Ultra SCSI PCIボード
REX−PCI30/REX−PCI30L(FAQ) 2006-11-08版
● Windows2000トラブルシューティング ●
Q スキャナソフトを起動すると、スキャナを検出できないというエラーが表示されて使用できません。デバイスマネージャから確認するとスキャナは認識できています。
- スキャナのソフトウェアによっては、32bit版ASPIマネージャが必要な場合があります。インストールされていない場合は、Windows2000/NT4.0用 32bit版ASPIマネージャをダウンロードしてインストールしてください。
Q Windows2000をCDブートにてインストールできますか?
- 可能です。
Windows2000をCDブートにてインストールする場合、以下の手順で行ってください。
- Windows2000のCD-ROMをセットして、パソコンを起動します。
- Press any key to boot from CD..と表示されますので、何かキーを押します。
- Windows2000のセットアップが開始されます。
- REX-PCI30が自動的にAdvansys SCSI Host Adapterとして認識され、インストールが開始されます。
- Windows2000のCD-ROMをセットして、パソコンを起動します。
Q ラトック製WNASPI32.DLLをインストールすると、CD-Rライティングソフトが正しく動作いたしません。
- ラトック製WNASPI32.DLLはスキャナにのみ対応しています。CD-Rライティングソフトウェアに対応していませんので、CD-Rとスキャナをご使用になる場合は、ラトック製WNASPI32.DLLをアンインストールし、CD-Rライティングソフトウェアに含まれるWNASPI32.DLLをご使用ください。
アンインストールは、[コントロールパネル]-[アプリケーションの追加と削除]から行ってください。
Q Windows2000上からMOを新規フォーマットすると、[フォーマットが完了できませんでした。]と表示されて、正しくフォーマットされません。
- Windows2000はMOのスーパーFD形式のフォーマットをサポートしていない為、Windows95/98などでフォーマットされたMOを再フォーマットする場合は、REXSCSIユーティリティのフォーマットユーティリティにてフォーマットしてください。
Q ORBツールを使用すると、SCSIホストアダプタが見つけられません。
- ORBツールの使用方法についてを参照ください。
● WindowsMe/98/95共通トラブルシューティング ●
Q REXSCSIユーティリティの[フォーマットユーティリティ]起動をしても[デバイスを見つけることができませんでした]と表示されそれ以上進めません。
どうすればよいでしょうか?
- REX-PCI30にフォーマット可能なSCSI機器(ハードディスクやMOドライブ、ZIPドライブなど)が接続されていない場合はこのように表示されます。
接続されているSCSI機器がフォーマット不可能なもの(スキャナやCD-ROM、CD-R、DVD-RAMなど)の場合にこのメッセージが表示されても問題ありません。
これで正常動作です。
Q REXSCSIユーティリティの[SCSI機器接続確認]を起動すると、ホストアダプタのところに(HA:0)REXPCI30ではなく(HA:0)ESDI_506と表示されますが?
- パソコンによっては(HA:0)ESDI_506と表示される場合があります。
(HA:0)ESDI_506をクリックして(HA:1)REXPCI30に変更できれば問題ありません。
変更できない場合は、以下のことを確認してください。
- REX-PCI30のドライバがSCSIコントローラに正しく登録されているかどうか
- SCSIケーブルが正しく接続されているか
- SCSI機器の電源が入っているか
- SCSIバスの終端となる機器にターミネータの設定がされているか
Q 起動中に[EMM386 not installed-unable to set page frame base address]というメッセージが出て、何かキーを押さなければ先に進めなくなります。
このメッセージを表示させなくするにはどうすればよいでしょう?
- IBMのAptivaシリーズやCOMPAQのPRESARIOシリーズなどで起こります。
パソコン本体のマザーボードリソースなどとREX-PCI30のSCSI BIOSが登録されることにより、EMM386(拡張メモリマネージャ)の使用できる領域がなくなるために表示されます。
以下の方法でEMM386を使用不可にするか、ページフレームの範囲を変更してください。
- Windowsを起動して、[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。
- 名前の中に[SYSEDIT]と入力して[OK]を押します。
- システムエディタが起動しますので、CONFIG.SYSファイルを選択して、下記のように編集します。
- * 拡張メモリマネージャを使用不可にする場合
- DEVICE=EMM386.EXE RAM
→DEVICE=EMM386.EXE /NOEMS に変更する。
- * ページフレームを変更する場合
- DEVICE=EMM386.EXE RAM
→DEVICE=EMM386.EXE RAM FRAME=D000に変更する。
※ ページフレームを変更しても起動時にエラーが出る場合は、FRAME=D000の値をFRAME=E000などに変更してください。
※ 尚、MS-DOS用の拡張メモリマネージャを使用したアプリケーションを使用する場合、MS-DOS/Windows3.1トラブルシューティングに詳細な内容を書いていますので、こちらを参照ください。
Q NikonのCool ScanVを接続していますが、画像の取り込みを行うと、[スキャナの準備ができていません]と表示されますが?
- REX-PCI30添付のセットアップディスクのラベルが1998年4月1日のものに含まれるドライバに限り、このようなエラーとなります。(ドライバ REXPCI30.MPDのバージョンは、2.9A-R01)
該当する場合は、最新ドライバをダウンロードしてドライバを更新してください。
Q MOディスク上のTIFFファイルを読み出すと、表示されるデータにノイズが入る場合があります。
- 640MBおよび1.3GBのMOメディア上のTIFFファイルを読み出した場合に起こります。 FUJITSU製のMOドライブをご使用されている場合は、FUJITSU MOソリュージョンのホームページから●SCSI MOユーティリティ をダウンロードしてインストールしてください。
その他のメーカー製のMOドライブを使用されている場合は、各MOのメーカー様に対応方法をお問い合わせください。
Q ORBツールを使用すると、SCSIホストアダプタが見つけられません。
- ORBツールの使用方法についてを参照ください。
Q Drive Imageを使用してバックアップを取ることは可能でしょうか?
