パソコン&スマートフォン快適化談話(パソコン編)
第4章 好みの外付けドライブは手作りで
〜ドライブケース〜
内蔵ドライブが外付けドライブに変身
いろんなメーカーの光学ドライブを調べて機種は決まったんですけど、外付けタイプがでてなくてガッカリしているんです。 |
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せっかくフロントベイのあるパソコンを持っているんだから、内蔵タイプのドライブにすれば?ドライブのバリエーションも豊富だし、価格も外付けにくらべて随分安いし。 | ||||||||||||||
内蔵タイプだと、ノートパソコンとドライブの共有ができないから困るんです。 | ||||||||||||||
それなら内蔵ドライブを外付けドライブにしてしまおう!SATAを外付けに適した規格に変換するケースがあれば、内蔵ドライブを外付けドライブにすることが可能なんだ。 | ||||||||||||||
外付けに適した規格って、何が用意されているんですか? | ||||||||||||||
主流の外付けインターフェイスといえばUSB。USB3.0接続の5インチドライブ対応ケースなら、12倍速以上のブルーレイディスクでも、高速書き込みができる。 | ||||||||||||||
USBならほとんどのパソコンについているから、手軽に使い回しができますね!USB3.0なら、最新の高速ドライブにも対応できるし。 | ||||||||||||||
パソコンにeSATAポートがあるなら、SATAネイティブで転送できる、eSATA対応のドライブケースもあるよ。 | ||||||||||||||
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5インチドライブって、結構大きいですね。早速、パソコンまわりに設置場所を確保しないと…。 | ||||||||||||||
それなら、縦置きにするといいよ。あと、複数台のケースを使うなら、積み重ねることもできる。 |
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外付けのリムーバブルケースとも、積み重ねられるんですね。 |
外付けドライブを組み立てよう
ところで、これって自分で組み立てるんですよね。なんだか難しそうですけど、機械オンチのわたしにもできるでしょうか。 | ||||||||||
難しいテクニックはいらないから、初心者でもすぐできるよ。意外と力いらずで部品も少ないんだ。 このケースは奥行きのあるゆったり設計だから、パソコンの5インチベイに収まりきらない大きめドライブでもすっぽりと収まるよ。 | ||||||||||
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ケース内部の接続ケーブルは、SATAと電源のみ。コネクタは逆差しできない形状をしているから、挿し間違えの心配はないよ。 | ||||||||||
接続ケーブルの種類は少ないし、使う道具はドライバーだけだし、これならわたしにもできそうです。 |
CDリッピングには制振強化モデル
音楽CDの資産をデータとして残すため、なるべくいい条件でリッピングしておきたい、と思っているユーザーに話題の特別なドライブケースもあるんだ。 | |||||||
そのドライブケースって、通常のモデルと何が違うんですか? | |||||||
リッピングの際には、ドライブ駆動とディスクの回転による振動が音楽データの音質に影響を与えるとされている。そこで、リッピング用ドライブケースではその振動を抑える工夫がこらされているんだ。 | |||||||
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見た目には、あまり違いがわからないですが…。 | |||||||
実はケースのスリーブにズッシリとした鋼板が使用され、重みでドライブの振動を低減している。なんとドライブケースだけで3kgあるからね。 ケース内部には内蔵ドライブを密着させるセル構造ウレタンシートを貼り付けていて、「地に足のついた」駆動を可能にしているよ。 |
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微細な振動の抑制にもこだわる、職人の世界ですね。 | |||||||
違いの度合いに関わらず、オーディオファンとしては自分ができうる最高の状態で音楽を残しておきたい、という思いがあるからね。 音質にこだわるCDドライブやリッピングソフトも存在する。例えば、通販サイトではオーディオユーザーに定評あるパイオニア製ドライブとのセットが人気のようだよ。 ⇒RP-EC5-U3AI+Pioneer製ドライブ「BDR-S09J-X」セット |
第5章 ハードディスクを入れ替えてどんどん保存 >>
※このページに掲載している内容は、2016年7月現在の情報です。