UltraSCSI CardBus PCカード For PowerBook
REX−CB31P(FAQ) 2002-05-17版
● MACトラブルシューティング ●
Q PowerBook G3 M7630J/A、M7633J/Aで使用すると、パソコンがハングアップしてしまいます。
- 2000年02月発売モデルのPowerBook G3 M7630J/A,M7633J/Aは、ドライバのバージョンが2.9以上でないと動作いたしません。
ドライバのバージョンが古い場合は、弊社ホームページより対応ドライバをダウンロードしてインストールしてください。
Q REX-CB31Pを装着してもデスクトップ上にアイコンが表示されませんが。
- デスクトップにアイコンを表示しておりません。この状態で正常です。
Q B'sCrewのメインメニューでREX-CB31 x CardBus Ultra...が表示されません。
- SCSIコンフィギュレーションユーティリティで検出できるか確認してください。
検出できない場合、後述のSCSIコンフィギュレーションを起動したが、REX-CB31Pが検出されないを参照ください。
- ハードウェアの故障が考えられます。
弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
Q B'sCrewのメインメニューに接続されているはずのハードディスクが表示されません。
または、ハードディスクを接続すると、ハングアップします。
- 以下の手順で確認してください。
- SCSI機器の電源をOFFにして、パソコンを起動します。
- 起動後、B'sCrewのメインメニューでスキャンします。
- SCSI機器の電源を入れてスピンアップを確認してから、再度スキャンを実行します。
応答がなくなった場合、SCSI機器に問題があります。転送速度を下げてアクセスしてみてください。
Q データ転送中にハングアップしたりブートアップしなくなったりする?
- 下記の手順で確認してください。
- SCSIケーブルが良質のものか確認してください。
- ディジーチェインしているときは、同じ特性のケーブルで統一します。
- ターミネータはアクティブターミネータか確認してください。
- SCSIケーブル長が総計1.5m以内(Ultraの場合)であるか確認してください。
* 外付けユニット1台で約15cm使用します。 試しにSCSI機器の台数を減らしてみるとよいでしょう。
Q SCSIコンフィギュレーションユーティリティを起動しましたが、REX-CB31Pを見つけることができません。
- PCカードが正しく装着されていない可能性があります。装着し直してパソコンを再起動してください。
- ドライバのインストールが正常に行われていない可能性があります。再度ドライバをインストールしてください。
Q SCSIコンフィギュレーションユーティリティが途中でハングアップしたり初期化できないなどのエラーになる?
- 接続してあるSCSI機器の電源がONの場合、起こります。
SCSIコンフィギュレーションは以下の手順で行ってください。
- SCSI機器の電源をOFFにしてください。
- フロッピー内のCSIコンフィギュレーションを実行します。
- 設定を変更します。
- [OK]をクリックして書きこみ後、システムを終了してパソコンの電源を切ります。
- REX-CB31PにSCSI機器を接続して機器の電源を入れ、パソコンを起動します。
- SCSI機器の電源をOFFにしてください。
- 他社のSCSI PC Card 、LAN PC Card においても起動しなくなる現象が発生するためPowerBook G3 99 modelの問題と思われます。MacOS 9.1に戻すことをお勧めします。
- Mac OS 8.5/8.1 で使用する場合、CB31 Installerは使用できません。直接 CB31 Driver を機能拡張フォルダにコピーください。CB31 Driverの入手については、サポートセンター宛メールまでお願いいたします。
● ハードウェアトラブルシューティング ●
Q 外付けハードディスクのMELCO DSC-UE/UxxGTRシリーズまたは I-O DATA HDVS-UMシリーズ、Logitec SHD-UxxEシリーズなどをデイジー接続していると、よくファイルの転送中にハングアップを起こします。
- 外付けハードディスクのMELCO DSC-UE/UxxGTRシリーズまたは I-O DATA HDVS-UMシリーズ、Logitec
SHD-UxxEシリーズなどをデイジー接続する場合、接続するSCSI機器の台数に制限が入る場合があります。
これらのハードディスクを接続する場合は、なるべくSCSI機器の台数を減らしてください。
Q ORB 2.2GBで大きなデータをコピーするとハングアップします。
- ORBの説明書に他のSCSI機器とディジーチェインができない記述がございます。ORBは単体でご使用ください。
- 機能拡張に"ORB TOOL"と"B'sCrew Driver"を両方インストールしてある場合発生します。機能拡張には、どちらか一方だけを組み込んでください。
Q ZIPを接続するとマウントできなかったり、コピーでハングアップします。MOを接続した場合は、問題ありません。
- 機能拡張に"Iomega Driver"と"B'sCrew Driver"を両方インストールしてある場合発生します。機能拡張には、どちらか一方だけを組み込んでください。
Q FUJITSU MOを採用しているMOドライブを接続するとハングアップする?