- 可能です。
Drive Imageの使用方法についてをご参照ください。
● WindowsMe/98トラブルシューティング ●
Q デバイスマネージャ上で見ると、REX-PCI30がAdvanSys SCSI PCI Host Adpapterとして認識されていますがこのままでいいのでしょうか?
- そのままでも動作することがありますが、REX-PCI30の一部の機能が使用できなくなったり、SCSI機器によっては正しく動作しないことがございますので、ドライバはREX-PCI30のものをご使用ください。
Windows98/98SEでのドライバの更新方法は以下のとおりです。
- コントロールパネルのシステムを開きます。
- SCSIコントローラをダブルクリックし、[AdvanSys PCI SCSI Host Adapter]と表示されていることを確認します。 [プロパティ]を表示します。
- ドライバのタグを表示します。 [ドライバの更新]を押します。
- [デバイスドライバの登録ウィザード]が実行されます。
- 検索方法の選択で、[さらに適したドライバを検索する(推奨)]を選択します。
- 検索する場所に対して、REX-PCI30のセットアップディスクをセットして[□ フロッピ-ディスク]を選択します。
- [Ultra SCSI PCI Card REX PCI30]の発見メッセージが表示されます。
- 読み込み元のドライバの確認で[A:\REXPCI30.INF]になっていることを確認します。
- 完了のメッセージが表示されます。セットアップディスクを抜いてシステム再起動してください。
Q WindowsMe/98にアップグレードすると、それまで使用できていたMOをつなぐとハングアップします。
- REX-PCI30にFUJITSU製のMOドライブM2512A、M2513Aを採用しているドライブを接続した場合に起こります。
Fujitsu MO(M2512A,M2513A)を接続している場合を参照して、ドライバの更新もしくは転送速度の変更を行ってください。
Q スキャナソフトで画像の取り込みを行うと、[スキャナの準備が出来ていません]と表示されます。
ただし、デバイスマネージャやREXSCSIユーティリティのSCSI機器接続確認では認識できています。
- [コントロールパネル]-[スキャナやカメラ]にスキャナ名が複数登録されている場合に起こります。
一度、登録されている全てのスキャナを削除し再度登録してください。
Q PC-9821シリーズでREX-PCI30に接続されたハードディスクにWindows98が上手くインストールできませんが?
- Q PC-9821シリーズでREX-PCI30に接続されたハードディスクにWindows98をインストールする場合、SCSI BIOS Ver 1.15以前のものでは正常にインストールができません。
インストール中にリセットがかかったり、ハングアップします。
.PC-9821でREX-PCI30に接続されたHDにWindows98をインストールする場合を参照して、SCSI BIOSのアップデートを行ってください。
Q デバイスマネージャでREX-PCI30に[!]がついて使用できません。
パソコンは、VIA社製チップセット(VP2、VP3、MVP3等)搭載のマザーボードを使用しています。
- VIA社のサイトに、Windows98用のVIA IRQルーティングミニポートドライバファイルが公開されていますので、ダウンロードしてインストールしてください。
弊社で確認している、VIA社製のチップセットを搭載しているマザーボードは以下のとおりです。
FREEWAY FW-TI5VGF Aopen AX59Pro Servex SV-119 Epox EP-MVP3G-M、EP-51MVP3E-M、EP-58MVP3C-M、EP-5BVP3A、P55-VP3 TMC TI5VG+、AI5VG+、TI5VG、AI5VG FIC VA-503+、PA-2012、PA-2013 SOYO SY-5EH、SY-5EH5、SY-5EMA
● Windows95トラブルシューティング ●
Q SCSI デバイスに登録されず、その他のデバイスにPCI SCSI BUS Controllerとして登録されてしまいました。
まだ、ドライバは読み込んでいません。
- 以下の手順でドライバの再インストールを行ってください。
- その他のデバイスの中のPCI SCSI BUS Controllerをダブルクリックします。
- ドライバのタグを選択して、ドライバの更新を選択します。
- デバイスドライバウィザードの画面が起動します。
- REX-PCI30のセットアップディスクをセットします。
- ドライバの検索方法で、自動検索を行いますかの選択では[はい(通常はこちらを選択してください。)]を選択して[次へ]を押します。
- [このデバイス用の更新されたドライバが見つかりませんでした。]と表示されますので、[場所の指定]を押します。
- [場所]という枠に、DOS/V機の場合[A:\WIN95]、PC-9821シリーズの場合[C:\98WIN95]と入力して[OK]を押します。
- [このデバイス用の更新されたドライバが見つかりました。]と表示されますので、[完了]を押します。
- [ディスクの挿入]、’REX SCSI Setup Disk’の付いディスクを挿入して[OK]を押してください。と表示されるので、[OK]を押してください。
- ファイルのコピー元の枠に、DOS/V機の場合[A:\WIN95]、PC-9821シリーズの場合[C:\98WIN95]と入力して[OK]を押します。
- ドライバファイルがコピーされてインストール完了です。
Q PC-9821シリーズでMOドライブにアクセスすると、[準備ができていません]と表示されますが?
- PC-9821シリーズ用MO補助ドライバにて対応しております。
また、OSをWindows98にすることにより対策することも可能です。
Windows95で使用する場合、添付のセットアップディスクより98W95MOフォルダ内のREXMOF95.VXDファイルをA:\WINDOWS\SYSTEM\IOSUBSYSにコピーして、パソコンを再起動してください。
セットアップディスクにこのフォルダが見当たらないときは、最新ドライバをダウンロードしてください。
Q REX-SCSIユーティリティの[SCSI機器接続確認]で、ホストアダプタのところに(HA:1)rexcb30として認識されていますが?
Q デバイスマネージャで確認すると、REX-CB30として認識されていますが?
