RS-232C PCカード
REX−5056V(FAQ)2008-03-19版
●ご購入前に多い質問 ●
Q 購入方法を教えてください。
- 弊社製品を販売しているRATOC Direct・販売店・ネットショップ・代理店からご購入いただけます。詳しくは弊社ショップ情報をご参照ください。
Q パソコン本体に全くRS-232Cポートが付いていませんが、それでも問題なくシリアルポートとして認識されますか?
- はい。Windowsからは問題なくシリアルポート(COM)として認識されます。
Q 三菱シーケンサは動作しますか?
- 社内での動作確認はとれておりませんが、ユーザ様より動作可能とのご連絡をいただいております。
Q 製品の貸し出しは可能ですか?
- ラトックの通販サイトRATOC Direct にて、法人様を対象に本製品の貸出サービス(無償)を提供しております。
貸出条件等の詳細は 、RATOC e2e store貸出サービスの案内ページをご覧ください。
● 技術的内容について ●
Q 昔REX-5056を購入しましたが、現在のREX-5056Vとの違いは?
- REX-5056はシリアルコントコーラにPC87312 Super I/0を使用していましたが、REX-5056Vでは、価格と安定供給の点からNS PC16550D UARTを採用しました。
また、お客様からのご要望により添付ケーブルのコネクタ形状をD-SUB25ピン(メス)からD-SUB9ピン(オス)に変更しました。 仕様上、REX-5056VはREX-5056と同等の機能を提供しています。
Q REX-5056Vを2枚同時に使用できますか?
- COMポートとして割当て可能なリソースが空いていれば、何枚でも使用できます。
Q 信号送出の電圧レベルは?
- 最大 ±5V が出力されます。
Q 機器と全く通信が出来ません。
- まず、REX-5056Vが正常にインストールされているかをご確認ください。次に、制御用アプリケーションでのCOMポート番号とREX-5056Vに割り当てられているCOMポート番号が同じであることをご確認ください。
Q インストールができません。
- インストールガイドにしたがい、インストールをおこなってください。
● Windows2000/XPについて ●
Q Windows2000でREX-5056Vを使用したいのですが可能ですか?
- 以下の手順で標準の通信ポートとして設定すれば使用可能となります。
- PCカードを挿入すると[ 新しいハードウェアの検出ウィザード ]が表示されます。
- [ 新しいハードウェアの検索ウィザードの開始 ] で [次へ]ボタンを押します。
- [ ハードウェアデバイスドライバのインストール ] 画面に[ RATOC_System_Inc. REX5056V_RS-232C_PC_Card ]
と正しく表示されているかを確認してください。
次に、検索方法の選択で[このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する ] にチェックを入れて [次へ]ボタンを押します。
- [ハードウェアの種類]の一覧より「ポート(COMとLPT)」を選択し[次へ]ボタンを押します。
- [ デバイスドライバの選択 ] 画面で製造元 [標準ポート], モデル[ 通信ポート ] を選択し、 [次へ]ボタンを押します。
- ドライバの更新警告が表示されますが、続行するため [はい] ボタンを押してください。
- [ デバイス ドライバのインストールの開始 ] で [ 通信ポート ] が表示されますので、 [次へ]ボタンを押します。
- [ 新しいハードウェアの検索ウィザードの完了 ] で [通信ポート]が表示されます。
[完了]ボタンを押してください。
詳しくは、ユーザーズマニュアル(PDF) をご覧ください。
Q WindowsXPでREX-5056Vを使用したいのですが可能ですか?
- 以下の手順で標準の通信ポートとして設定すれば使用可能となります。
- PCカードを挿入すると[ 新しいハードウェアの検出ウィザード ]が表示されます。
- [ 新しいハードウェアの検索ウィザードの開始 ] 画面に[ RATOC_System_Inc. REX5056V_RS-232C_PC_Card ]
と正しく表示されているかを確認してください。
次に、インストール方法の選択で[このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する ] にチェックを入れて [次へ]ボタンを押します。
- インストールオプションの選択では、[ 検索しないでインストールするドライバを選択する ] にチェックを入れて [次へ]ボタンを押します。
- [ハードウェアの種類]の一覧より「ポート(COMとLPT)」を選択し[次へ]ボタンを押します。
- [ デバイスドライバの選択 ] 画面で製造元 [標準ポート], モデル[ 通信ポート ] を選択し、 [次へ]ボタンを押します。
- ドライバの更新警告が表示されますが、続行するため [はい] ボタンを押してください。
- [ 新しいハードウェアの検索ウィザードの完了 ] で [通信ポート]が表示されます。
[完了]ボタンを押してください。
詳しくは、ユーザーズマニュアル(PDF) をご覧ください。
Q インストールまたは通信ができない?
