USB3.0 RAIDケース
RS-EC32-U3Rシリーズ(FAQ)2023-01-27版
- 製品仕様について(RS-EC32-U3R製品情報ページへ)
- ご購入前の質問
- セットアップに関する質問
- RAIDディスクの運用に関する質問
- RAID監視マネージャー、FAN制御、省エネ設定に関する質問
- トラブルシューティング
- 保守サポートに関して
● ご購入前の質問 ●
Q 対応するパソコンやOSを教えてください。
- 製品情報の対応環境を参照ください。
* 各種Server OS、Linux/Ubuntu等Unix OS、対応環境に記載以外のOSには対応していません。
* BootCampのWindows環境や仮想OS環境はサポート外となります。
Q 使用可能なハードディスクの種類は?
- SATA接続の3.5インチHDDが使用可能です。
動作確認済SATAハードディスクの一覧を参照ください。
* 薄型タイプのHDDには対応していません。 * HDDの容量が8TB以上(HDD 1台あたり)の場合は、フォーマット形式「exFAT」を選択してください。NTFSでは本製品の取り外しや電源OFF/ONで認識されなくなります。 * 以下機種をご使用の場合は、「当社製RAIDケース RS-EC32-U3R と WesternDigital 社製HDDを組み合わせてご使用のお客様へ(PDF)」 をお読みください。
WesternDigital WD2500AAKX / WD3200AAKX / WD5000AAKX
Q SATA3 6Gbps対応HDDは使用可能ですか?
- 使用可能です。
ただし、データアクセスは、SATA2 3Gbpsでおこなわれます。
Q 2TBを超えたハードディスクに対応していますか?
- 対応しています。
ただし、取り付けているHDDの容量が8TB(HDD 1台あたり)以上の場合、フォーマットの際、フォーマット形式は「exFAT」を選択してください。NTFSでは本製品の取り外しや電源OFF/ONで認識されなくなります。
動作確認済SATAハードディスクの一覧を参照ください。
Q ハードディスクの容量制限はありますか?
- 取り扱える最大容量につきましてはOSに準拠します。
フォーマット形式 最大容量 FAT32 2TBまで ※マイクロソフト社公式では32GBまで exFAT 16EBまで MBR形式NTFS 2TBまで GPT形式NTFS 16EBまで
Q WesternDigital製WD20EARS等のAdvanced Format Technology(物理セクターが4096バイト)に対応していますか?
- 4096バイトセクターに最適化された動作はおこなわれません。あくまで従来の512バイトセクターでの動作となります。
※4K Native(物理セクターが4096バイト)のハードディスクの場合は4096バイトでの動作となります。
Q NCQ(Native Command Queuing)に対応していますか?
- NCQとはSSDやハードディスクドライブのデータを効率よく読み込み高速化するための機能であり、本製品はNCQに対応しています。
Q 横置きで使用しても大丈夫ですか?
- 本製品は縦置き専用として設計されています。横置きで使用することはできません。
横置きで長時間使用するとHDDコネクタに負担がかかり、接触不良となる可能性があります。
- 本製品(RS-EC32-U3R)とRS-EC32-U31Rは本体外観(サイズ)以外の仕様が異なり、各種動作が異なります。
<共通点>
- 本体外観(各サイズを含む)は同じです。
※本体背面のUSB端子のみ、RS-EC32-U3Rは Type-B(USB 3.0)、RS-EC32-U31Rは Type-C(USB 3.1)の違いがあります。 - 製品添付ACアダプターは共通して使用できます。
<相違点>
- 搭載しているコントローラーが異なります。本製品はUSB3.0(USB3.1 Gen1)(最大5Gbps)対応コントローラー、RS-EC32-U31RはUSB3.1 Gen2(最大10Gbps)対応コントローラーを採用しています。
- 添付USBケーブルが異なります。本製品は、Type-B - Type-Aケーブルが添付されています。RS-EC32-U31Rは、Type-C - Type-CケーブルとType-C - Type-Aケーブルが添付されています。
- 一度取り付けたHDDの交換は基本推奨しておりませんが、本製品ではHDD交換時用の「RAIDモードクリアツール」を用意しています。(RS-EC32-U31Rでは使用できません)
- 本体前面および背面の各種ランプの点灯/点滅のタイミングが異なります。
- ブザー音が異なります。(本製品はピー、ピーと一度切れる音が鳴り続けますが、RS-EC32-U31Rはピーと鳴り続けます)
RS-EC32-U31RのFAQ内「Q 本製品(RS-EC32-U31R)とRS-EC32-U3Rの 違いを教えてください。」も併せてご参照ください。 - 本体外観(各サイズを含む)は同じです。
Q 本製品(RS-EC32-U3R)と、後継品(RS-EC32-U3RX)の違いを教えてください。
- 本体、ACアダプターおよびその動作については同じです。
後継品(末尾が"X"の型番)はソフトウェアCD-ROMが添付されておりません。
(RAID監視マネージャーはダウンロード提供となります。FastUSBはサポートしていません。)
使用パーツの価格高騰に伴い、標準価格が改訂されました。
Q 複数台のRS-EC32-U3Rを1台のパソコンで使用することはできますか?
