56K Modem PCIボード
REX-PCI56C(FAQ) 2007-04-19版
- 製品仕様について(REX-PCI56C製品紹介のページへ)
- よくある質問
- トラブルシューティング
- WindowsVistaの質問
- WindowsXPの質問
- Windows2000の質問
- Linuxの質問
- 技術的内容(仕様)について
- 保守サポートに関して
● よくある質問 ●
Q スピーカーからのモデム認識音を小さくしたいのですが?
-
<Windows Vistaの場合>
- [スタート]−[コンピュータ]を開き、コマンドバーから [システムのプロパティ]をクリックし、タスクの[デバイスマネージャ]をクリックします。
- 「モデム」をダブルクリックし、「In-Build CX11252 modem」のプロパティを開きます。
- 音量を「OFF」に設定します。
<Windows XPの場合>
- [スタート]−[コントロールパネル]を開き、([パフォーマンスとメンテナンス]−)[システム]−[ハードウェア]タグから[デバイスマネージャ]を開きます。
- 「モデム」をダブルクリックし、「Generic SoftK56」のプロパティを開きます。
(WindowsXP ServicePack2の場合「SoftV92 Data Fax Modem」と認識します。) - 音量を「OFF」に設定します。
<Windows 2000の場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」−「システム」を開きます。
- 「ハードウェア」をクリックし、「デバイスマネージャ」を開きます。
- 「モデム」に登録されている「SoftK56 Data Fax」をダブルクリックします。
- 音量を「OFF」に設定します。
<Windows Meの場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」−「モデム」を開きます。
- 「SoftK56 Data Fax」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。
- 音量を「OFF」に設定します。
<Windows 98SEの場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」を開きます。
- 「システム」をダブルクリックし、「デバイスマネージャ」を開きます。
- 「モデム」に登録されている「PCI SoftV92 Data Fax Modem」のプロパティを開きます。
- 音量を「OFF」に設定します。
同様の場合、
<Windows Vistaの場合>
プロパティ画面の「詳細設定」タグをクリックし、追加の初期化コマンド欄に「ATM0(ゼロ)」と記述します。
<Windows 2000 / XPの場合>
プロパティ画面の「詳細設定」タグをクリックし、追加設定項目に「ATM0(ゼロ)」と記述します。
<Windows 98SE / Meの場合>
プロパティ画面の「接続」タグをクリック、「詳細」ボタンをクリックし、 追加設定項目に「ATM0(ゼロ)」と記述します。
- 本製品はOSにより異なる名称で登録されます。REX-PCI56Cと登録されなくても問題はございません。
Windows Vista In-Build CX11252 modem Windows XP ServicePack2 SoftV92 Data Fax Modem Windows XP
Windows XP ServicePack1Generic SoftK56 Windows 2000 SoftK56 Data Fax Windows Me SoftK56 Data Fax Windows 98SE PCI SoftV92 Data Fax Modem
Q REX-PCI56CとADSLは、同時に使用可能ですか?
- 可能です。ただしADSLモデムの形態や使用状況によりモデムボードを接続する場所が異なります。下記を参考ください。
Q ハイパーターミナルがありませんが、どのように追加するのですか?
- <追加方法>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」を開きます。
- 「アプリケーションの追加と削除」アイコンをダブルクリックし、「Windowsファイル」タグをクリックします。
- 「通信」をダブルクリックします。
- 「ハイパーターミナル」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
● トラブルシューティング ●
Q ボードを挿入してパソコンを起動しても「新しいハードウェア...」の画面が表示されません?
