■新製品■
腕時計端末によるメッセージ送受信を既存システムに組み込める
「WorkWatch Alarm(ワークウォッチアラーム)」6月下旬出荷開始
2018年5月21日 |
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ラトックシステム株式会社(本社:大阪府大阪市浪速区、代表取締役:岡村周善、以下ラトックシステム)は、腕時計端末とWindowsPC間でメッセージ送受信をおこなう「WorkWatch Alarm(ワークウォッチアラーム)」を2018年6月下旬より出荷開始いたします。 | ||||||||||||||||||||
■腕時計型コミュニケーションシステム「WorkWatch®Alarm」
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【システムの概要】 本製品は、腕時計型端末とSubGiga-Bluetooth Gateway、SubGigaホストアダプター、Windows用アプリケーションから構成されるシステムセットです。腕時計端末を装着した作業員と管理棟のWindows PC間でメッセージの送受信をおこなうコミュニケーションシステムとしてご使用いただけます。WindowsPC用アプリケーション開発キットとしてSDKを提供しておりますので、稼働中の既存システムと連携し、腕時計端末へメッセージ送信やバイブレーションによる通知をおこなうことが可能となります。 腕時計端末には温度計、湿度計、6軸センサーを搭載しており、腕時計の周辺温度、湿度、歩行データを取得してWindowsPCへ送信する機能や、腕時計装着者の転倒、落下を検知し、WindowsPCへ送信する機能を持ちます。これら各種センサーからのデータはすべてSDK上で作成するアプリケーションで取り扱うことが可能です。 ゲートウェイは3点のリレー出力を装備し、任意のタイミングでパトライトやブザー鳴動などが可能となります。 Windows用SDKは、VisualC++、C#、VisualBasicに対応。動作確認用のサンプルプログラムもソースコード付きで添付しており、最低限の工数、コストで導入することが可能です。 ハードウェアは、ゲートウェイ5台+腕時計端末5台の基本セット(A)と、ゲートウェイ2台+腕時計端末10台の基本セット(B)を用意しています。各機器を組み合わせて、導入いただくことも可能です。1つのシステムにつき、ゲートウェイは最大16台、腕時計端末は最大100台までお使いいただけます。 【開発の背景】 弊社は昨年、工数管理や作業員の安全管理をおこなう製造業向けの現場管理システム「WorkWatch」を発売しました。その中で、すでに工数管理システムを導入している状況において、作業員とのメッセージ送受信機能の需要を見出し、今回の製品化にいたりました。運用シーンは、製造現場の警報システムを従来のパトライトやスピーカーから腕時計端末に置き換え、ナースステーションのモニターに表示していた看護師の呼び出しを腕時計端末に置き換え、などを想定しています。手にとって操作する必要がある端末と異なり、身につけるだけで通知の送受信ができるので、作業への影響は最小限に抑えられます。 腕時計端末でゲートウェイ設置エリア内にいるメンバーと広くコミュニケーションができるシステムを、最小限の工数で開発できるツールとして、提案してまいります。 ■腕時計型コミュニケーションシステム WorkWatch Alarm 【特徴】
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