- 一部のパソコンで、I/Oアドレスが3F8-3FFに割り当てられる場合に、正常にインストールできない(エラーコード10が表示される)ことやインストールできても通信できない問題が確認されております。そのような場合には、以下の方法で一旦、アンインストールを行ってから、再インストールを行ってください。
- アンインストールプログラム+セットアップファイルをダウンロードしてください。
- カードが装着されている場合、外しておいてください。
- ダウンロードしたアンインストールプログラムを実行します。
- カードを再度、挿入します。ここで、新しいハードウェアの検出ウィザードが起動しますので、ドライバの検索先にダウンロードしたセットアップファイル(REX5056V_w2kxp.inf)が存在するディレクトリを指定して、インストールを行います。
>> アンインストールプログラム+セットアップファイルダウンロード(5056v.lzh:21KB)
- アンインストールプログラム+セットアップファイルをダウンロードしてください。
● Windows95/98/Meについて ●
Q WindowsMeでREX-5056Vを使用したいのですが可能ですか?
- 以下の手順で標準の通信ポートとして設定すれば使用可能となります。
- PCカードを挿入すると[ 新しいハードウェアの追加ウィザード ]が表示されます。オプションの選択で[ ドライバの場所を指定する(詳しい知識のある方向け)]にチェックを入れて
[次へ]ボタンを押します。
- ドライバの検索方法は[ 特定の場所にあるすべてのドライバの一覧を表示し、インストールするドライバを選択する ]を選択し、「次へ」を押します。
- [デバイスの種類]の一覧より「ポート(COMとLPT)」を選択し[次へ]ボタンを押します。
- [ モデルの選択 ] 画面で製造元 [標準ポート], モデル[ 通信ポート ] を選択し、 [次へ]ボタンを押します。
- ドライバの更新警告が表示されますが、続行するため [はい] ボタンを押してください。
- [ デバイス用のドライバファイルの検索 ] で [ 通信ポート ] が表示されますので、 [次へ]ボタンを押します。
- インストール完了のメッセージが表示されたら[ 通信ポート ]が表示されているのを確認し、[完了]ボタンを押してください。
詳しくは、ユーザーズマニュアル(PDF) をご覧ください。 - PCカードを挿入すると[ 新しいハードウェアの追加ウィザード ]が表示されます。オプションの選択で[ ドライバの場所を指定する(詳しい知識のある方向け)]にチェックを入れて
[次へ]ボタンを押します。
- REX-5056VはWindows95/98標準のシリアル通信ドライバを使用します。
インストレーションにつきましてはユーザーズマニュアルをご参照ください。
Q Windows95/98/MeのDOSモードで使用できますか?
- パソコンメーカがサポート外の場合もあり、基本的にサポート外となっておりますが、通常以下の操作で動作させることができます。
DOSモードには、WindowsのDOS窓で使用するモードとWindows終了からMS-DOSの再起動で使用する二つのモードがあります。DOS窓でご利用される場合は、Windowsインストレーションを行うだけで、PCカードのコンフィギュレーションは行われますので、そのまま使用することができます。(製品添付のMS-DOS用カードイネーブラは使用しません。)
MS-DOSの再起動でのご利用になる場合は、下記手順により使用することができます。- MS-DOSプロンプトからDEBUG.EXEを起動します。
C:\>debug
3行目に「8x」(x=数字)が表示されればREX-5056Vのコンフィグレーションが可能な状態を表します。「i 3e1」に対する応答が「8x」以外の場合は、製品添付の16ビットレガシーモード設定ユーティリティ(EXCAMODE.EXE)が必要になります。
−o 3e0 0
−i 3e1
−84
−q
東芝のPCの場合はWindowsの[コントロールパネル]の[東芝ハードウェア]の[PCMCIA設定]で設定変更が可能な機種もございます。この場合は、上記の16ビットレガシーモード設定ユーティリティ(EXCAMODE.EXE)は必要ありません。 - 16ビットトレガシーモード設定ユーティリティ(EXCAMODE.EXE)はCONFIG.DOS(Win95)/CONFIG.SYS(Win98)に組み込むか、システム起動後実行させて上記の不具合を解消します。その後再度上記1.の手順にて「i
3e1」に対する応答が「8x」になることを確認します。問題が回避されない場合は、以下の手順へは進めません。
- 製品添付のカードサービス版イネーブラまたはポイントイネーブラでPCカードのコンフィグレーションを行います。尚、カードサービス版イネーブラは、カードサービスドライバが必要になります。カードサービスドライバはお客様の方でご用意していただく必要があります。
- MS-DOSプロンプトからDEBUG.EXEを起動します。
Q インストールを行うと「COM5」と認識してしまう?「COM2」または「COM3」に変更したい。
- 通常、COMxポート(x=数字)はパソコンの空きのある順番に割当てられるようになっております。お客様のご使用パソコン機種により、内蔵モデムや赤外線ポートが装備されている場合、内部的にCOMポートが割当てられていると考えられます。もし、内蔵モデムや赤外線ポートをご使用されていない場合は、パソコンのBIOS設定を「Disable」に設定してください。すべてをご使用になられている場合は、空きリソースがないため「COM5」として使用せざるを得なくなりますのでご了承ください。
Q デジタルカメラと接続して動作しない?