- 原因として
- 既に何かのデバイスとして認識している
- PCIスロットの挿入が不完全(浮いている)
- REX-PCI56Cの不具合
- PCIスロットの不具合
そこで、
<Windows Vistaの場合>
- [スタート]−[コンピュータ]を開き、コマンドバーから[システムのプロパティ]をクリックし、タスクの[デバイスマネージャ]をクリックします。
- 「?その他のデバイス」に「PCI Communication Device」(あるいは「PCI シンプル通信コントローラ」)が登録されていないかご確認ください。
<Windows 2000 / XPの場合>
- 「スタート」(−「設定」)−「コントロールパネル」−「システム」を開きます。
- 「ハードウェア」をクリックし、「デバイスマネージャ」を開きます。
- 「?その他のデバイス」に「PCI Communication Device」(あるいは「PCI シンプル通信コントローラ」)が登録されていないかご確認ください。
<Windows 98SE / Meの場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」を開きます。
- 「システム」をダブルクリックし、「デバイスマネージャ」を開きます。
- 「?その他のデバイス」に「PCI Communication Device」が登録されていないかご確認ください。
表示されている場合は、「PCI Communication Device」(あるいは「PCI シンプル通信コントローラ」)を削除し、パソコンを再起動してご確認ください。
表示されていない場合は、PCIスロットを変更しても同様かご確認ください。 - 既に何かのデバイスとして認識している
- 以下の点を設定しても同様かご確認ください。
(1)
<Windows Vistaの場合>
- [スタート]−[コンピュータ]を開き、コマンドバーから[システムのプロパティ]をクリックし、タスクの[デバイスマネージャ]をクリックします。
- 「モデム」に登録されている「In-Build CX11252 modem」をダブルクリックします。
- プロパティ画面の「モデム」タグをクリックし、「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外します。
<Windows XPの場合>
- 「スタート」−「コントロールパネル」−「システム」を開きます。
- 「ハードウェア」をクリックし、「デバイスマネージャ」を開きます。
- 「モデム」に登録されている「Generic SoftK56」をダブルクリックします。
(WindowsXP ServicePack2の場合「SoftV92 Data Fax Modem」と認識します。) - プロパティ画面の「モデム」タグをクリックし、「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外します。
<Windows 2000の場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」−「システム」を開きます。
- 「ハードウェア」をクリックし、「デバイスマネージャ」を開きます。
- 「モデム」に登録されている「SoftK56 Data Fax」をダブルクリックします。
- プロパティ画面の「モデム」タグをクリックし、「発信音を待ってからダイヤルする」のチェックを外します。
<Windows Meの場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」−「モデム」を開きます。
- 「SoftK56 Data Fax」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。
- プロパティ画面の「接続」タグをクリックし、「トーンを待ってからダイヤルする」のチェックを外します。
<Windows 98SEの場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」を開きます。
- 「システム」をダブルクリックし、「デバイスマネージャ」を開きます。
- 「モデム」に登録されている「PCI SoftV92 Data Fax Modem」のプロパティを開きます。
- 「接続」タグをクリックし、「トーンを待ってからダイヤルする」のチェックを外します。
同様の場合
<Windows Vistaの場合>
プロパティ画面の「詳細設定」タグをクリックし、追加の初期化コマンド欄に「ATX3」と記述します。
<Windows 2000 / XPの場合>
「詳細設定」タグをクリックし、追加設定項目に「ATX3」と記述します。
<Windows 98SE / Meの場合>
「詳細」ボタンをクリックし、追加設定項目に「ATX3」と記述します。
(2) PBX(構内交換機)等を使用している場合
<Windows Vistaの場合>
- [スタート]−[コントロールパネル]を開きます。
※クラッシック表示させます。 - [電話とモデムのオプション]をダブルクリックし、「編集」ボタンをクリックします。
- 市内、市外に「0,(ゼロコンマ)」(あるいは「0(ゼロ)」)を追加してください。
<Windows 2000 / XPの場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」を開きます。
- 「電話とモデムのオプション」をダブルクリックし、「編集」ボタンをクリックします。
- 市内、市外に「0,(ゼロコンマ)」(あるいは「0(ゼロ)」)を追加してください。
<Windows 98SE / Meの場合>
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」を開きます。
- 「モデム」をダブルクリックし、「ダイヤルのプロパティ」ボタンをクリックします。
- 市内、市外に「0,(ゼロコンマ)」(あるいは「0(ゼロ)」)を追加してください。
接続するソフトウェア(例えばハイパーターミナルなど)の設定にてモデムのプロパティを開き、上記(1)と同様の設定を行ってください。 また以前に他のモデムなどで、既に接続する設定を行っている場合、新規に作成して頂いても同様かご確認ください。
- 通信テストを行ったとき、正常にATコマンドが返答されない場合、以下の設定を行っても同様かご確認ください。
- 他にソフトウェアが起動している(特にモデム(COMポート)を使用する)場合、そのソフトウェアを終了します。
- コントロールパネルの「モデム」のプロパティにてREX-PCI56C以外のモデムが登録されている場合、その他のモデムを削除します。
- ドライバを削除し、再インストールを行ってください。
- PCIスロットを変更してください。
- パソコン本体のシリアルポートを使用不可(Disable)に設定してください。
(可能な場合。設定方法はパソコンのマニュアルを参照してください。)
- 他にソフトウェアが起動している(特にモデム(COMポート)を使用する)場合、そのソフトウェアを終了します。
Q 「Windows保護エラー」が発生し起動しません?
