■新製品■
品温を自動計測してワイヤレスでパソコンに表示!
発酵管理などわずかな品温変化の把握に最適な無線温度ロガー
「ワイヤレス品温モニターセット」6月中旬出荷開始
2017年5月25日 |
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ラトックシステム株式会社(本社:大阪府大阪市浪速区、代表取締役社長:岡村周善、以下ラトックシステム)は、品温を測って無線でパソコンに送信し、グラフで表示したり保存したりできる「ワイヤレス品温モニターセット(Windows対応)」を、2017年6月中旬に出荷開始いたします。 | ||||||||||||||||
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【システムの概要】 本製品は、品温を測るセンサーユニット(送信部)とUSBアダプター(受信部)のセットです。あらかじめ指定した時間間隔で温度計測ができ、Sub-GHz(920MHz帯)無線通信を使ってパソコンに伝送します。品温計側部には高精度センサーを使用。発酵過程などの微細な温度変化の把握やこまめな記録が必要な、生産・研究現場のニーズにこたえます。 【開発の背景】 当社では、酒造品温モニタリングシステム「もろみ日誌」を開発し、今月より販売を開始いたしました。このシステムでは、醸造タンク内のもろみの品温を自動的に計測してパソコンで監視し、クラウド経由で遠隔地からも確認できるため、足を運んで品温の確認と記録をおこなう負荷を軽減できるのが、大きなメリットです。また、酒造工程ではわずかな品温変化が酒質に影響を与えるため、品温計測をおこなうプローブ部には、高精度で長期安定性が高いPT100(白金測温抵抗体)温度センサーを採用。直接食品に触れても安全なように、プローブ部の素材にはSUS316を用い、ケーブル部はフッ素樹脂で皮膜しています。 本製品の発表以来、酒造の用途以外でも、離れた場所から厳密な品温監視を必要とするシステムに応用したいという声をいただくようになりました。IoT化を進める業界で品温計測の需要があるとの判断から、IoTシステムなどに組み込み可能で高精度な無線温度ロガーとして販売を開始する運びとなりました。IoTゲートウェイのメーカーとの協業も視野に入れた展開を想定しています。 なお、当社サイトでダウンロード提供予定のWindows対応アプリ「品温モニター」を使用すれば、購入してすぐ品温のモニタリング(計測データの取得、保存、CSV書き出し)をおこなうことも可能です。 ■ワイヤレス品温モニターセット(Windows対応) REX-TRM01 【特徴】
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▼ | 本システムに関するお問い合わせ先 ラトックシステム株式会社 東京支店 コーポレート・ソリューショングループ https://www.ratocsystems.com/mail/solution.html |