Q RS-EC32-U3Rは、1台のパソコンに何台まで接続可能ですか?
- 2台以上のRS-EC32-U3Rを1台のパソコンで使用することは可能です。ただし、2台のRS-EC32-U3Rを合わせてのRAIDによる構成はサポートしておりません。
ご使用のパソコン環境で許される最大接続台数まで接続可能です。
Q HDD 1台のみを装着した状態でも使用可能ですか?
- SINGLEモードに限り、HDD 1台のみを装着した状態でも使用可能です。
また、HDD 1台で使用している状態で、2台目のHDDを追加/接続し、Singleで使用することは可能です。
ただし、一度でもRAIDモードの設定や構築をおこなった場合は、接続しているHDD2台すべてで初期化が必要となりますので、最初に使用していたHDDの内容は消去されます。
Q メーカーの異なるハードディスクをRAID1で使用可能ですか?
- 2台のハードディスクの容量が同じであれば、異なるメーカーのハードディスクであってもRAID1を作成して使用することが可能です。
いずれかのハードディスクに異常が発生した場合も、同容量であれば異なるメーカーのハードディスクでリビルドを実行することができます。 ただし、同メーカーの同型番のハードディスク2台でRAID1を構築/リビルドする方が、より安全性は高くなります。
Q RS-EC32-U3Rに搭載したハードディスクドライブから、OSを起動できますか?
- できません。 装着したハードディスクへのOSインストールもできません。
Q USB HDDが接続可能なネットワークルーターで使用できますか?
- 本製品はUSB HDDとして認識される仕様であるため、使用可能かと思われます。ただし、ネットワークルーター側の詳細設定等、弊社では解りかねるため、動作保証外とさせていただきます。
Q データの入っているHDDでRAID1を構築する際、そのデータを残すことはできますか?
- RAID構築の際にHDDを初期化しますので、保存データはすべて消去されます。必要なデータは必ず他のHDDに移してから使用してください。
Q HDD固定用のネジ穴は4つあるのに、ネジが2つしか入っていません。
- ネジは2つあればHDDケースに固定できますが、お持ちのHDDに合う位置が選べるようネジ穴は4つ設けています。3点以上で固定したい場合は、別途ネジをご用意ください。仕様に関しては、「Q HDD固定ネジを追加したい。」を参照ください。
Q 本体LED(前面)の点灯の意味がわかりません。
- マニュアルに記載しておりますので、PDF版マニュアルにて確認ください。
RS-EC32-U3Rマニュアルはこちらからご覧いただけます ⇒
Q RS-EC32-U3Rのディスクを取り外し、SA-RC1、SA3-RC1などのリムーバブルケースに取り付けてデータを読み書きできますか?
Q RS-EC32-U3Rのディスクを取り外し、マザーボードのSATAポートへ直接接続してデータを読み書きできますか?
- 暗号化せずSINGLEモードおよびRAID1モードで使用していた場合に限り、データの読み書きは可能です。
RAID0/JBODで使用していた場合はできません。。
Q SA-RC1、SA3-RC1などのリムーバブルケースで使用していたHDDを取り外し、RS-EC32-U3Rに取り付けてデータを読み書きできますか?
Q 他社ケースやマザーボードのSATAインターフェースに接続していたHDDのデータを消さずに、本製品で使用することはできますか?
- 以下の条件を満たすHDDの場合のみ、使用可能です。
- HDDが暗号化されていない。
- RAIDが組まれていない。
- NTFS/FAT32/exFAT/HFS+いずれかのフォーマットである。
RS-EC32-U3Rが未使用(購入直後)の場合は、取り付ければSingleモードで認識します。
本製品に一度でも別のHDDを装着した場合は、その情報がRS-EC32-U3Rに保持されてしまうため、そのままではHDDの初期化が必要となります。保持されている情報を「RAIDモードクリアツール」でクリアすることにより、入れ替えたHDDを初期化なしに認識させることが可能となります。
手順は以下の通りです。Windowsパソコンでのみ可能です。(Macではできません)
- 本製品「RS-EC32-U3R」から最初に取り付けたHDDを取り出す前に、「RAIDモードクリアツール」でRAIDモードをクリアします。
- 本製品の電源をOFFにします。
- データの入っているHDDを接続します。
- 本製品の電源をONにします。
以上で、Singleモードで認識します。
Q RAID1で作成したHDDを取り外して他のケースやパソコンのSATAポートに接続した後、元のRS-EC32-U3Rに戻してそのまま使用できますか?
