REX−USB220(FAQ) 2020-02-26版
● ご購入前に多い質問 ●
- 購入方法を教えてください
- 弊社製品を販売しているRATOC Direct・販売店・ネットショップ・代理店・RATOC Premier・RATOC e2e Storeからご購入いただけます。詳しくは弊社ショップ情報をご参照ください。
- RoHS指令に対応していますか?
- RoHS指令には対応しておりませんが、有害6物質不使用製品です。
(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの使用を制限)
- REX-USB220の消費電流はどのくらいありますか?
- 消費電流は、平均 310mA 、最大 350mA(動作時)です。
- REX-USB220の外形寸法およびケーブル長は?
- 外形寸法は61mm(W)×62mm(L)×22mm(H)、ケーブル長は約1500mmです。
- 対応するGPIBデバイスは、どのような機器がありますか?
- IEEE488.2およびIEEE488.1に準拠したGPIB機器に対応しています。
また、弊社内においてはIEEE488-1978に準拠している機器の制御実績もありますので、安心してご使用いただけます。
※アドレス可能である必要があります。
※コントローラ機能(C0)をもつ装置は使用できません。
- LabVIEWで制御可能でしょうか?
- LabVIEW用のドライバーは提供しておりません。
本製品付属のAPIを呼び出して制御する必要あります。
- 原産国について教えてください
- 原産国は日本です。
- GP-IB PortのESD耐圧およびGP-IB InputPortの絶対最大定格について教えてください
- ■GP-IB PortのESD耐圧: 接触放電が4KV、気中放電8KVです。
■GP-IB InputPortの絶対最大定格: 5.5Vです。
● 技術的な内容について ●
- サンプルプログラムの開発環境について教えてください
- 製品には VC6 / VC2005 / VB6 / VB2005 / Builder5 / Delphi7で開発したサンプルプログラムが添付しております。 ⇒ ダウンロードはこちら
- ボーランド社C++ BUILDERによる制御は可能でしょうか?
- 可能です。IMPLIBユーティリティで製品添付のDLLファイルからBuilder用のlibファイルを作成し、プロジェクトに追加してご使用ください。
- Visual Basic for Application(VBA)による制御は可能でしょうか?
- 可能です。
VBと同様にVB用モジュールを使用してDLLから関数を呼び出すことが可能です。
OCXの貼り付け手順については【こちらのPDF】をご参照ください。 なお、製品添付のサンプルソフトはVB,VC用のアプリケーションのみとなっており、VBA用は含まれておりません。
- C#でアプリ開発は可能でしょうか?
- VBと同様にOCX経由またはDLLから直接関数を呼び出すことで制御可能です。
- C#またはVB.netでOCXの貼り付け方法について教えてください
- 以下の手順で操作をおこなってください。
1. プロジェクトを「新規作成」する際に「Windows Formアプリケーション」を作成します。
2. [プロジェクト]タブより「参照の追加」を選択。
3. [COM]-[U2GPIBAX ActiveXコントロールモジュール]にチェックを入れて「OK」をクリック。
4. [ツール]タブより「ツールボックスアイテムの選択」を開き、
[COMコンポーネント]を選択し「U2GPIBAC Control」にチェックを入れ「OK」をクリック。
5. 開発環境が64-bitOSである場合は[ビルド]タブより「構成マネージャー」を選択し、[アクティブソリューションプラットフォーム]で「新規作成」-「x86」として新規で作成します。
(ActiveXコントロールは64-bit版アプリには対応していないため) 6.ツールボックス内に[U2GPIBAX Control]が追加されますので、フォーム上に貼り付けられるようになります。
- 64bit版のアプリケーションの作成はできますか?
- こちらのDLLから関数を呼び出すことで64bit版のアプリケーションの作成は可能です。(libファイルはVC++用となります。)
- REX-USB220はMicrosoft Visual C++ / Visual Basic用のライブラリが用意されていますが、
これら以外のアプリケーションで開発はできないのでしょうか? - ライブラリ関数を呼び出せるのであれば、Microsoft Visual C++ /Visual Basic以外のアプリケーションでも制御することができます。
REX-USB220は弊社で開発した独自のドライバーで動作いたします。
ドライバーを制御するためには、製品添付のDLLからライブラリ関数を呼び出すことが必要になります。
- 複数台のREX-USB220を使用する際、Visual Basic6.0でFormに貼り付けるオブジェクトは1つで良いですか?
