●パソコンに保存した音楽ファイルの音質とファイル形式について● |
音楽ファイルは、一般的にビットレート(1秒あたりのビット数)が大きいほど高音質です。ビットレートは、音の波形を1秒間に何回数値化するかのサンプリング周波数(CDの場合は44.1kHz)と、データを何ビットの数値で表すかの量子化ビット数(CDの場合は16bit)、そしてch数(CDの場合は2ch(ステレオ))で決まります。 |
【音楽のファイル形式と音質】
ファイル形式 |
ビットレート |
圧縮方式 |
用途 |
備考 |
音楽CD
(リニアPCM) |
1411.2kbps |
- |
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《音楽CDと同じ高音質》
中低速でワイヤレス伝送すると、
圧縮による音質劣化あり。
本製品は非圧縮なので、音質は
そのままで再生可能! |
WAV
(リニアPCM) |
1411.2kbps |
非圧縮 |
音楽CDのまま取り込み |
AIFF |
1411.2kbps |
非圧縮 |
音楽CDのまま取り込み |
ロスレス |
800kbps程度 |
可逆 |
音楽CDと同等の音質で
ファイルサイズ小 |
AAC |
128kbps |
非可逆 |
携帯オーディオプレーヤ |
iTunesで採用。 |
MP3 |
192kbps〜128kbps |
非可逆 |
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64kbps |
会話の録音 |
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非可逆圧縮では、ひとの耳にはわかりにくい音の成分を削除して、ファイルサイズを縮小します。たとえば、非圧縮で1分あたり約10MBのファイルを、AAC形式では約1MBまで減らすことができますが、削除した分だけ音質は劣化してしまいます。
以下に、ファイル形式別の音域をあらわすグラフを紹介します。横軸が周波数(Hz)、縦軸が音の強さ(dB)となっています。ひとに聞こえる音域(可聴域)は低音で20Hz、高音で15000〜20000Hzといわれており、高音質とされるファイル形式では20000Hz(=20kHz)までを幅広くカバーしていることがわかります。本製品の伝送帯域もまた20Hz〜20000Hzであり、非圧縮の音楽がそのままの音質で聴ける性能を備えています。
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WAV形式(ビットレート 1411kbps) |
ロスレス形式(ビットレート 812kbps) |
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AAC形式(ビットレート 128kbps) |
MP3形式(ビットレート 128kbps) |
同じビットレートでも、AACとMP3のようにエンコード(圧縮)方式によって音質が異なることがあります。また、音の成分を減らさずサイズを抑える可逆圧縮のロスレスでは、ビットレートを落としながらも非圧縮と同等の音質を保っています。
CDの音楽は、非圧縮でパソコンに取り込めばCDとまったく同じ音質で、ロスレスエンコード(可逆圧縮)ではCDと同等の音質で保存することができます。
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Windows Media Playerの
可逆(ロスレス)圧縮設定画面 |
Apple iTunesの
可逆(ロスレス)圧縮設定画面 |
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