(1)
「ハイパーターミナル」や「ダイヤルアップネットワーク」で発信すると、パソコンがリセットする場合や、「Windows保護エラー」が発生する場合、他のデバイス(サウンドボードなど)と同じ割り込み(IRQ)を使用している可能性があります。
- パソコン側のBIOSで各PCIスロットのリソースを設定する
- PCIスロットを変更する
(2)
以前に他のモデムを使用されている場合、そのドライバと競合している可能性があります。一旦REX-PCI56Cのドライバを削除した後、同様に以前のモデムのドライバも削除してください。その上で再度REX-PCI56Cのドライバをインストールしてください。
● Windows Vistaの質問 ●
Q 装着してもウィザードが起動しません?
- Windows Vistaでは、OS標準のドライバで動作します。製品添付のCD-ROMは使用する必要はありません。
パソコンに製品を装着しWindows Vistaを起動すると、画面にウィザードは表示されずに自動で認識しインストールされます。 [スタート]−[コントロールパネル]−「電話とモデムのオプション」−「モデム」画面では「In-Build CX11252 modem」として認識されます。
Q 「パルス」で設定しているが、トーン音が鳴り、接続できません?
- 「パルス」に設定しているにもかかわらず、トーン音がして接続できない場合は、以下の設定をおこないご確認ください。
- 「スタート」−「接続先」を選択します。
- 設定する名称(通常「ダイヤルアップ接続」)を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- 画面が表示されます。「ダイヤル情報を使う」にチェックを入れ、市外局番を入力してください。
- [OK]ボタンをクリックします。接続可能かご確認ください。
● WindowsXPの質問 ●
Q 添付CD-ROMの中にWindowsXP用ドライバがありません?
Q 装着してもウィザードが起動しません?
- Windows XPでは、OS標準のドライバで動作します。
製品添付のCD-ROMは使用する必要はありません。
パソコンに製品を装着しWindowsXPを起動すると、画面にウィザードは表示されずに自動で認識しインストールされます。
[スタート]−[コントロールパネル](−[プリンタとその他のハードウェア])−「電話とモデムのオプション」−「モデム」画面では「Generic SoftK56」として認識されます。
WindowsXP ServicePack2の場合「SoftV92 Data Fax Modem」と認識します。
※パソコンにより名称が異なる場合があります。
Q 「パルス」で設定しているが、トーン音が鳴り、接続できません?
- 「パルス」に設定しているにもかかわらず、トーン音がして接続できない場合は、以下の設定を行いご確認ください。
- 「スタート」−(「設定」−)「コントロールパネル」−「インターネットオプション」を選択します。
- プロパティ画面の「接続」タグをクリックします。
- 「ダイヤルアップと仮想プライベートネットワークの設定」から設定する名称を選択し、[設定]をクリックします。
- 「xxxの設定(xxxは選択した名称)」画面が表示されます。[プロパティ]をクリックします。
- 「xxxプロパティ(xxxは選択した名称)」画面が表示されます。「電話番号」の「ダイヤル情報を使う」にチェックを入れ、市外局番を入力してください。
- 各画面にて[OK]ボタンをクリックし、終了します。接続可能かご確認ください。
- Windows XP + SP2環境において、一部のターミナルアダプタで本現象が発生することを確認しています。(弊社確認ターミナルアダプタ:NTT INSメイト V-30)
現在、回避方法を調査中ですので、お手数ですが、サポートセンター宛メールにてご連絡をお願いします。
● Windows2000の質問 ●
Q 接続時に表示される右下のバルーン内の通信速度が、DTE速度と思われる「115,200bps」となってます。DCE速度(最高で56kbps)を表示させたいのですが?
- Windows 2000では、OS側の仕様によりDTE速度(パソコンとモデム間の速度)が表示されます。 「ServicePack1」以上にアップすることによりDCE速度(回線上の速度)が表示されることを確認しております。
Q 「パルス」で設定しているが、トーン音が鳴り、接続できません?
- 「パルス」に設定しているにもかかわらず、トーン音がして接続できない場合は、以下の設定を行いご確認ください。
- 「スタート」−(「設定」−)「コントロールパネル」−「インターネットオプション」を選択します。
- プロパティ画面の「接続」タグをクリックします。
- 「ダイヤルアップと仮想プライベートネットワークの設定」から設定する名称を選択し、[設定]をクリックします。
- 「xxxの設定(xxxは選択した名称)」画面が表示されます。[プロパティ]をクリックします。
- 「xxxプロパティ(xxxは選択した名称)」画面が表示されます。「電話番号」の「ダイヤル情報を使う」にチェックを入れ、市外局番を入力してください。
- 各画面にて[OK]ボタンをクリックし、終了します。接続可能かご確認ください。
● Linuxの質問 ●
Q Linuxに関する情報は?