- RS-EC32-U3Rの電源を切った状態でHDDを取り外し、他のケースなどに接続してデータを読み出したあと、RS-EC32-U3Rの電源を切ったままHDDを戻せば使用可能です。
他のケースなどでデータの書込みをおこなうと、もう一方のディスクと整合性がとれなくなり、RS-EC32-U3Rに戻すことができなくなります。
なお、暗号化状態のディスクは、他で読み出すことはできません。
Q RAIDモードを変更した場合、元のデータは保持されますか?
Q データを保持したまま、RAID1で構成したHDDをSINGLEモードで使用できますか?
- RAIDモードを変更した場合、元のデータは基本的に保持されません。
RAIDモードが変更された時点で、ディスクは初期化されてしまいます。
Q RS-EC32-U3Rにセットされたディスク2台を取り出し、別のパソコンに接続されたRS-EC32-U3Rへ装着して読み書きできますか?
- WindowsパソコンでのみRAIDモードクリアツールを使用することで可能です。(Macではできません)
ただし、ディスクが暗号化されている場合はできません。
暗号化されていないディスクの場合は以下の手順で別のパソコンに接続 されているRS-EC32-U3Rに接続し、動作させることが可能です
- HDD 2台(AとBのセット)を取り出す前にRAIDモードクリアツールで
RAIDモードをクリアした後、HDD 2台(AとB)を取り出します。
- 別のパソコンでも同様にHDD2台(CとDのセット)を接続した状態で、
RAIDモードクリアツールでRAIDモードをクリアした後、HDD 2台(CとD)
を取り出します。
- 別のパソコンにHDD 2台(AとBのセット)を接続し認識させることが
できます。
- またHDD2台(CとDのセット)に戻す場合は、RAIDモードクリア後に
HDD 2台(AとBのセット)を取り出し、HDD2台(CとDのセット)を接続
します。
- HDD 2台(AとBのセット)を取り出す前にRAIDモードクリアツールで
RAIDモードをクリアした後、HDD 2台(AとB)を取り出します。
Q RAID1を構築したHDD 2台(AとBのセット)を取り出し、別のHDD 2台(CとDのセット)でRAID1を構築した後、最初に構築したHDD 2台(AとBのセット)に戻して、初期化せずに認識可能ですか?
- WindowsパソコンでのみRAIDモードクリアツールを使用することで可能です。(Macではできません)
ただし、ディスクが暗号化されている場合はできません。
暗号化されていないディスクの場合は以下の手順でHDD 2台のセットを 入れ替えて動作させることが可能です。
- HDD 2台(AとBのセット)を取り出す前にRAIDモードクリアツールで
RAIDモードをクリアした後、HDD 2台(AとB)を取り出します。
- 別のHDD2台(CとDのセット)を接続し、RAIDモードを構築します。
- 別のHDD2台(CとDのセット)を取り出す前にRAIDモードクリアツールでRAIDモードをクリアした後、HDD2台(CとD)を取り出します。
- 最初に構築したHDD 2台(AとBのセット)を接続した場合はそのまま
認識可能です。
- また別のHDD2台(CとDのセット)を使用したい場合は、RAIDモードクリア後にHDD2台(AとBのセット)を取り出し、別のHDD2台(CとDのセット)を接続します。
- HDD 2台(AとBのセット)を取り出す前にRAIDモードクリアツールで
RAIDモードをクリアした後、HDD 2台(AとB)を取り出します。
Q RAID1で構築済みのHDD1とHDD2のディスクを入れ替えた場合は、認識可能ですか?
- マスターとスレーブを入れ替えた場合、認識できません。
HDD1とHDD2のランプが赤く点灯して警告ブザーが鳴り、構成初期化エラーとなります。
HDD1とHDD2を元の位置へ戻せば、正常に再認識されます。
Q RAID1で使用時、マスター側のHDDに故障が発生した場合でも自動でリビルドがおこなわれますか?
- マスター側が故障した場合、自動的にスレーブディスクがマスターに切り替わります。
故障したディスクが新しいディスクへ交換された時点で、自動的にリビルド動作がおこなわれます。
Q RAID1で使用時、HDD 2台のうちの1台を外して、1台のみとなってもそのまま使用できますか?
- 取り外した側のHDDインジケータが赤く点灯して、ブザーが鳴りますが、パソコンおよびRS-EC32-U3Rを停止させることなく、そのまま使用可能です。取り外した側へ再度HDDを装着すると、自動的にリビルドが開始されます。
Q RS-EC32-U3Rの本体側が故障したので、新規で購入したRS-EC32-U3Rにそれまで使用していたHDDを装着しました。そのままRAIDディスクとして使用可能ですか?