- PC98-NXシリーズをお使いの場合に起こります。
下記の方法でドライバの更新を行ってください。
- [マイコンピュータ]-[コントロールパネル]-[システム]-[デバイスマネージャ]の順に開きます。
- [SCSIコントローラ]-[SCSI CardBus Card REX CB30]のプロパティを開きます。
- [ドライバ]のタグを選択し、[ドライバの更新]を押します。
- デバイスドライバウィザードの画面が起動します。
- REX-PCI30のセットアップディスクをセットします。
- ドライバの検索方法で、自動検索を行いますかの選択では[はい(通常はこちらを選択してください。)]を選択して[次へ]をおします。
- [このデバイス用の更新されたドライバが見つかりませんでした。]と表示されますので、[場所の指定]を押します。
- [場所]という枠に、[A:\WIN95]と入力して[OK]を押します。
- [このデバイス用の更新されたドライバが見つかりました。]と表示されますので、[完了]を押します。
- [ディスクの挿入]、’REX SCSI Setup Disk'の付いディスクを挿入して[OK]を押してください。と表示されるので、[OK]を押してください。
- ファイルのコピー元の枠に[A:\WIN95]と入力して[OK]を押します。
- ドライバファイルがコピーされてインストール完了です。
Q PC98-NXでドライバの登録確認のためデバイスマネージャの画面を表示しようとしましたが、ありません?
- PC98-NXでは、標準で、キッズモードに設定されています。
[プログラム]の[CyberTrio-NX]の[Go To アドバンストモード]を実行してください。
詳しくはパソコンのマニュアルをお読みください。
● WindowsNTトラブルシューティング ●
Q 対応しているWindowsNTのバージョンは?
- WindowsNT 4.0です。NT3.1, 3.5,3.51はサポートしておりません。
Q WindowsNTのServerで使用できますか?
- WindowsNTのServer, Workstationどちらにも対応しています。ドライバは共通です。
Q ブート用に使用している既存のSCSIボードと交換して使用できますか?
- 使用できます。但しボードを入れ替える前に、WindowsNTにREX-PCI30のドライバを登録しておく必要があります。
Q WindowsNTをCDブートにてインストールできますか?
- 可能です。
WindowsNTをCDブートにてインストールする場合、以下の手順で行ってください。
- WindowsNT4.0のCD-ROMをセットして、パソコンを起動します。
- "A bootable CD was detected:
- 0 - Default Entry.
- When booting a CD-ROM image,your drive letters may change:
Select image number, or press Escape for normal boot:-
- "A bootable CD was detected:
- Windows NT 4.0のセットアップが開始されます。
- [セットアップはコンピュータのハードウェア構成を検査しています。]が表示されているところで、F6キーを押してください。
- しばらくすると個別ドライバを読み込む画面が表示されます。
- [SCSIアダプタ、CD-ROMドライブ、または特殊なディスクコントローラを追加して指定する場合"S"を入力してください]の画面が表示されます。 [S]と入力します。
- [ハードウエアメーカ提供のディスクを入れてください]となりREX-PCI30のセットアップディスクを入れます。
- [どのドライバをインストールしますか?]の選択で、[RATOC REX-PCI30 NT SCSI HBA Driver]を選択します。
Windows NT 4.0インストール先ディスクの選択で接続したSCSIハードディスクが選択できれば、REX-PCI30は正しく動作しています。 - WindowsNT4.0のCD-ROMをセットして、パソコンを起動します。
コントロールパネルのSCSIアダプタから確認するとスキャナは認識できています。
- スキャナのソフトウェアによっては、32bit版ASPIマネージャが必要な場合があります。インストールされていない場合は、Windows2000/NT4.0用 32bit版ASPIマネージャをダウンロードしてインストールしてください。
Q ラトック製WNASPI32.DLLをインストールすると、CD-Rライティングソフトが正しく動作いたしません。
- ラトック製WNASPI32.DLLはスキャナにのみ対応しています。CD-Rライティングソフトウェアに対応していませんので、CD-Rとスキャナをご使用になる場合は、ラトック製WNASPI32.DLLをアンインストールし、CD-Rライティングソフトウェアに含まれるWNASPI32.DLLをご使用ください。
アンインストールは、[コントロールパネル]-[アプリケーションの追加と削除]から行ってください。
Q DOSフォーマット済みで販売されているMOメディアのフォーマットをWindowsNT4.0のディスクアドミニストレータから実行すると[フォーマットを完了できませんでした]という表示でフォーマットできないが?
Q WindowsNTでリムーバブルディスクのアイコンから[開く]を選択すると[パラメータに誤りがあります]と表示されるが?
- フォーマットすることにより回避できます。
以下の方法でディスクをフォーマットしてください。
- 管理ツールのディスクアドミニストレータを起動します。
- MOまたはPDの領域が[空き領域]になっていることを確認し、それを選択します。
- [パーティション]-[作成]を実行し、作成するパーティションサイズを全領域にします。
- [空き領域]が[未フォーマット]に変わります。
- [ディスク構成を変更しました]と表示されます。[保存しますか]で[はい]を選択します。
- [ディスクは正常に更新されました]と表示されます。
- [ツール]-[フォーマット]を実行し、[開始]を押します。
- マイコンピュータからリムーバブルにアクセスが可能になります。
Q ORBツールを使用すると、SCSIホストアダプタが見つけられません。
- ORBツールの使用方法についてを参照ください。
Q Drive Image For CD-R 2000を使用してバックアップを取ることは可能でしょうか。
- 可能です。
※ ただし、WindowsNT上から作成される、Drive Image For CD-R For 2000に含まれているCaldera社製オープンDOSでは弊社のASPIマネージャは正しく動作いたしません。Wondows98/95/Me等MicroSoft社の用意する起動ディスクにてご使用ください。
尚、詳しい設定方法につきましては、Drive Image For CD-R 2000の使用方法についてをご参照ください。
● DOS/Windows3.1トラブルシューティング ●
Q PC/AT互換機(DOS/V機)PC98-NXでのDOS用ASPIマネージャ(ASP3050.SYS)の登録方法について教えてください。
- エディタやメモ帳などを使用して、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを下記のように編集してください。
REX-PCI30添付のセットアップディスクより、ASP3050.SYS、REXDISK.SYS、REXCD.SYSの3個のファイルを起動するドライブまたは、起動フロッピーディスクなどにコピーしてください。
ASP3050.SYSはATフォルダ、REXDISK.SYS、REXCD.SYSはscsiutフォルダ内に収納されています。
REX-PCI30のDOS用ASPIマネージャが登録されることにより、起動フロッピーディスクなどからSCSIのCD-ROMやMOドライブなどを認識させることができます。
[CONFIG.SYSの使用例]
DOS=HIGH,UMB
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICE=EMM386.EXE RAM
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS /106
DEVICE=ASP3050.SYS /V
DEVICEHIGH=REXDISK.SYS
DEVICEHIGH=REXCD.SYS /D:OEMCD001