- 以下の手順で転送速度を10MB/sに設定してください。
- REX-CB31Pに接続しているSCSI機器の電源をOFFにします。
- フロッピーディスク内のSCSIコンフィギュレーションを実行します。
- FUJITSU MOに該当するSCSI-IDの「Max Syncronous Transfer」の値を10.0に変更します。
- [OK]をクリックして書きこみ後、システムを終了してパソコンの電源を切ります。
- REX-CB31PにSCSI機器を接続してパソコンを起動します。
- 以下の手順でSCSI 設定値を設定してください。
- REX-CB31Pに接続しているSCSI機器の電源をOFFにします。
- CD-ROM内のSCSIコンフィギュレーションユーティリティを実行します。
- [SCSIパリティ]のチェックを外します。
- ALPS MD-XXXXに該当するID番号の[転送速度]の値を[20MB/s]→[非同期]に変更します。
- ALPS MD-XXXXに該当するID番号の[ディスコネクト]と[コマンドキューイング]のチェックを外します。
- [OK]をクリックして書きこみ後、システムを終了してパソコンの電源を切ります。
- REX-CB31PにSCSI機器の電源をONにしてパソコンを起動します。
※ただし、SCSIパリティOFFによりデータの信頼性が低下するため、Storage機器をディジー接続することは、お勧めできません。 - REX-CB31Pに接続しているSCSI機器の電源をOFFにします。
● SCSI機器について ●
Q 接続可能なSCSI機器を知りたいのですが?
- SCSI-2およびUltraSCSI対応のSCSI機器が接続可能です。
Q SCSI-1のみ対応の古いSCSI機器は接続可能ですか?
- 原則として使用できません。サポート対象外とさせていただきます。
Q 接続可能な機器の台数は何台ですか?
- 接続台数は7台を超えないようにしてください。
SCSI機器の組み合わせや使用するSCSIケーブルにもよりますが、特にUltra-SCSIモードで動作している場合、3台を超えると動作が不安定になることがあります。
UltraSCSI対応の機器が含まれる場合、接続台数1-3台でSCSIケーブルが3m以下、接続台数4-7台でSCSIケーブルが1.5m以下という制限があります。
SCSI-2対応の機器のみの場合は、接続台数が7台まででSCSIケーブルが3m以下です。
Q 接続したSCSI機器からシステム起動することは可能ですか?
- PC Cardに接続したSCSI機器からのシステム起動はできません。
PC Cardソケットが有効となるときは、OSの機能拡張が実行されてからになるためシステムを起動できません。
システム構造上の仕様です。
Q 使用可能なSCSI機器の種類を知りたいのですが?
- 現在、以下のデバイスの動作が確認されております。
* 尚、詳細につきましては、動作確認済みSCSI機器一覧表を用意しておりますので、そちらでご確認ください。
- ◎ハードディスクドライブ
- ◎CD-ROMドライブ
- ◎CD-ROMドライブ
- * CD-ROM専用のマウンタが必要になります。
* Apple社製CD-ROMは接続できません。
- ◎CD-Rドライブ、CD-RWドライブ
- * ただし、CD-Rへの書き込みは使用環境(CPUパワー、搭載メモリー、接続環境、使用ソフト)に依存するため、すべてにおいて接続可能というわけではありません。
特に4倍速以上での書き込みは、使用環境に依存します。
- * CR-ROM、CD-Changer、CD-R等を接続するには、別途専用のソフトウェアが必要です。
* PLEXTOR PX-412Cをお使いいただく場合は、PX-412Cのファームウェアのバージョンが1.04以上のものをお使いください。
1.03以下の場合は、PLEXTORのホームページより最新ファームウェアのファイルをダウンロードして、ファームウェアのバージョンアップを行ってください。
- * CR-ROM、CD-Changer、CD-R等を接続するには、別途専用のソフトウェアが必要です。
- ◎MOドライブ
- 128MB〜1.3GBのメディアに対応しています。また、オーバライト方式のMOドライブにも対応しております。
- * 富士通FMPD-231およびドライブがM2512A,M2513Aを使用する場合、SCSIコンフィギュレーションでREX-CB31Pの転送モードを「10MB/sec」に設定する必要があります。
- * 富士通FMPD-231およびドライブがM2512A,M2513Aを使用する場合、SCSIコンフィギュレーションでREX-CB31Pの転送モードを「10MB/sec」に設定する必要があります。
- ◎ZIPドライブ
- * REX-CB31Pに添付するケーブルはハーフピッチ50ピンタイプですので、ZIPドライブを接続する場合はD-Sub25PinタイプのRATOC専用のオプションケーブルをお求めください。
- ◎PDドライブ
- △イメージスキャナ、フィルムスキャナ
- △イメージスキャナ、フィルムスキャナ
- * スキャナはTWAIN対応のスキャナドライバが拡張SCSIバスに対応している機種のみ使用可能です。
詳しい対応については、スキャナメーカ様に直接お問い合わせください。
- △プリンタ
- * プリンタはプリンタドライバが拡張SCSIバスに対応している機種のみ使用可能です。
詳しい対応については、プリンタメーカ様に直接お問い合わせください。
* ALPS製MD-xxxxををお使いいただく場合は、SCSIコンフィギュレーションでパリティの設定をOFFにする必要があります。
- ◎ハードディスクドライブ
● SCSI機能について ●
Q UltraWideに対応していますか?
