1.RS-EC32-U3Rにセットされたディスク2台を取り出し、別のパソコンに接続されたRS-EC32-U3Rへ装着して読み書きさせる場合、RAIDモードクリアツールを使用することで可能です。
ただし、ディスクが暗号化されている場合はできません。
暗号化されていないディスクの場合は以下の手順で別のパソコンに接続 されているRS-EC32-U3Rに接続し、動作させることが可能です
- HDD 2台(AとBのセット)を取り出す前にRAIDモードクリアツールで RAIDモードをクリアした後、HDD 2台(AとB)を取り出します。
- 別のパソコンでも同様にHDD2台(CとDのセット)を接続した状態で、 RAIDモードクリアツールでRAIDモードをクリアした後、HDD 2台(CとD) を取り出します。
- 別のパソコンにHDD 2台(AとBのセット)を接続し認識させることが できます。
- またHDD2台(CとDのセット)に戻す場合は、RAIDモードクリア後に HDD 2台(AとBのセット)を取り出し、HDD2台(CとDのセット)を接続 します。
※AとB、CとDの入れ替えの際は、HDD1、HDD2に入ってたHDDの順番を間違えないように接続してください。(間違えるとRAIDモードを再構築できず、使用できなくなります。)
2.RAID1を構築したHDD 2台(AとBのセット)を取り出し、別のHDD 2台(CとDのセット)でRAID1を構築した後、最初に構築したHDD 2台(AとBのセット)に戻して、初期化せずに認識させる場合、RAIDモードクリアツールを使用することで可能です。 ただし、ディスクが暗号化されている場合はできません。
暗号化されていないディスクの場合は以下の手順でHDD 2台のセットを 入れ替えて動作させることが可能です。
- HDD 2台(AとBのセット)を取り出す前にRAIDモードクリアツールで RAIDモードをクリアした後、HDD 2台(AとB)を取り出します。
- 別のHDD2台(CとDのセット)を接続し、RAIDモードを構築します。
- 別のHDD2台(CとDのセット)を取り出す前にRAIDモードクリアツールでRAIDモードをクリアした後、HDD2台(CとD)を取り出します。
- 最初に構築したHDD 2台(AとBのセット)を接続した場合はそのまま 認識可能です。
- また別のHDD2台(CとDのセット)を使用したい場合は、RAIDモードクリア後にHDD2台(AとBのセット)を取り出し、別のHDD2台(CとDのセット)を接続します。
※AとB、CとDの入れ替えの際は、HDD1、HDD2に入ってたHDDの順番を 間違えないように接続してください。(間違えるとRAIDモードを再構築できず、使用できなくなります)
3.RS-EC32-U3Rの本体側が故障したので、新規で購入したRS-EC32-U3Rにそれまで使用していたHDDを装着し、そのままRAIDディスクとして使用したい場合、一度もHDDを装着したことのないRS-EC32-U3Rであれば可能です。 ただし、ディスクが暗号化されている場合はできません。
ただし、一度でも他のHDDを装着した場合は、その情報がRS-EC32-U3Rに保持されてしまうため、 初期化しないで認識させることはできません。
その場合は、以下の手順でRAIDモードクリアツールを使用することにより認識可能となります。
- 故障した本製品「RS-EC32-U3R(1)」からHDD 2台(AとBのセット)を取り出します。
- 新規購入した本製品「RS-EC32-U3R(2)」からHDD 2台(CとDのセット) を取り出す前にRAIDモードクリアツールでRAIDモードをクリアした後、 HDD 2台(CとD)を取り出します。
- 「RS-EC32-U3R(2)」に「RS-EC32-U3R(1)」で使用していたHDD2台(Aと Bのセット)を接続します。この場合はそのままで認識可能です。
※AとB、CとDは、HDD1、HDD2に入ってたHDDの順番を間違えないように 接続してください。(間違えるとRAIDモードを再構築できず、使用できなくなります)
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