- 一度もHDDを装着したことのないRS-EC32-U3Rであれば可能です。 ただし、ディスクが暗号化されている場合はできません。
ただし、一度でも他のHDDを装着した場合は、その情報がRS-EC32-U3Rに保持されてしまうため、 初期化しないで認識させることはできません。
その場合は、以下の手順でWindowsパソコンでのみRAIDモードクリアツールを使用することにより認識可能となります。 (Macではできません)
- 故障した本製品「RS-EC32-U3R(1)」からHDD 2台(AとBのセット)を取り出します。
- 新規購入した本製品「RS-EC32-U3R(2)」からHDD 2台(CとDのセット)
を取り出す前にRAIDモードクリアツールでRAIDモードをクリアした後、
HDD 2台(CとD)を取り出します。
- 「RS-EC32-U3R(2)」に「RS-EC32-U3R(1)」で使用していたHDD2台(Aと
Bのセット)を接続します。この場合はそのままで認識可能です。
- 故障した本製品「RS-EC32-U3R(1)」からHDD 2台(AとBのセット)を取り出します。
Q 暗号化したあとHDDを取り外し、暗号化に対応したラトック製の他のケースで認識可能ですか?
- 認識できません。
暗号化をおこなったRS-EC32-U3R本体以外では認識できません。
Q HDDを廃棄するので内容(データ)を完全消去したいのですが、対応ツールはありますか?
- 弊社からは、データ復旧不可能な完全消去に対応したツールの提供をしていません。
RAIDモード全て解除した後、このディスクを市販ツールで完全消去してください。
Windowsでは、市販ツールとして株式会社アーク情報システムの「HD革命/Eraser」 で確認しています。
Q 通常ディスクに保存しているデータをそのまま、まるごと暗号化することはできますか?
- できません。暗号化ディスクの作成時にフォーマットをおこなうため、ハードディスクに保存しているデータはすべて消去されます。暗号化したいデータは他の機器に保存しておき、暗号化ディスクを作成してからデータをコピーしてください。
Q 暗号化ディスクのデータは、暗号化を解除して通常ディスクに戻した後もそのまま読めますか?
- できません。暗号化を解除した時点で使用ディスクが読めなくなります。必要なデータは、暗号化を解除する前に他の機器にバックアップしてください。
Q RAID1で使用していたが、HDDの容量を大きくしたい。
Q RAID1の容量を増やすため、1台を大容量HDDに入れ替えたが同じ容量しかリビルドされません。
- 容量の大きな新しいHDDを1台ずつ入れてリビルドを行うという方法では容量は大きくなりません。容量の大きな新しいHDDを2台ご用意いただき、必ず以下の手順で交換してください。
1)HDD交換前に必要なデータを別のストレージにバックアップします。
2)本製品の電源をOFFにしてHDDを2台とも抜き、新しく用意したHDDを2台とも装着します。
3)新しいHDD装着後、本製品の電源をONにします。
4)RAID監視マネージャーでRAID1を作成します。
5)別ストレージにバックアップしていたデータを本製品にコピーします。
以上の作業で容量の大きなHDDへの交換が完了となりますので、その後はそれ迄同様にご使用ください。
● RAID監視マネージャー、FAN制御、省エネ設定に関する質問 ●
Q RAID監視マネージャーは英語版OSに対応していますか?
- RAID監視マネージャーは日本語OS専用です。
日本語以外のOSでは使用できません。
Q RAID監視マネージャーは必ずインストールする必要はありますか?
- RAID監視マネージャーをインストールしなくても使用できます。
ただし、RAIDを構築する場合は、本体背面のスイッチにてRAIDの構築をおこなってください。(手順は、製品添付ユーザーズマニュアルの「動作モード選択ボタンでのRAID作成」を参照ください)
Q RAID監視マネージャーを導入しない場合(削除した場合) 、スピンダウンやFAN制御はどのような設定になるのでしょうか?
- RAID監視マネージャーが起動していない状態の場合、ハードディスクのスピンダウンはおこなわれません。
FAN制御は温度が45℃以下では停止し、 46℃以上で回転が始まります。
Q 同一PCにRS-EC32-U3Rを2台取り付けた場合、RAID監視マネージャーは2台別々に設定、監視出来るのでしょうか?
- RAID監視マネージャーは、複数台のRS-EC32-U3Rごとの設定・監視が可能です。
Q 本体の背面ボタンでRAID0に設定して使用しています。後からRAID監視マネージャーをインストールした場合、RAID監視マネージャー上で再度RAID0を作成する必要がありますか?