[AUTOEXEC.BATの使用例]
MSCDEX.EXE /D:OEMCD001
Q NEC PC-9821シリーズでのDOS用ASPIマネージャ(ASP3050N.SYS)の登録方法について教えてください。
- エディタやメモ帳などを使用して、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを下記のように編集してください。
REX-PCI30添付のセットアップディスクより、ASP3050N.SYS、REXDISK.SYS、REXCD.SYSの3個のファイルを起動するドライブまたは、起動フロッピーディスクなどにコピーしてください。
ASP3050N.SYSは98フォルダ、REXDISK.SYS、REXCD.SYSはSCSIUTフォルダ内に収納されています。
REX-PCI30のDOS用ASPIマネージャが登録されることにより、起動フロッピーディスクなどからSCSIのCD-ROMやMOドライブなどを認識させることができます。
[CONFIG.SYSの使用例]
-
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICE=EMM386.EXE RAM
DEVICE=\ASP3050N.SYS /V
DEVICE=\REXDISK.SYS
DEVICE=\REXCD.SYS /D:OEMCD001
[AUTOEXEC.BATの使用例]
MSCDEX.EXE /D:OEMCD001
Q EMM386などの拡張メモリマネージャが使用できなくなります。
- REX-PCI30には32KBのSCSI BIOSが搭載されており、パソコンの拡張BIOS用メモリアドレス000C8000〜000DFFFFの連続した32KBの空間にロードされるようになっています。
EMM386等の拡張メモリマネージャは通常、640KBのコンベンションナルメモリ 000C8000〜000EFFFFの64KBの空間にページフレームを設定いたします。何も設定されなければ000C8000から自動的に取得されます。
以下の方法でEMM386を使用不可にするか、ページフレームの範囲を変更してください。
- Windowsを起動して、[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。
- 名前の中に[SYSEDIT]と入力して[OK]を押します。
- システムエディタが起動しますので、CONFIG.SYSファイルを選択して、下記のように編集します。
- * 拡張メモリマネージャを使用不可にする場合
- DEVICE=EMM386.EXE RAM
→DEVICE=EMM386.EXE /NOEMS に変更する。
- * ページフレームを変更する場合
- DEVICE=EMM386.EXE RAM
→DEVICE=EMM386.EXE RAM FRAME=D000に変更する。
※ ページフレームを変更しても起動時にエラーが出る場合は、FRAME=D000の値をFRAME=E000などに変更してください。
- * ページフレームを変更しても、拡張メモリマネージャが動作しない場合
IBM PC/AT互換機では通常00C8000〜000EFFFFをフリーの空間として利用可能ですが、パソコンの機種、グラフィックボードの種類によっては、000C8000〜000EFFFFのスペースがVIDEO BIOS、マザーボードリソースに使用されている場合があります。
このような状態では、SCSI BIOS+ページフレーム=96KBの連続した空間が無いため、EMM386のページフレームが設定されない場合がございます。
SCSI BIOSはEMM386が実行される前にロードされているため、結果的に拡張メモリマネージャが使用できません。
パソコン側の制限ですので、SCSI BIOSを消去して使用しないか、拡張メモリマネージャを使用しないかどちらかに設定してください。
尚、SCSI BIOSはREX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットにより消去可能です。
ただしこの場合、接続したSCSI機器からのシステム起動はできません。
● Linuxトラブルシューティング ●
Q Linuxに関する情報と質問は?
- Linux情報に関するページを設けていますので、そちらをご参照ください。
● ハードウェアトラブルシューティング ●
Q 8GB以上の容量のハードディスクを接続すると、ディスクの内容が壊れてしましいます。または、接続したハードディスクからOSが起動できません。
- 上記の現象は弊社でも確認されており、下記の方法で回避が可能です。
- PC/AT互換機(DOS/V機)の場合
REX-PCI30に搭載されているSCSI-BIOSのバージョンが2.9ER/1.19以前のボードと同時に使用した場合に発生します。
この不具合は、REX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットによりREX-PCI30のSCSI-BIOSを書き換えを行なうことで、回避されます。
※ アップデートを行なう場合は、SCSI機器を接続しないでください。
すでに、1999年4月以降出荷の製品では修正されており、SCSI-BIOSのバージョンが2.9XR/1.20以上で問題なく動作いたします。
SCSI-BIOSのバージョンは、SCSI-BIOS画面の右上に表示されます。
- PC-9821シリーズの場合
REX-PCI30のSCSI-BIOSからアクセスできるハードディスクの容量は8GB以下になります。
8GBを超えるディスクを接続した場合、ハードディスクのFAT情報に異常が発生するおそれがあります。
この不具合は、REX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットによりREX-PCI30のSCSI-BIOSを書き換えを行なうことで、回避されます。
※ アップデートを行なう場合は、SCSI機器を接続しないでください。
BIOSのバージョンが1.20以前の場合は、SCSIコンフィギュレーションユーティリティで、ハードディスクに該当するID番号の[BIOS 制御]のチェックを外してください。
※ ただし、PC-9821の場合、上記設定によりWindows 95/98/NT4.0 での使用は可能ですが、このディスクからのシステム起動はできません。PC/AT互換機(DOS/V機)は問題ありません。
Q PC-9821シリーズでSCSI-BIOS画面でHDDの後に赤の!が表示されます。
- SCSI-BIOS Ver1.26以降の機能です。8GB以上のHDDをしてあるID NOに赤の!が表示されます。これはSCSI-BIOSからのコントロールを外していることを表しています。フォーマット時は、REXフォーマットユーティリティをご使用ください。
Q 外付けハードディスクのMELCO DSC-UE/UxxGTRシリーズまたは I-O DATA HDVS-UMシリーズ、Logitec SHD-UxxEシリーズなどをデイジー接続していると、よくファイルの転送中にハングアップを起こします。
- 外付けハードディスクのMELCO DSC-UE/UxxGTRシリーズまたは I-O DATA HDVS-UMシリーズ、Logitec SHD-UxxEシリーズなどをデイジー接続する場合、接続するSCSI機器の台数に制限が入る場合があります。
これらのハードディスクを接続する場合は、なるべくSCSI機器の台数を減らしてください。
Q REX-PCI30にハードディスクを接続していると、[Operating System Not Found]と表示されパソコンが起動しません。また、内蔵IDE-HDDやフロッピーディスクからもシステム起動できません。
- REX-PCI30に搭載されているSCSI-BIOSのバージョンが1.01以前で発生します。
この不具合は、REX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットによりREX-PCI30のSCSI-BIOSを書き換えを行なうことで、回避されます。
※ アップデートを行なう場合は、SCSI機器を接続しないでください。
すでに、1998年2月以降出荷の製品では修正されており、SCSI-BIOSのバージョンが2.9ER/1.15以上(Ver2.9ER/1.19やVer2.9XR/1.20)などでは問題なく動作いたします。
SCSI-BIOSのバージョンは、SCSI-BIOS画面の右上に表示されます。
Q IDE-HDDとSCSI-HDDを併用して、SCSI-HDDから起動できますか?
