I&L PCカードのLinuxサポート開始について |
2002年1月25日
ラトックシステム株式会社
平素は弊社製品をご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。
以前より弊社ではSCSIボード・PCカード、PCIモデムボードでのLinuxサポートを行ってきましたが、今回新たに I&L PCカードでのLinuxサポートを開始します。
近年大手パソコンメーカによるLinuxサポートが行われるようになり、 PCサーバだけでなくノートパソコンやPDA, 組込機器等のサーバ以外の領域でもLinuxが使われるようになってきました。
一方、JEITAの統計によると2001年度上半期(4-9月)におけるノートパソコンの集荷実績は、227万5千台で、パソコン全体の構成比率としても54%に達しており、すでにデスクトップを上回っています。
さらに最近では、WindowsとLinuxの両方を搭載したノートパソコン※1も登場してきており、ノートパソコンでLinuxを使用するという機会が多くなってきています。
このような状況の中で弊社製 I&L PCカードをLinux搭載のノートパソコンで活用して頂けるよう、 Linux用のドライバ、ライブラリ、サンプルソフト等の提供を開始しました。
2002年1月18日より REX-5055 DIO PC CardのLinux用ドライバ(β版)を提供しておりますが、順次他の製品についても提供する予定です。
■今後のドライバ提供予定製品
- REX-5054 A/D PC Card 用 (2002年2月後半)
- REX-USB10 32Bit DIO Data Acquisition System 用 (2002年3月中旬)
- REX-5052 GPIB PC Card 用 (2002年4月)
- REX-5059 UPP PC Card 用 (2002年5月)
現在、対象ディストリビューション は Redhat Linux 7.1 ですが、今後は Turbolinux 7 Workstation 等の他のディストリビューションにも対応していきます。
■Linux向け受託開発の受付を開始
ドライバの提供に合わせてLinux用ドライバおよびアプリケーションの受託開発についても開始します。
お客様がお持ちのハードウェア用ドライバの開発についてもご相談ください。
受託開発につきましては、所定のフォームよりお問合せください。
■参考情報
※1 WindowsとLinuxの両方を搭載のノートパソコン
販売会社 | 製品名 型式 |
ターボリナックス ジャパン(株) | ThinkPad i Series 1620 Turbolinux & WindowsデュアルOSモデル |
日立InternetShop - (株)日立製作所 | FLORA 220TX, FLORA 220FX |
東芝デジタルメディアエンジニアリング(株) | Libretto L3(PAL3060) |
カシオ計算機(株) | CASSIOPEIA FIVA MPC-216X |