RAIDでバックアップと復旧の労力を最小限に
RAID(レイド)は、複数HDDを1台のHDDとして使用することができる技術です。ひとつのデータを複数のHDDに同時に書き込むモードや、複数HDDへ分散して書き込むことで高速化を実現するモードなど、さまざまなモードから目的に応じて選択します。バックアップに便利なのは、パソコンからデータを保存するとき、複数のディスクに同じデータを同時に書き込む"RAID1(ミラーリング)"モードです。いつもどおりデータ保存するだけで自動的にバックアップがおこなわれるので、日常的にバックアップの操作をする必要はありません。
ハードウェア障害が生じたときの復旧も、手間いらず。破損ディスクを正常なものに入れ替えれば、自動的に正常なディスクからバックアップディスクを復元するリビルドが実行されます。障害復旧動作中(リビルド実行中)もディスクにアクセスできます。
■参考■ いろいろあるRAIDモード |
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RAID1(ミラーリング)以外にも、RAIDには複数ディスクで高速化や大容量化などをおこなえるモードがあります。HDD 2台で使用できるRAIDモードの機能と特徴は以下のとおりです。
「高速性」はディスクアクセスの速さで、2台のHDDへの読み書きを同時におこないます。「信頼性」はHDD障害が発生したときデータをどれだけ守れるかであり、バックアップの働きをもつRAID1モードでは高くなります。「使用効率」は実質どれだけのデータを保存できるかで、HDDを2台使用して1台分のデータ容量しか保存できないRAID1モードでは低くなります。 |
異なるドライブ間でフォルダの同期がとれる「SyncToy」
マイクロソフト社が提供する「SyncToy」(シンクトイ)は、Windows 7対応のフォルダ同期ツールです。例えば、内蔵ハードディスクと外付けハードディスクでデータを同期したい場合などに便利です。設定、運用は簡単。コピーによるバックアップが面倒と感じているなら、フォルダの同期に置き換えてみてはいかがでしょう。
Microsoft社のサイトからSyncToyをダウンロード
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=15155
データのバックアップに最適!ラトックのUSB接続RAIDケース | |
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