- すでにRAID0モードで使用できていれば、改めてRAID監視マネージャー上でRAID0を作成しなおす必要はありません。
Q ログオフ状態でも、RAID監視マネージャーを動作させておくことは可能ですか?
- RAID監視マネージャーは一般のアプリケーションプログラムですので、ログオフ時に終了します。
したがって、ログオフ状態で動作させることはできません。
Q メール設定のメールサーバに、yahooメールやgmailのメールサーバを使えますか?
- 使用可能です。
Q Windowsのログオフ状態でもメール通知はおこなわれますか?
- ログオフ状態では、RAID監視マネージャー自体が動作していませんので、メール通知はおこなわれません。
Q ログ情報はいつまで残りますか?
- RAID監視マネージャーをアンインストールするまで残ります。
Q 2台のディスクをSINGLEモードで使用する場合、それぞれのディスクに別々のボリュームラベルを設定することはできますか?
- SINGLEモードのディスクを作成する場合のボリュームラベルはHDD1, HDD2ともに同じボリュームラベルが設定されます。別々のボリュームラベルを設定する場合は、作成後にマイコンピュータから名前の変更で別々の名前に変更してください。
Q ブザーを鳴る設定にしていますが、ディスクを抜いてもブザーが鳴りません。赤のランプは点灯しています。
- 以下の場合、ブザーは鳴りません。
- SINGLEモードの場合(JBOD/RAID0/RAID1のモードでは鳴ります)
- パソコンまたはテレビに接続していない場合
- リビルド開始待ちの場合
Q FANの回転のオン/オフは、直接設定できますか?
- FANの回転は設定温度によるオン/オフのみ可能で、直接制御はできません。
設定オンの場合、45℃を超えると自動的にFANが回転します。
なお、省エネ設定を有効にすることで常時FANが回転し、設定時間のあいだ、本製品 へアクセスを行わない際にFANの回転を停止することができます。
Q RAID監視マネージャーが起動していないと、FANは回転しませんか?
- RAID監視マネージャーが起動していない場合は、45℃を超えると自動的にFANが回転します。
Q RAID監視マネージャーが起動していない状態で、省エネ機能は有効ですか?
- RAID監視マネージャーが起動していないと、省エネ機能は働きません。
Q FAN制御が有効な場合、HDDはスピンダウンしないのですか?
- FAN制御を有効(省エネ設定を無効)にすると、HDDのスピンダウンはおこなわれなくなります。
Q 省エネ設定を有効にした場合、FANは何度で回転を始めますか?
- 省エネ設定が有効になると、温度監視はおこなわれずFANは常時回転となります。
Q FAN制御・温度警告と、省エネ設定を同時に使用できますか?
- 同時に使用することはできません。
Q RAID監視マネージャーでFAN自動回転温度を設定した後、そのRS-EC32-U3R本体を別のPCに接続した場合、その設定値は継承されますか?
- 別のPCへの接続では設定温度の継承はおこなわれません。
● トラブルシューティング ●
Q ハードディスクを認識しません。
- 以下の手順でご確認ください。
【取り付けているHDDの容量が8TB以上の場合】
フォーマットの際、フォーマット形式は「exFAT」を選択してください。NTFSでは本製品の取り外しや電源OFF/ONで認識されなくなります。
【HDD1またはHDD2のいずれかのランプが赤く点灯、もう一方が消灯している場合】
-
電源を切り、HDD1/HDD2を一度取り外して筐体を横に寝かせた状態でHDD1/HDD2を再装着してみてください。
- ハードディスクを装着した状態で本体をパソコンに接続し「RATOC RAIDモードクリアツール」を実行してください。
- 上記1, 2, の手順で本体の電源をOFF / ONし、RAID監視マネージャーでハードディスクが認識するかをご確認ください。問題なく認識していればRAID構築をおこなってください。
もし、本手順でも症状が改善しない場合、RS-EC32-U3R本体の故障の可能性があります。サポートセンターまでお問い合わせください。
【HDD1/HDD2のランプが赤く点灯している場合】
- 電源を切り、HDD1/HDD2を一度取り外して筐体を横に寝かせた状態でHDD1/HDD2を再装着してみてください。再装着してもHDD1/HDD2のランプが消灯しない場合は、RS-EC32-U3R本体またはHDD自体の故障の可能性があります。
- 他のハードディスクで認識されるか確認ください。
特定のHDDのみが認識しない場合は、HDD自体の故障の可能性があります。
- パソコンのSATAコネクタとHDDを直接接続して(RS-EC32-U3Rを経由しないで)、認識されるかご確認ください。SATA直結で認識されない場合は、HDD自体の故障です。他のハードディスクも認識されない場合は、RS-EC32-U3R本体の故障の可能性があります。サポートセンターまでお問い合わせください。
【RS-EC32-U3R本体前面のHDD1/HDD2のランプが消灯している場合】
- RAID監視マネージャーの情報管理からS.M.A.R.T.情報を選択して、ドライブ構成ディスク欄にハードディスクが認識されていますか?
