルコール)も手入力で一括管理
ボーメ度、アルコール度、酸度などの関連データは手入力し、もろみ日誌でまとめて管理します。もろみや酒母造りをデータベース化して会社の資産とし、次の世代に継承します。バックアップでもしものときも安心
データは毎日、外付けのディスクに自動でバックアップ。ハードディスクが壊れたりパソコンを買い換えたときも、引き続き運用できて安心です。災害などに備え、週1回クラウドへのバックアップもおこなえます。 3. グラフをみる、比較する3工程で関連グラフを表示、BMD・AB直線の目標設定も可能
グラフは仕込みごとに表示。もろみ造りのBMDは、入力データから自動で算出します。もと造りでは、生もとや山廃もと、速醸もと造りの品温管理を支援します。もろみ仕込みでは、理想のBMD曲線やAB直線を目標値として入力すると、 進行中の仕込みと同じグラフ上に表示します。グラフでダイレクトに比較ができ、確認しながらお酒造りを進められます。 過去の事績とグラフ比較が可能
出来のよかった過去の仕込みデータを、今の仕込みに活用します。あらかじめ過去の仕込みデータを入力しておき、仕込み中のデータとグラフ比較をおこないます。もろみ造りではBMDと品温、もと造りでは品温を表示します。4. 帳票を印刷する酒税法の記帳対応の帳票に印刷
帳票にもろみ日誌のデータを適用して、作成を省力化。記帳項目を入力することで、酒税法の記帳事項に対応した帳票を印刷することが可能です。
もろみの帳票では製造歩合を自動で算出必要な項目が入力されていれば、製造歩合は自動で算出します。5. 自由度の高い無線接続、安心のバックアップ体制蔵と事務所をワイヤレスで接続パソコンと品温センサーの間は無線で通信をおこないます。パソコン−品温センサー間の距離は、中継器を使用する場合は最大1km(見通し)。蔵と事務所が離れていても、ケーブルの敷設なしに導入がおこなえます。センサーは単三乾電池3本で駆動。コンセントの位置や数を気にせず設置できます。交換は3ヶ月に1回程度で、電池残量はアプリで確認できます。 3工程で使える、2点計測品温センサー 1台で2箇所の品温計測が可能。もろみ、酒母では、同時に2点の平均値の記録もおこないます。完全防水設計で、湿度の高い麹室でも安心して使えます。 同時に使用できるセンサー数は最大30台 ホストアダプターを2個使用し、品温センサーと最大30台まで接続可能。タンク数が多い、酒母ともろみの同時使用など、多くの計測が必要な蔵でも運用いただけます。 無線通信を安定化するモノポールアンテナ採用 外部アンテナを採用したホストアダプターと中継器で、従来に比べて電波の受信環境が改善。パソコンとセンサーの間の距離は、見通し最大500mから1kmに拡大しました。 導入・運用をバックアップ本システムは、IoT製品開発実績のあるラトックシステムが開発し、酒造業界に多くのシステム納入とサポート実績があるハートコンピューターが販売いたします。導入の際は技術者がお客様のもとに伺い、本製品の設置およびパソコンへのインストールとアプリの各種設定をおこないます。(技術者による設置・セットアップは有償になります)また、開発をおこなう当社とは現場のお客様の声を共有し「もろみ日誌」を向上・改善しています。
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