あるいは、台数分のオブジェクトを貼り付ける必要がありますか? - イベント発生時、サブルーチンの引数に返される値は
wParam : hUnit(ユニットハンドル)
lParam(上位2Byte) : メッセージの種類
lParam(下位2Byte) : コンバータID
となっておりますので、Formに貼り付けるオブジェクトは1つのアプリケーションにつき1つで十分です。
- REX-USB220のファームアップの方法は?
- ファームアップにつきましては、次の手順で実行して下さい。
- 1.最新のファームアップツールを【こちらのダウンロードページ】よりダウンロードする。
2.パソコンのUSBポートに、REX-USB220を1台のみ接続する。
3.HUB等を用いて複数のUSB機器を接続している場合は、すべて取り外す。
4.製品添付のファームウェアアップデートプログラム(Firmup.exe)を起動する。
5.【参照】ボタンをクリックし、ダウンロードした拡張子FRMのファイルを指定する。
6.指定したファイルのパス名を確認し、【書き込み】ボタンをクリックする。
7.ファームウェアの書き込みを開始しますので、他の作業を行わないで下さい。
8.書込みが終了すると、「正常にファームを書き込みました」と表示されることを確認する。
9.【Exit】ボタンをクリックし、プログラムを終了する。
10.USBケーブルを一旦取り外し、再度接続する。 - 以上でファームアップ終了です。詳しくはユーザーズマニュアルを参照して下さい。
※上記手順は、REX-USB220がパソコンで正常に認識されていることを前提としています。
- ファームウェアをアップデートすると通信できなくなりました
- 製品添付のファームウェアアップデートツールを使用し、
ファームウェアとDLLのバージョンの対応が以下の通りであることをご確認ください。
ファームウェア DLL Ver1.06以降 Ver1.1.0.5以降 Ver1.05以前 Ver1.1.0.4以前
- gp_srq()を呼び出すたびにハンドルが増加します
- こちらのDLL(lib)をダウンロードし、ご使用ください。
- デリミタ設定関数 gp_delm()で設定できるコードを教えてください
- ■トーカ時
dlm = 0x00 CR+LF
dlm = 0x0D CR
dlm = 0x0A LF
dlm = 0x8D CR+EOI
dlm = 0x8A LF+EOI
(その他の値はBit6〜Bit0の7bitで設定します。) - ■リスナ時※EOIは常にデリミタ
dlm = 0x0D CR
dlm = 0x0A LF
(その他の値はBit7〜Bit0の8bitで設定します。)
- Windows 10で正常にインストールできません。(デバイスマネージャーで”!”が表示されます)
- デバイスマネージャー上の「"!"RATOC USB2.0 GP-IB Converter」のプロパティを開き、「このデバイスに必要なドライバーのデジタル署名を検証できません。..」となっている場合は、Windows 10用インストーラーをダウンロードし、セットアップしてください。
● 保守サポートについて ●
- 修理およびサポートの窓口は?
- 【お問い合わせ窓口】
電話でのお問い合わせはI&Lサポート専用ダイヤル
TEL 大阪 06-6633-6741(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
をご利用ください。
E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
・E-MAIL:サポートセンター宛メール
・FAX:06-6633-8285
【修理依頼について】
修理の受付手順等、詳細については下記リンクからご確認ください。
・修理受付と窓口のご案内
【修理およびサポートの提供期間について】
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。
- 海外でのサポートは?
- 本製品は日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。
海外へ輸出される場合は、経済産業省が発行する輸出貿易管理令の該非判定用パラメータシートを発行させていただきます。 非該当証明書申請フォームよりお手続きください。
- アプリケーションの開発依頼は、受けてもらえるのですか?
- お受けしております。
最初にお客様からの要求仕様をお聞きして、受託開発可否の検討させて頂きます。お引き受け可能と判断した場合は、お客様仕様での必要工数を算出し、お見積りをご提示させて頂きます。
ご依頼の際は、 受託開発相談フォームよりお申込ください。⇒ 受託開発ご相談フォーム