- 可能ですが、パソコンの機種によってはできない場合があります。
パソコン本体のBIOSの設定で[HDD Seaquence]や[Boot Seaquence]の値を[SCSI]や[Other Device]などに変更してください。
設定手順はパソコン本体の取扱説明書をご覧ください。
Q REX-PCI30にSCSI-HDDを接続すると、OSが起動できなくなりますが?
- REX-PCI30のSCSI-BIOSが認識できないフォーマットが行われている場合に起こります。
以下の手順でハードディスクをBIOSの管理から外してください。
- SCSI-BIOSコンフィギュレーション起動のプロンプト(CTRL+A)がパソコン起動時に表示された瞬間、[Ctrl]キーと[A]キーを押してSCSIコンフィギュレーションを起動します。
- [Main Menu]から[SCSI Configuration]を選択して[Enter]を押します。
- ハードディスクのID番号に該当するところの[Bios Target Controll]の値をスペースキーを押してYES→NOに変更します。
- [ESC]キーを押して[Main Menu]に戻ります。
- [Save Changes & Continue]を選択してEnterを押します。
- [Save Changes and Continue?]と表示されますので、[YES]を選択して[Enter]を押します。
- OSが起動されます。
※REXFMT95でフォーマットするときは、[オプション]-[設定]の[パーテーションテーブルにブロック番号(LBN)を使用する]のチェックを外してフォーマットしてください。
REX-PCI30のBIOSがSCSI-HDDを認識できない場合があります。
Q PC98-NXでREX-PCI30に接続したSCSI-HDDより起動したいのですが、どうすればできますか?
- DOS/Vと同様、内蔵HDを未接続(プライマリマスタをなし)にする(または取り外す)と可能ですが、内蔵IDEをD:ドライブとして使用することも可能です。
- システム起動画面で[F2]を押してBIOSセットアップ画面を表示します。
- 起動]のタグより1.〜4.の中に[取外し可能デバイス]があることを確認します。
- [ハードディスク]を選択します。1.に[その他の起動ドライブ]がくるように設定します。
- 設定を保存してシステム再起動してください。SCSI-HDDより起動を開始します。 [起動時のメニュー]が表示されるようになります。Enterを押してください。
Q ATA66ボード(ATA66コントローラを搭載した、440BXマザーボードを含む。)と一緒に使用できますか?
- ATA66ボードのBIOSとSCSI BIOSが共存可能な場合に限り可能です。もし、パソコン側で両方のBIOSがロードできない場合はREX-PCI30のSCSI BIOSを削除することにより共存が可能となります。
尚、SCSI BIOSはREX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットにより消去可能です。
ただしこの場合、接続したSCSI機器からのシステム起動はできません。
Q YAMAHA製CD-RWドライブ CRW8424をWinCDR5.0のWAVファイル作成機能を使って音楽CDから音楽を16倍速で吸い出すとエラーが発生し、エラーレポートを表示し、読みこみが中断してしまいます。
- YAMAHA製CRW8424をWinCDR5.0にてお使いいただく場合は、CRW-8424のファームウェアのバージョンが1.0g以上のものをお使い下さい。
1.0gより古い場合は、YAMAHAのホームページより最新ファームウェアのファイルをダウンロードして、ファームウェアのバージョンアップを行ってください。
また、下記の手順でREX-PCI30のCD-RWへの転送速度を10MB/sに設定してください。
- REX-PCI30に接続してあるSCSI機器の電源をOFFにします。
- SCSIコンフィギュレーションユーティリティを起動します。
- CD-RWに該当にIDの転送速度を20MB/s→10MB/sに設定します。
- [OK]を押して書き込みます。
- SCSI機器の電源を入れなおして、パソコンを再起動します。
Q PC-9821でYAMAHA製CD-RWドライブ CRW4416を接続すると、SCSI-BIOS上で認識されず使用できません。
- REX-PCI30に搭載されているSCSI-BIOSのバージョンが2.9ER/1.19以前のボードと同時に使用した場合に発生します。
この不具合は、REX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットによりREX-PCI30のSCSI-BIOSを書き換えを行なうことで、回避されます。
※ アップデートを行なう場合は、SCSI機器を接続しないでください。
すでに、1999年4月以降出荷の製品では修正されており、SCSI-BIOSのバージョンが2.9XR/1.20で問題なく動作いたします。
SCSI-BIOSのバージョンは、SCSI-BIOS画面上に表示されます。
Ver1.19bのBIOS搭載のボードでCRW4416を接続する場合は、PC-9821でYAMAHA製CD-RWドライブCRW4416を接続する場合の注意事項を参照して、SCSIコンフィギュレーションの設定を変更してください。
Q PLEXTOR製CD-RドライブPX-412Cで書き込みソフトを実行すると[SCSI通信エラー]と表示されます。
- PLEXTOR製PX-412Cをお使いいただく場合は、PX-412Cのファームウェアのバージョンが1.04以上のものをお使い下さい。
1.03以下の場合は、PLEXTORのホームページより最新ファームウェアのファイルをダウンロードして、ファームウェアのバージョンアップを行ってください。
Q メルコ製CD-RドライブCDS-R412で書き込みエラーが発生します。
- メルコ製CD-RドライブCDS-R412をお使いいただく場合は、REX-PCI30HXのSCSI-BIOSの設定またはSCSIコンフィギュレーションユーティリティを起動して、CD-RドライブのSCSI-IDに対して以下の設定をする必要があります。
- REX-PCI30に接続してあるSCSI機器の電源をOFFにします。