- RAID監視マネージャーで認識されている場合、Windowsのディスクの管理でハードディスクが認識されていますか?
- Windowsのディスクの管理で認識されている場合は、ハードディスクが「オフライン」になっていませんか?オフラインになっている場合、右クリックメニューから「オンライン」に変更してください。
- Windowsのディスクの管理でオンラインになっている場合、パーティション情報が「未割り当て」になっていませんか?未割り当てになっている場合、右クリックメニューで「新しいシンプルボリューム(T)...」を実行してください。
-
電源を切り、HDD1/HDD2を一度取り外して筐体を横に寝かせた状態でHDD1/HDD2を再装着してみてください。
Q 新しいディスクが、正しく認識されません。
- ディスクの管理のパーティション情報が未割り当てになっている場合は、新しいパーティションの作成を実行してください。
ディスク容量が2TBを超える場合、WindowsXP以前のOSの制限としてSATA/eSATA接続・USB接続に関わらず、2.0TBを超えるディスクを扱うことができません。(MBR形式のパーティションテーブルの制限)
総容量が2.0TBを超えたサイズを正しく扱うためには、以下の作業が必要です。
−OSをWindows Vista以降にする
−ディスク初期化時のフォーマットをGPT形式 (2.0TB以上を扱う新しいフォーマット) にする
Q Windows 10でフォーマットしたHDDがMacで認識しません(大容量HDD)。
- Windowsでフォーマットすると、既定のアロケーションサイズではMacで認識しない場合があります。下記動作情報(2020/6/11時点)を参考にアロケーションサイズを指定してフォーマットし、認識するかお試しください。
【16TB以上の場合】アロケーションサイズ:128KB(1024、2048、4096、8192はMacで認識しません)
【15TB以下の場合】アロケーションサイズ:1024
※テスト環境RS-EC32-U31R RAID0またはJBODでの確認です。
※macOS 10.15.3で認識することを確認しました。
※上記アロケーションサイズの指定はディスクの管理「新しいシンプルボリュームのウィザード」から作業ください。対象ディスクを右クリックでフォーマットを実行する画面では、指定できない場合があります。
Q ハードディスクを2台装着したのに、コンピューター(マイコンピュータ)には1台しか表示されません。
- RAIDモードで「RAID0」「RAID1」「JBOD」を選択すると、RAIDの設定により、パソコン上は1台として認識します。
※「Single」を選択した場合は、各々2台表示されます。詳細はホームページ上の、RS-EC32-U3Rの特徴「RAID1(ミラーリング)など4つのモードを装備」の項をご参照ください。
Q パソコンがスリープから復帰すると、RAID監視マネージャーがしばらく応答なしになり、ディスクが認識されなくなります。
- RATOC FastUSBドライバがインストールされている場合に発生します。
RATOC FastUSBドライバは現在、RS-EC32-U3R接続時のスリープには対応していません。
スリープ操作をおこなう場合は、スリープ前にRS-EC32-U3Rの取り外しをおこなうか、RATOC FastUSBドライバをアンインストールしてください。
Q HDD1/HDD2に新しいハードディスクを装着したところ、HDD1/HDD2のランプが赤く点灯したままになります。
- RS-EC32-U3RでRAID作成していないディスクを装着すると、このような状態になる場合があります。
RAID監視マネージャーのRAID監視画面でのRAID構成ディスク情報の異常内容の項目には 「構成初期化失敗」と表示されていますが、異常ではありません。このまま、RAID監視マネージャーのRAID作成画面からRAIDの作成を実行してください。
Q 新たなディスクを2台装着したら、HDD1/HDD2のランプが赤く点灯しました。RAID監視マネージャーからは何も見えません。今までは問題なく使用できていました。
- RS-EC32-U3R本体からUSBケーブルを抜いて、RS-EC32-U3R背面のボタンでRAIDモードを再設定してください。
Q HDD1/HDD2にハードディスクを装着し、背面のボタン操作でRAIDモードを設定しましたが、HDD1/HDD2のランプが赤く点灯したままです。まだ、パソコンやテレビには接続していません。
- いったん本機の電源を切り、HDD1とHDD2の位置を入れ替えて、RAIDモードの設定をやり直してみてください。
Q RS-EC32-U3Rの本体にHDDを装着する前に、背面のボタン操作でRAIDモードを設定しましたが、モードが変更できません。
- RS-EC32-U3RのRAIDモードの設定機能は、RS-EC32-U3R本体にHDDが装着されている場合のみ有効となります。 RS-EC32-U3R本体にHDDを装着してから、RAIDモードの設定をおこなってください。
Q RAID監視マネージャーのRAID管理のRAID監視画面に、ボリュームが表示されません。
- RAIDモードがSINGLEの場合、RAID管理のRAID監視の画面にはボリュームは表示されません。