- Windows初期設定では、未使用時にシリアル通信PCカードへの電源供給を停止させる機能が有効となっています。この状態でデジタルカメラと接続すると、カメラ側のシリアル接続チェック機能が、"接続されていない"と認識してしまいます。
この問題を回避するためには以下のように設定を変更します。
[Windows95の場合] [コントロールパネル]の[パワーマネージメント]をダブルクリックし、[PCカードモデム]タブをクリックしたところの[未使用時にはPCカードモデムをオフにする]のチェクをはずしてください。 [Windows98の場合] Windows95と同等の設定項目がないため、製品に「シリアル通信PCカードパワーマネージメントユーティリティ(CardPwCtl.Exe)」を添付しております。 ユーティリティを起動しますと、Windows95と同等の設定変更が可能になりますので[未使用時シリアル通信PCカードへの電源供給を停止する]のチェックをはずして[更新]してください。
Q 再インストール後、REX-5056Vを再挿入してもハードウェアウィザードが起動しない?
- 以下の手順を行ってください。
- Windowsの「スタート」−「ファイル名を指定して実行(R)」を選択します。
- 「名前(O)」に「REGEXIT」と入力し「OK」を押します。
- レジストリエディタが起動しますので以下のフォルダを削除してください。
マイコンピュータ
\HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\PCMCIA\RATOC_SYSTEM_INC.-REX-5056V_RS-232C-PC_CARD-XXXX
(XXXXは英数字)
削除方法は、メニューバーより「編集(E)」−「削除(D)」を選択するか、キーボード上の「Delete」キーを押して削除します。
- パソコンを再起動し、REX-5056Vを挿入してください。
- ハードウェアウィザード起動後、マニュアルの手順を参照し再度インストールを行ってください。
(注)
レジストリエディタでは、OSのシステム情報を変更、修正が可能なため、誤って使用されますとパソコンやアプリケーションが起動しなくなる場合があります。上記以外のところは削除/修正をしないでください。
- Windowsの「スタート」−「ファイル名を指定して実行(R)」を選択します。
Q インストール後、[コントロールパネル]の[システムプロパティ]の[デバイスマネージャ]でモデムと表示されてしまう?
- ある特定の機種でシリアルカードをモデムと誤認識してしまいます。製品のタプル情報を書き直す必要がありますので、I&Lサポートセンター(06-6633-6741)までお問い合せ願います。
● その他のOS ●
Q WindowsNT4.0で使用する場合には、別売りの「CardWare」が必要ですか?
- リソース状況(I/Oポートアドレス・IRQ等)によりますが、競合がおこらなければ「CardWare」は必要ありません。
WindowsNT4.0では、PCカードのPnP機能をサポートしていないことや、使用されているパソコンのCOMポートの空きリソース状況によってPCカードを使用可能な状態にできない場合がありますので、それを解消するために「CardWare」が必要になります。 但し、動作を保証されている機種に限りがありますのでご注意ください。
- Linux情報に関するページを設けていますので、そちらをご参照ください。
- Windows95/98のインストールされていない以前のMS-DOS環境においては、基本的にDOS/Vではご使用頂けます。 (但し、動作の最終確認については、お客様側で行っていただく必要があります。)
PC-9800シリーズではご使用頂けません。
● 保守サポートに関して ●
Q ケーブルの購入はできますか?
- ラトックプレミア 楽天市場店 (https://www.rakuten.co.jp/ratoc/)にて製品添付のケーブル(RCL-5056V)とD-sub 25pin(RCL-5056V25)をお取り扱いしております。
(オプション品は販売を完了していることがあります。あらかじめご了承ください。)
Q アプリケーションの開発依頼は、受けてもらえるのですか?
- お受けしておりますが、最初にお客様からの要求仕様をお聞きして受託開発可否の検討作業が必要となります。お引き受け可能と判断した場合は、お客様仕様での必要工数を算出し、お見積りをご提示させて頂きます。詳細は、 OEM、特注相談フォームよりお問い合わせください。
Q 修理およびサポートの窓口は?
- 電話でのお問い合わせはI&Lサポート専用ダイヤル
TEL 大阪 06-6633-6741(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
をご利用ください。
E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
・E-MAIL:サポートセンター宛メール
・FAX:06-6633-8285
修理依頼
・修理受付と窓口のご案内
※修理およびサポートの提供期間について
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。
Q 海外でのサポートは?
- 本製品は日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。
海外へ輸出される場合は、経済産業省発行の輸出貿易管理令の該非判定用パラメータシートの記入、送付は可能です。 非該当証明書申請フォームよりお手続きください。