- SCSIコンフィギュレーションユーティリティを起動します。
- CD-Rに該当するIDのディスコネクトのチェックを外します。
- CD-Rに該当するIDのコマンドキューイング
- CD-Rに該当にIDの転送速度を20MB/s→非同期に設定します。
- [OK]を押して書き込みます。
- SCSI機器の電源を入れなおして、パソコンを再起動します。
Q FUJITSU製MOドライブ、FMPD-231、M2512A、M2513Aを採用している古いMOドライブを接続するとハングアップします。
- FUJITSU製MOを採用している比較的古い一部のMOドライブでこのような現象が発生することがあります。
ハングアップする場合、以下の手順で転送速度を[10MB/s]に設定してください。
- REX-PCI30に接続してあるSCSI機器の電源をOFFにします。
- SCSIコンフィギュレーションユーティリティを起動します。
- FUJITSU MOに該当するSCSI-IDの転送速度の値を10MB/sに変更します。
- [OK]を押して書き込みます。
- SCSI機器の電源を入れなおして、パソコンを再起動します。
Q NEC製イメージスキャナPC-IN700/3Sを接続するとハングアップします。
- SCSIコンフィギュレーションユーティリティでREX-PCI30の転送モードを[非同期]に変更してください。
Q SONY VAIO PCV-S710でREX-PCI30を取りつけようとしたところ、うまく動作しないのですが?
- SONY VAIO PCV-S710など、Phoenix BIOS 4.0を搭載したパソコンで起こる場合があります。
PCIデバイスのプラグアンドプレイがうまくいかない場合、下記の手順で一度パソコン側のConfiguration Dataをリセットしてください。
- パソコン起動時にシステムBIOSを起動します。
(※システムBIOSを起動する方法はパソコンの機種によって異なりますので、お持ちのパソコンの説明書を参照ください。) - メニューから[Advanced]を選択します。
- [Reset Configuration Data]の値を[No]→[Yes]に変更します。
- メニューから[Exit]を選択します。
- [Exit Saving Changes]を選択します。
- [Save configuration changes and exit now?]と表示が出るので、[Yes]を選択してください。
- パソコン再起動後、PCIデバイスがプラグアンドプレイにて正常に動作いたします。
- パソコン起動時にシステムBIOSを起動します。
Q SONY VAIO PCV-S500、S510、S520、S710、S720(PHOENIX BIOS 4.0 RE6.2)搭載機種において、REX-PCI30のSCSI-BIOS 2.9XR/1.20を起動(Ctrl + A)すると、BIOSは起動するがそのままREADINGのままハングアップしますが?
- 上記の機種では、REX-PCI30のSCSI-BIOS 2.9XR/1.20の場合、SONYのロゴが表示された後起動すると正常にBIOSが起動できません。
下記の手順でBIOSを起動してください。
- パソコン起動時にSONYのロゴが表示された時点で[ESCキー]を押して、SONYのロゴを消します。
- メモリチェック、IDE Detect、フロッピーディスク Detectの画面が表示された後、SCSI-BIOSの画面が表示されます。
- ここで[Ctrl+Aキー]を押してBIOSを起動すれば、正常にBIOSが起動できます。
Q FUJITSU FMV-T[457では動作しないのですか?
- REX-PCI30に搭載されているSCSI-BIOSのバージョンが1.01以前をお使いの場合、 REX-PCI30にハードディスクを接続していると、[Operating System Not Found]と表示されパソコンが起動しません。また、内蔵IDE-HDDやフロッピーディスクからもシステム起動できません。
この不具合は、REX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットによりREX-PCI30のSCSI-BIOSを書き換えを行なうことで、回避されます。
※ アップデートを行なう場合は、SCSI機器を接続しないでください。
すでに、1998年2月以降出荷の製品では修正されており、SCSI-BIOSのバージョンが2.9ER/1.15以上(Ver2.9ER/1.19やVer2.9XR/1.20)などでは問題なく動作いたします。
SCSI-BIOSのバージョンは、SCSI-BIOS画面の右上に表示されます。
Q TOSHIBAのINFINIA 7230にREX-PCI30を取り付けようとしたところ、うまく動作しないのですが?
- TOSHIBA INFINIA 7230(DVD搭載モデル)へインストールする場合に従ってREX-PCI30を取り付けてください。
Q CPUのクロックアップをして、外部バスクロックを100MHz/66MHz以外に設定しています。REX-PCI30HXは動作しますか?
- システムの外部バスクロックが100MHz/66MHzの場合、PCIバスの動作クロックは33MHzに設定されますが、それ以外の設定では33MHz以上になることがあり、PCIボードが正常に動作しない場合があります。動作保証外とさせていただきます。
Q Number9製ビデオカードRevolution IVと同時に使用すると画面が乱れたり、異常なキャラクタが表示されます。
- REX-PCI30に搭載されているSCSI-BIOSのバージョンが2.9ER/1.19以前のボードと同時に使用した場合に発生します。
この不具合は、REX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットによりREX-PCI30のSCSI-BIOSを書き換えを行なうことで、回避されます。
※ アップデートを行なう場合は、SCSI機器を接続しないでください。
すでに、1999年4月以降出荷の製品では修正されており、SCSI-BIOSのバージョンが2.9XR/1.20で問題なく動作いたします。
SCSI-BIOSのバージョンは、SCSI-BIOS画面の右上に表示されます。
Q 内蔵IDEのCD-ROMが使えなくなったが?
