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■USB指紋認証システムセット・スワイプ式 SREX-FSU2

指紋センサー(スワイプ式)ご使用の手引き

指紋センサー「SREX-FSU2」を使用して、指紋登録、指紋認証をおこなう際の注意点、コツなどをまとめました。指紋登録の前に、ご一読いただくことをおすすめいたします。

[1]センサーの仕組み

指を置いて指紋を読み込むエリア式センサーに対し、スワイプ式では指をスライドさせることで、指紋画像を作成します。作成される指紋画像は、最大で20mm×40mm程度の大きさです。

取得した指紋画像から、「特徴点」を抽出、指紋データを生成します。
「特徴点」とは、指紋のスタート地点、切れ目、分岐点、曲線、角度などから作成するもので、特徴点が多いほど認証精度が向上するとされています。

[2]登録に際して

指紋の照合は、すでに登録されているデータと、読み込んだ指紋を比較します。登録と認証で同じようにセンサーに読み込ませると、指紋認証に失敗する率を下げることができます。

登録する時に、自分が"どのように登録したのか?"を記憶しておくことが非常に大切になります。指を置く位置は、センサー部が第一関節の少し下にくるくらいを推奨します(1)。
指のスタート位置が決まると、指の腹をセンサーに正対させます(2)。
(1)指の位置決め (2)指をセンサーに置く

[3]指のスライドについて

センサー部にしっかり指を置き、指の先まで触れていることを意識します。センサーを押さえつけすぎず、軽く触れる程度で指をスライドさせます。

スライドは、スタートから指先まで、0.5秒程度でおこないます。

[4]認証に成功しないときは

  1. 認証が指先だけになっていませんか?
    参照できるデータが少なくなり、不一致が起こりやすくなります。

  2. 指のスタート位置はあっていますか?
    指のスタート位置が正確でないと、登録されているデータと取り込んだ指紋のデータが異なるものとなります。
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