情報管理のS.M.A.R.T.情報の画面でボリュームが表示されるか確認してください。
Q (Windows)RAID監視マネージャーでRAID構築時、「ボリュームサーチ...タイムアウト」と表示されます。
Q (Windows)ディスクの管理画面で「初期化してください」と表示されます。
- 「ボリュームサーチ中...」と表示されているときは、指定された形式での初期化が完了し、Windowsシステムからドライブ文字(E:ドライブなど)を設定している途中となります。
この現象は、Windowsシステム側で処理が正常に完了していないため発生しています。本製品側(RAID監視マネージャー含む)で対策することはできません。
「ボリュームサーチ...タイムアウト」が表示されたあとの対処方法は、以下の通りです。
- ディスクの管理を開きます
※ディスク管理の開き方
[スタート]-[コンピュータ(右クリック)]-[管理]、または[スタート]-[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[ハードディスク パーティションの作成とフォーマット] - 対象のハードディスクドライブが表示されていることを確認します
- 「未割り当て」の場合:
ハードディスクの初期化をおこなってください。
「正常(プライマリ…)」 の場合:
ドライブを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」でドライブ文字を手動で追加/設定してください。
- ディスクの管理を開きます
Q ドライブは表示されていますが、RAID監視マネージャー上にHDDが認識されません。
Q RAID監視マネージャー上で、HDDが「省エネ未対応」となります。
- 製品添付のFastUSBドライバおよびマザーボードに付属するUSB高速化ツールなどの影響が考えられます。
FastUSBドライバのアンインストールおよびUSB高速化ツールのモードを標準値以下に変更することで、正常に動作することが確認されています。
例1) ASUSTEK P8Z68-V ツールソフト : AI Suite II USB高速化プログラム : USB 3.0 Boost モード : 「Turbo」 →「Normal」へ変更 例2) ASRock Z77 Pro4 USB高速化プログラム : ASRock XFast USB Utility モード : 「Turbo」→「Normal」へ変更
Q 電源連動を有効にしても、PowerLEDが消灯しません。
- 電源連動はハードディスクへの電源供給を停止するだけです。RS-EC32-U3R本体の電源は、オフになりません。
Q RAID 1でスレーブディスク異常のため、ディスクを交換して電源を入れなおしたところ、ブザーが鳴って止まりません。スレーブディスクは正しく認識されています。
- リビルドの開始待ち状態になるとブザーが鳴ります。RAID監視マネージャーのRAID管理のRAID監視画面から[リビルド開始]ボタンをクリックしてリビルドを開始させると、ブザーは止まります。
Q 背面のボタン操作でRAIDモードを変更し、ボタンを長押ししたところ、背面のランプが変更前の状態に戻ります。
- JBOD/RAID0/RAID1モードに変更する場合は、HDD1/HDD2の両方にハードディスクが装着されている必要があります。SINGLEモードに変更する場合は、HDD1かHDD2のどちらかにハードディスクが装着されている必要があります。
Q HDDが、なかなかスピンダウンしません。
Q パソコンが、スリープモード(休止など)になりません。
- 本製品内のHDDに対して、バックグラウンドでのアクセスやステータスチェックがおこなわれると、HDDへアクセスしたものとみなされるため、スピンダウンやスリープができない状況になります。
この現象は運用しているシステム側に起因しますので、本製品側での対処方法はありません。
Q Mac Proでスリープ復帰後、本製品が認識されません。
- Mac Proでは、本製品の電源連動機能がオンになっていると、スリープ復帰後に認識されないなど正常に動作しないことがあります。
その場合は、電源連動機能(本体背面のDIPスイッチ2)をオフにしてご使用ください。
Q macOS 13 VenturaのディスクユーティリティでexFATフォーマットに失敗します。
- ディスクユーティリティでexFAT形式のフォーマットをおこなう際、名前に「名称未設定」または「ボリューム」と表示されている場合は、名前を変更いただくことでexFATフォーマットが可能となります。
Q MacOSでexFAT形式の消去をおこなう際に「ディスクを消去できませんでした」とエラーが出ます。
- 【macOS 10.12.x / OS X 10.11.x の場合】
- ディスクユーティリティを起動します。
- 左ウィンドウからフォーマットするHDDを選択します。
- [消去]をクリックします。
- 「フォーマット」を「exFAT」、「方式」を「GUIDパーティションマップ」を選択し、[消去]ボタンをクリックします。
【OS X 10.10.x 以前の場合】
- ディスクユーティリティを起動します。
- 左ウィンドウからフォーマットするHDDを選択します。