- 使用するパソコンによっては、セカンダリのマスタに接続してあるCD-ROMが使えなくなる場合があります。
この場合、セカンダリのスレーブに接続するか、プライマリのスレーブに接続を変更してください。
Q SCSI-BIOSコンフィギュレーション起動のプロンプト(Cntl+A)がパソコン起動時に表示されませんが?
- PCIスロットを搭載した初期のパソコンでよく起こります。
パソコンのBIOSの設定でREX-PCI30を装着したスロットの割り込み番号とI/Oアドレスを予約定義してみてください。設定手順はパソコン本体の取扱説明書をご覧ください。
また、Award Modular BIOS 4.51PG搭載機種では、BIOSのPNP/PCI CONFIGRATIONの項目でReset Configration Dataの設定をEnableにしてみてください。
Q [Expansion ROM Allocation Fail !]がパソコン起動時に表示されるのですが?
- パソコン本体BIOSの設定をデフォルト設定に変更してみてください。
設定手順はパソコン本体の取扱説明書をご覧ください。
Q SCSI-BIOSの画面で、ERROR:SET IRQ 0 to 255と表示されます。
- 通常、REX-PCI30はパソコンから使用可能なIRQを割り当てられてPCIデバイスとして動作しますが、IRQの割り当てがされなかった場合は上記のようなエラーを表示します。この状態ではREX-PCI30は正常に動作いたしません。
原因としてパソコンのシステムBIOSの設定でIRQ=9,10,11などが[PCIバス」ではなく、[ISAバス]に割り当てられている可能性があります。
パソコンのシステムBIOSにて、IRQ=9,10,11などを「ISAで使用する」でなく「PCIで使用する」設定等に変更してみてください。
設定の方法はパソコンによって異なりますので、詳しくはパソコンメーカーにお問い合わせください。
Q データ転送中にハングアップしたり、ブルー画面のエラーが表示されます。
- 次の確認をしてください。
- SCSIケーブルが良質(ハイインピーダンス)のものか
- SCSIターミネータがSCSI接続の終端に接続されているか
- SCSIターミネータがアクティブターミネータか。
- SCSIケーブルの総延長が1.5m以内か。
- SCSI機器の台数が多すぎないか。
複数台SCSI機器を接続している場合は、台数を減らしてみてください。
DOS/Vの場合は、SCSI-BIOSコンフィギュレーション(Ctrl+Aキーで起動する)の[SCSI Configuration]で[SCSI BUS Termination]の項目を[Enable]に設定してみてください。
● SCSI機器について ●
Q 接続可能なSCSI機器を知りたいのですが?
- SCSI-2およびUltraSCSI対応のSCSI機器が接続可能です。
Q NarrowからWideへの変換ケーブルや変換コネクタを使用してUltraWideの外付け機器を接続しても問題ありませんか?
- 正常に動作しませんので、UltraWideの機器は接続しないでください。
Q SCSI-1のみ対応の古いSCSI機器は接続可能ですか?
- 原則として使用できません。サポート対象外とさせて頂きます。
Q 接続可能な機器の台数は何台ですか?
- 接続台数は7台を超えないようにしてください。
SCSI機器の組み合わせや使用するSCSIケーブルにもよりますが、特にUltra-SCSI(20MB/sec)モードで動作している場合、3台を超えると動作が不安定になることがあります。
UltraSCSI対応の機器が含まれる場合、接続台数1-3台でSCSIケーブルが3m以下、接続台数4-7台でSCSIケーブルが1.5m以下という制限があります。
SCSI-2対応の機器のみの場合は、接続台数が7台まででSCSIケーブルが3m以下です。
Q 接続したMOドライブからシステム起動することは可能ですか?
- 可能ですが、以下の制限があります。
- DOS/Vの場合
MOドライブの設定をハードディスクモードに設定できる場合に限り可能です。
MOモードに設定されている場合はシステム起動できません。 - NEC PC-9821の場合
MOドライブの設定をがMOモードに設定されている場合に限りに可能です。
ハードディスクモードに設定されている場合はシステム起動できません。
- DOS/Vの場合
Q 接続したCD-ROMドライブからシステム起動することは可能ですか?
- SCSI CD-ROMがCD-ブート機能をサポートされており、ブータブルなCDをセットすると以下のように表示されます。
- "A bootable CD was detected:
- 0 - Default Entry.
- When booting a CD-ROM image,your drive letters may change:
Select image number, or press Escape for normal boot:-
ブートを中止する場合はエスケープキーを、ブートする場合は、0キーを押してください。
CD-Rにてブート可能なMS-DOSのシステム用CD-ROMを作成してください。この場合、ASPIマネージャを登録するようにしてください。実際にCDブートを利用する場合には、SCSI-BIOSの書き換え(Ver1.20)が必要になります。
弊社ホームページより、REX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットをダウンロードしてSCSI-BIOSの書き換えを行ってください。
CDブートが完了するとCD-ROMのドライブがCドライブ、IDEハードディスクがDドライブ、SCSIハードディスクがEドライブのようになります。
CD-ROMドライブをAドライブとしてブートする方法もあります。詳しくはブートCD作成プログラムの説明を参照ください。
ブートできるCD-ROMでWindows98 OEM CD-ROM、WindowsNT4.0、CD-Rライティングソフトなどで作成されたブート可能なディスクがあります。
WindowsNTのインストール方法についてはWindows NTをCDブートからインストールするを参照ください。 - "A bootable CD was detected:
Q PC-9821で使用していたハードディスクを再フォーマットせずにDOS/Vパソコンに接続してそのまま使用することは可能ですか?
- そのまま使用することはできません。再フォーマットしてください。
再フォーマットをする場合は、必ず以前接続していたパソコンでハードディスクの中身のバックアップを取っておいてください。
Q 使用可能なSCSI機器の種類を知りたいのですが?