- 対応しておりません。
Q ホスト側のデータ転送方式はバスマスター, DMA, PIOのどれですか?
- バスマスター方式です。
Q PCカードにターミネータは内蔵していますか?
- はい。アクティブターミネータを内蔵しております。
Q タームパワーの出力機能はありますか?
- いいえ。タームパワーの出力機能はございません。
Q SCSIの最大転送速度は?
- 同期転送(UltraSCSI):20Mbyte/sec (理論値)
同期転送(FAST-SCSI):10Mbyte/sec (理論値)
SCSIコンフィギュレーションユーティリティでSCSI ID毎に転送モードを変更できます。
Q REX-CB31PのSCSI ID番号は何番ですか?
- 出荷時はID7に設定されていますが、SCSIコンフィギュレーションユーティリティで他の番号に変更できます。
Q SCSIパリティの設定は可能ですか?
- 出荷時はパリティ有効に設定されていますが、 SCSIコンフィギュレーションユーティリティで無効に変更できます。
Q SCAMに対応していますか?
- 対応しておりません。
Q REX-CB31Pを2枚同時に装着して使用することは可能ですか?
- 可能です。
Q 他のPCカードと同時に装着して使用することは可能ですか?
- 可能です。
Q REMUS RAIDソフトウェアは使用できますか?
- 使用できません。
● その他の質問 ●
Q 対応するパソコンは?
- CardBusインターフェイスを塔載したMacintosh PowerBookG3/G4に対応しております。
※ 2000年02月発売モデルのPowerBookG3 400/500は、ドライバのバージョンが2.9以上でないと動作いたしません。
ドライバのバージョンが古い場合は、弊社ホームページよりダウンロードしてください。
※ PowerBook G3(無印)、3400、2400、1400、5300および、それ以前の機種では使用できません。
ただし、一部の機機種では制限があったり正常に動作しない場合もありますので、メーカ名および機種型番の詳細については弊社サポートセンターに直接ご確認ください。
また、動作確認済みパソコンの一覧表を用意しておりますので、そちらでご確認ください。
Q 対応するOSは?
- MacOS 8.1〜9.2.2 , 10.1.xに対応しております。
MacOS 8.0以前のバージョンではCardBusに対応しておりませんので、使用できません。
Q BeOSに対応していますか?
- 対応しておりません。
Q REX-CB31のハイブリッド版の商品化予定はありますか?
- 残念ながら、現在のところ商品化の予定はございません。
Q REX-CB31PとREX-CB31はハードウェア的には違うものなのか?
- ハードウェアは同じです。添付ドライバ、ソフトウェア、ライセンスが 異なります。
Q 同じ物であるなら、ドライバ等を別途入手はできますか?
- それぞれのドライバについては、弊社ホームページで公開致しておりますが、ご購入頂いた製品がサポートしている対応OS用ドライバのみのライセンス
となっております。
したがって、REX-CB31をご購入頂いている場合は、Windows95B/98のみのサポート となります。
Q REX-CB31Pに添付のB'sCrewは製品版と異なるのか?
- マニュアルとFDは同じですが、パッケージが製品版と異なっております。
Q ホットスワップ(活線挿抜)に対応していますか?
- 対応しておりません。
MacintochのSCSIは定期的にSCSIの状態を監視しています。
REX-CB31Pが取り外されても、MAC OSはそれを認識していませんのでハングアップします。
REX-CB31Pはパソコンの電源ON時に抜かないで下さい。
Q スリープ機能に対応していますか?
- 対応しておりません。
REX-CB31Pを装着したままスリープ状態に入ると、スリープ後の電源ONでスリープ前の状態まで復帰できずカーソルが実行中のままになります。
コントロールパネルで[スリープしない]の設定にしてください。
Q 外付けのターミネータは付いていますか?
- 外付けのSCSIターミネータは添付しておりません。
Q SCSIケーブルは付いていますか?
- ハーフピッチピンタイプ50ピンケーブル(50cm)が添付しております。
ご使用になるSCSI機器のコネクタが上記のタイプと異なる場合は、別途RATOC専用のオプションケーブルをお求めください
Q 添付ソフトウェアは?
- SCSIコンフィギュレーションユーティリティ、B's Crewユーティリティです。
● 保守サポートに関して ●
Q 修理およびサポートの窓口は?
- SCSI Pro Shop SCSIサポート窓口で受け付けております。
※修理およびサポートの提供期間について
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。