- Linuxに関しての情報は「Linux情報」サイトにございます。
以下を参照ください。
>> Linuxディストリビューション別動作確認情報
>> Linux FAQ
● 技術的内容(仕様)について ●
Q 対応OSは?
- 以下の通りです。
- Windows Vista
- Windows XP
- Windows 2000
- Windows Me (Millennium Edition)
- Windows 98SecondEdition
Q 接続可能な回線は?
- アナログ一般公衆回線、ISDNのアナログポートです。
ボタン電話、ビジネスフォン、ホームテレフォン、家庭用キーテレフォン、PBX (構内交換機) 等に接続する場合は装置メーカや保守会社にご相談ください。
アナログ携帯電話、デジタル携帯電話、PHS、ビジネスフォン、ISDN、専用線ではご使用頂けません
Q 通信速度は?
- 56000(受信のみ) / 48000 / 33600 / 31200 / 28800 / 14400 / 12000 /
9600 / 7200 / 4800 / 2400 / 1200 / 300 bps
※環境(回線品質、回線状況)によっては、DCE速度が56Kbpsで接続できない事があります。
※接続先が「K56flex」方式もしくは「V.90」「V.92」以外の場合は、33.6Kbps以上の速度で接続できません。
※「V.92」で通信するには、プロバイダ側が「V.92」に対応している必要があります。
※モデムに通信機器(電話機、Fax)をつけていた場合や、電話線を分岐器で分配した場合は通信速度が遅くなる場合があります。これらをはずして、接続してください。
Q ISDNのアナログポートで接続可能ですか?
- 可能です。
但しターミナルアダプタには、一つのアナログポートに1台のアナログ機器しか接続できないものがあります。 また+48V給電のないターミナルアダプタではご利用頂けません。
仕様に関してはターミナルアダプタの説明書をご確認頂くか、ターミナルアダプタのメーカ様にお問い合わせください。
Q 使用可能なFAXソフトは?
- Class 1対応のFAXソフトで使用可能です。
弊社動作確認済みFAXソフト
- メガソフト STARFAX2004、STARFAX Personal
- コムユース 信乃助 Lafax、信乃助 PROシリーズ
Class 2のみ対応のFAXソフトウェアは使用できません。
Q サーバーからのコールバックが出来ますか?
- 残念ながら行うことは出来ません。
Q REX-PCI56Cを2枚同時に使用可能ですか?
- Windowsの2枚同時使用には対応しておりません。
Linuxで2枚同時使用が可能です。ただしLinuxant Driver(弊社オンラインユーザ登録サイトにて2005年11月現在のバージョンをダウンロード可能です)が必要です。 詳細は、REX-PCI56C製品情報をご確認ください。
Q 海外で使用可能ですか?
- 日本国内向けにローカライズされているため、海外での使用はサポートされていません。
Q ATコマンドが知りたいのですが?
- ATコマンド・Sレジスタ・リザルトコード一覧表を、ATCOMMAND.TXTファイルにて用意しています。ご参照ください。
- 一部のパソコンで現象が発生することを確認しております。
BIOSのPower Management関連の設定変更により回避可能な場合がございます。
以下に一例を挙げますが、BIOSの画面や設定項目はパソコン/マザーボードにより異なります。詳細は弊社ではわかりかねますので、パソコン/マザーボードのマニュアルを参照いただくか、あるいはパソコン/マザーボードメーカにお問い合わせください。
<例> AMI BIOSの場合
[Power]−[APM Configuration]画面にて 「Resume on PME#」を「Disable」に設定
● 保守サポートに関して ●
Q 修理およびサポートの窓口は?
- 電話でのお問い合わせはラトックシステムサポートセンター
TEL 大阪 06-7670-5061 東京 03-5847-7604(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
をご利用ください。
E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
・E-MAIL:サポートセンター宛メール
・FAX:06-7670-5069
修理依頼
・修理受付と窓口のご案内
※修理およびサポートの提供期間について
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。
Q 海外でのサポートは?
- 本製品は、日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。
Q ユーザーズマニュアルを紛失したので入手したいのですが?
- 弊社ホームページにてマニュアルのPDFファイルを公開しております。