- 現在、以下のデバイスの動作が確認されております。
* 尚、詳細につきましては、動作確認済みパソコンの一覧表を用意しておりますので、そちらでご確認ください。
- ◎ハードディスクドライブ
- * ただし、ディスク容量が8GBを超えるハードディスクを使用する場合は制限がございます。
- ◎CD-ROMドライブ
- ◎CD-Rドライブ、CD-RWドライブ
- * ただし、CD-Rへの書き込みは使用環境(CPUパワー、搭載メモリー、接続環境、使用ソフト)に依存するため、すべてにおいて接続可能というわけではありません。
特に4倍速以上での書き込みは、使用環境に依存します。
- ◎MOドライブ
- 128MB〜1.3GBのメディアに対応しています。また、オーバライト方式のMOドライブにも対応しております。
- ◎ZIPドライブ
- * REX-PCI30のSCSIコネクタがハーフピッチ50ピンコネクタ、ZIPドライブのSCSIコネクタがD-sub25ピンですのでSCSIケーブルの両端がこれに対応したものを用意する必要があります。
- ◎PDドライブ
- ◎DVD-RAMドライブ
- ◎イメージスキャナー
- ◎フィルムスキャナー
- ◎SCSI PCカードドライブ
- * REX-PCI30のSCSIコネクタがハーフピッチ50ピンコネクタ、PCカードドライブのSCSIコネクタがD-sub25ピンですので、SCSIケーブルの両端がこれに対応したものを用意する必要があります。
- ◎ハードディスクドライブ
● SCSI機能について ●
Q UltraWideに対応していますか?
- 対応しておりません。
UltraWide(68Pin)対応のSCSI機器は接続できません。
Q ホスト側のデータ転送方式はバスマスター、DMA、PIOのどれですか?
- バスマスター方式です。
Q SCSIの最大転送速度は?
- 同期転送(UltraSCSI):20Mbyte/sec (理論値)
同期転送(FAST-SCSI):10Mbyte/sec (理論値)
SCSIコンフィギュレーションユーティリティでSCSI ID毎に転送モードを変更できます
Q REX-PCI30のSCSI ID番号は何番ですか?
- 出荷時はID7に設定されていますが、SCSI-BIOSまたはSCSIコンフィギュレーションユーティリティで他の番号に変更できます。
Q SCSIパリティの設定は可能ですか?
- 可能です。
出荷時はパリティ有効に設定されていますが、SCSI-BIOSまたはSCSIコンフィギュレーションユーティリティで無効に変更できます。
Q SCAMに対応していますか?
- SCAMレベル1に対応しております。
ただし、実際にSCAMを利用するには、SCSI-BIOSの書き換え(Ver1.01B)とミニポートドライバの変更が必要になります。
弊社ホームページより、REX-PCI30シリーズ用BIOS特殊(SCAM機能対応)(980506)をダウンロードしてSCSI-BIOSの書き換えを行ってください。
また、REX-PCI30シリーズ 用ドライバ特殊(SCAM機能対応)(980501)をダウンロードしてドライバの変更を行ってください。
Q REX-PCI30を2枚同時に装着して使用することは可能ですか?
- PC/AT互換機(DOS/V)および、PC98-NXに限り可能です。NEC PC-9821シリーズではできません。
Q REX-PCI30以外のSCSIボードと一緒に装着して動作させることは可能ですか?
- 可能です。
Q SCSI BIOSを無効にすることは可能ですか?
- REX-PCI30 SCSI-BIOSアップデートキットにより消去可能です。
Q RAIDに対応していますか?
- Windows2000/NTのRAID0(ストライピング)、RAID1(ミラーリング)に対応しています。
しかし、REX-PCI30がハードウェア的にRAID機能を持っているわけではありません。
● その他の質問 ●
Q プラグアンドプレイに対応していますか?
- 対応しております。
Q Windows98/95のDOSモードで使用できますか?
- ご使用頂けます。
Q WindowsMe/98/95のCD-ROMにドライバは入っていますか?
- 入っておりません。REX-PCI30添付のフロッピーに入っています。
Q Windows2000/NTのCD-ROMにドライバは入っていますか?
- 入っておりません。REX-PCI30添付のフロッピーに入っています。
Q 外付けのSCSIターミネータは付いていますか?
- 外付けのSCSIターミネータは添付しておりません。
Q SCSIケーブルは付いていますか?
- SCSIケーブルは外付け用、内蔵用ともに添付しておりません。
Q 本製品のPCI規格バージョンは?
- PCI Revison2.0です。
Q 対応するWindowsパソコンは?
- PCIバス拡張スロットを備えPCI Revison2.0以上に対応したDOS/VパソコンおよびPC-9821シリーズです。
動作確認済みパソコンの一覧表を用意しておりますので、そちらでご確認ください。
1998年11月現在以下のパソコンでは、正常に動作しないことが確認されています。
IBM PC720(ISAバスタイプ)
FUJITSU FMV-DESKPOWER CE 5100C3 5166DPT
DEC VENTURIS FX-2
- REX-PCI30Lは、PCI-Xスロットでも使用できます。
Q シリアル番号が記載されていません?
Q REX-PCI30B、REX-PCI30Eを購入しましたが、シリアル番号が記載されていません?
- 保証書あるいはPCIボード基盤背面に[PCI3]で始まる番号が記載されています。
保証書がない、上記番号が記載されていない製品は[バルク製品]ですので、弊社サポート窓口でのサポート対象外となります。
シリアル番号がない製品の場合のご質問は、お手数ですが製品をお買い上げいただきました販売店へお問い合わせ下さい。
Q 対応するOSは?
- 以下の通りです。
REX-PCI30 WindowsXP、Windows2000、WindowsMe/98/95、WindowsNT 3.51/4.0、DOS/Windows3.1 REX-PCI30L WindowsXP、Windows2000、WindowsMe/98/95、WindowsNT4.0、DOS/Windows3.1
MacOS X 10.0.4以降、MacOS 9.2.2、MacOS 9.2.1、MacOS 9.1、MacOS 9.0.4、MacOS 9.0.2、MacOS 9、MacOS 8.6
● 保守サポートに関して ●
Q 修理およびサポートの窓口は?
- SCSI Pro Shop SCSIサポート窓口で受け付けております。
※修理およびサポートの提供期間について
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。