- 「パーティション」タブをクリックします。
- 「現在の設定」を「1パーティション」にし、[オプション]ボタンをクリックし、「GUIDパーティションテーブル」を選択します。
- 「フォーマット」で「exFAT」を選択、[適用]ボタンをクリックし、次の画面で[パーティション]ボタンをクリックしてください。
Q 電源連動をしない設定にしても、パソコン電源オフ時にHDDの回転が止まります。
- 本製品は、電源連動スイッチのオン/オフに関わらず、パソコン(テレビ)の電源オフやスリープ時にはHDDの回転を止める(スピンダウンする)仕様となっています。
電源連動がオンの場合は、HDDスピンダウン後にHDDの電源が切れます。電源連動がオフの場合は、HDDスピンダウンのみをおこないHDDの電源は入ったままとなります。
なお、本製品の表面上からHDDの電源が入っているかどうかの確認をすることはできません。(本体前面の電源LEDは背面の電源スイッチのオン/オフを表示しており、HDDの電源状態を表示するものではありません。)
Q 東芝 MD04ACAシリーズをRAID1で構築した後、ケースの電源を切るとエラー状態になり、パソコンから認識されなくなります。
- 本件については、サポートセンターにお問い合わせください。
なお、東芝 MD04ACAシリーズとRS-EC32-U31Rとの組み合わせでは問題ありません。
Q RAIDモードの設定や初期化ができません。
- RAIDモードをセットしても変更前のRAIDモードに戻る場合は、ケース本体に書き込まれているRAID情報をいったんクリアします。以下の手順で設定を進めてみてください。
- ケース本体のHDD1に、初期化しても問題のないHDDを入れます
※HDD1 LEDが消灯することを確認してください - ケース本体もしくは監視マネージャーで、RAIDモードを「Single」にします
- パソコンとUSB接続したあと、RAIDモードクリアツールを実行します
>> RAIDモードクリアツールのダウンロード - ケースの電源を切ります
- 本来使用予定のHDDに入れなおして、ケース本体の電源を入れます
- ケース本体もしくは監視マネージャーで、RAIDモードを変更します
- ケース本体のHDD1に、初期化しても問題のないHDDを入れます
Q ケース本体の背面スイッチでRAIDモードを変更しましたが、ケース本体からブザーが鳴ってしまいます。
- 背面のRAIDモードを示すLEDが意図したモードにて点灯していることと、前面のHDD1/2のLEDが消灯している状況の場合、RAIDモードの変更(セット)は完了しております。
その状態で、パソコンに接続し、(ディスクの管理やディスクユーティリティなどで)USBストレージとして初期化をおこなってください。
Q コピーしたファイルのサイズがディスク上のサイズと異なります。(exFAT形式)
- exFAT形式でフォーマットした場合、本製品にコピーしたファイルのプロパティを確認すると、「サイズ」と「ディスク上のサイズ」が大きく異なります。これはクラスタサイズ(アロケーションユニットサイズ)が原因となります。exFAT形式の仕様となるため、弊社製品側で対応することはできません。
● 保守サポートに関して ●
Q 修理およびサポートの窓口は?
- 電話でのお問い合わせはラトックシステムサポートセンター
TEL 大阪 06-7670-5061 東京 03-5847-7604(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
をご利用ください。
E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
・E-MAIL:サポートセンター宛メール
・FAX:06-7670-5069
修理依頼
・修理受付と窓口のご案内
※修理およびサポートの提供期間について
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。
Q 年間保守契約等の保守オプションはありますか?
- ありません。
Q 海外でのサポートは?
- 本製品は、日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。
Q HDD固定ネジを追加したい。
Q HDD固定ネジを紛失したので購入したい。
- 固定ネジのオプション販売、保守部品対応はおこなっておりません。
以下のネジを、プロユースのホームセンターやネジ専門店にて、お求め/お取り寄せのほどお願いいたします。
分類 : 低頭インチネジ(UNC) 呼び : No.6 山数 : 32 長さ : 12mm ネジ頭(可能であれば) : φ=6mm、厚み1mm
Q ケーブルなどのオプション品は、どこで購入できますか。
- ラトックプレミア 楽天市場店 (https://www.rakuten.co.jp/ratoc/)で取り扱っています。
(マニュアル等に掲載しているオプション品は、販売を完了していることがあります。あらかじめご了承ください。)
Q ユーザーズマニュアル、ソフトCD-ROM等を紛失したので入手したい。
- 添付ソフトウェアは、弊社ホームページからダウンロードが可能です。
マニュアルに関しましては、弊社ホームページにてマニュアルのPDFファイルを公開しております。