USB3.1 Gen 2 RAIDケース
RS-EC32-U31R(FAQ)2023-01-27版
- 製品仕様について(RS-EC32-U31R製品情報ページへ)
- ご購入前の質問
- RAIDディスクの運用に関する質問
- RAID監視マネージャー、FAN制御、省エネ設定に関する質問
- トラブルシューティング
- 保守サポートに関して
● ご購入前の質問 ●
- 製品情報の対応環境を参照ください。
* 各種Server OS、Linux/Ubuntu等Unix OS、対応環境に記載以外のOSには対応していません。
* BootCampのWindows環境や仮想OS環境はサポート外となります。
- SATA接続の3.5インチHDDが使用可能です。
* 薄型タイプのHDDを使用する場合、本体内部の奥にあるコネクタとHDDのコネクタの位置や向きをよくお確かめのうえ、装着してください。 HDDを装着する側のスロット(コネクタ)が下にくるよう本体を横に倒した状態だと、HDDを装着しやすくなります。また、HDD装着後、本体底面のHDD固定ネジでしっかりと固定してください。 * 2.5インチデバイス(SSD、2.5インチHDD)を装着するには、SA25-RC1-BKX(9.5mm厚までのデバイスに対応)など、3.5インチHDDと同じ位置にSATAコネクタがある3.5インチ変換アダプターが必要です。 * SATA3 6Gbps対応HDDも使用可能。 * 2TBを超えたハードディスクにも対応。 * ハードディスクの容量制限はOSに準拠します。
フォーマット形式 最大容量 FAT32 2TBまで ※マイクロソフト社公式では32GBまで exFAT 16EBまで MBR形式NTFS 2TBまで GPT形式NTFS 16EBまで
- 本製品は縦置き専用として設計されています。横置きで使用することはできません。
横置きで長時間使用するとHDDコネクタに負担がかかり、接触不良となる可能性があります。
Q 本製品(RS-EC32-U31R)と、RS-EC32-U3Rシリーズの違いを教えてください。
- 本製品(RS-EC32-U31R)とRS-EC32-U3Rシリーズは本体外観(サイズ)以外の仕様が異なり、各種動作が異なります。
<共通点>
- 本体外観(各サイズを含む)は同じです。
※本体背面のUSB端子のみ、RS-EC32-U31Rは Type-C(USB 3.1)、RS-EC32-U3Rは Type-B(USB 3.0)の違いがあります。 - 製品添付ACアダプターは共通して使用できます。
<相違点>
- 搭載しているコントローラーが異なります。本製品はUSB3.1 Gen2(最大10Gbps)対応コントローラー、RS-EC32-U3Rは、USB3.0(USB3.1 Gen1)(最大5Gbps)対応コントローラーを採用しています。
- 添付USBケーブルが異なります。本製品は、Type-C - Type-CケーブルとType-C - Type-Aケーブルが添付されていますので、Type-Cポート搭載パソコン、Type-Aポート搭載パソコンのどちらでも使用できます。 RS-EC32-U3Rは、Type-B - Type-Aケーブルが添付されています。
- 本製品はUAS対応品のため、USB3.0ストレージ用オリジナルドライバー「RATOC Fast USBドライバー」を提供していません。
- 本製品で使用しているHDDを取り外し、他のHDDケースやパソコン/マザーボードに取り付けて使用することはできません。(RAID0/RAID1/JBODモードでの使用時)
- 本製品ではMacOSでのS.M.A.R.T.情報の表示が可能です。
- 本製品では省エネ設定の温度警告設定が可能です。
- 本製品で、RS-EC32-U3Rの「RAIDモードクリアツール」を使用することはできません。
- 本体前面および背面の各種ランプの点灯/点滅のタイミングが異なります。
- ブザー音が異なります。(本製品はピーと鳴り続けますが、RS-EC32-U3Rはピー、ピーと一度切れる音が鳴り続けます)
- 本製品では手動リビルドを開始することができません。また、リビルド中の停止はできません。
- 本体外観(各サイズを含む)は同じです。
Q 複数台の本製品を1台のパソコンで使用することはできますか?
Q 本製品とRS-EC32-U3Rを混在し、1台のパソコンで使用することはできますか?
- 複数台の本製品を1台のパソコンで使用することや、複数台の本製品と複数台のRS-EC32-U3Rを混在させ、1台のパソコンで使用することは可能です。
複数台の本製品やRS-EC32-U3Rシリーズを組み合わせて、1つのRAIDシステムを構築することはできません。
-
SINGLEモードに限り、HDD 1台のみを装着した状態でも使用可能です。(HDD未装着側のHDDステータスLEDは赤点灯します) HDD 1台で使用している状態で空きスロットに2台目のHDDを追加した場合、SINGLEモードで使用することは可能です。
SINGLEモードから他のRAIDモードに変更する場合は、接続しているHDDは2台とも初期化されるため、HDD内の内容(データ)は消去されます。
- できません。 装着したHDDへのOSインストールもできません。
Q USB HDDが接続可能なネットワークルーターで使用できますか?
- 本製品はUSB HDDとして認識される仕様であるため、使用可能かと思われます。ただし、ネットワークルーター側の詳細設定等、弊社では解りかねるため、サポート対象外とさせていただきます。
Q データの入っているHDDでRAID1を構築する際、そのデータを残すことはできますか?
- RAID構築の際にHDDを初期化しますので、保存データはすべて消去されます。必要なデータは必ず他のHDDに移してから使用してください。
Q 本製品のHDDを取り外し、マザーボードのSATAポートへ直接接続したり、他のケースなどを使用してデータを読み書きできますか?
- RAIDモード別に回答いたします。
<SINGLEモードで使用していたディスク>
他のケースなどに入れて読み書きすることは可能です。
<RAID1/RAID0/JBODモードで使用していたディスク>
本製品で使用しているHDDを取り外し、他のHDDケースやパソコン/マザーボードに取り付けて使用することはできません。
※RAID1の場合、取り外したHDDを読み書きすることは可能ですが、特にデータを書き込んだ場合、RAID1を再構築できなくなる可能性がありますので、HDDを取り外すことを推奨しておりません。
Q 他のUSBケースやSATAで直結して使用していたHDDを本製品に取り付けてデータを読み書きできますか?
- 以下の条件を満たすHDDの場合のみ、使用可能です。
- HDDが暗号化されていない。
- RAIDで使用していたHDDではない。
- NTFS/FAT32/exFAT/HFS+いずれかのフォーマット形式である。(HFS+形式の場合、Windows OSでは読み書きすることはできません)
- 本製品がSINGLEモードで動作しているか、他のHDDが取り付けられていない状態である。
Q 本製品でデータが書き込まれている状態からRAIDモードを変更した場合、元のデータは保持されますか?
- RAIDモードを変更した場合、元のデータは保持されません。
RAIDモードが変更された時点で、ディスクは初期化されてしまいます。
Q 複数台の本製品で使用しているHDDを、別の本製品に装着したり、相互に取り替えて使用可能ですか?
- 本製品をSINGLEモードで使用していた場合のみ、HDDを別の本製品に装着して使用することが可能です。
本製品をRAIDモードで使用している場合は使用できません。
Q 本製品とRS-EC32-U3RのHDDを、相互に取り替えて使用可能ですか?
- SINGLEモードで使用時(※)は可能です。他のRAIDモードで使用していた際はRAIDの情報が異なるため、相互に利用することはできません。
※RS-EC32-U3Rで暗号化されていない場合に限ります。
Q RAID1構築済みのHDD1とHDD2を入れ替えた場合は、認識可能ですか?
- マスターとスレーブを入れ替えた場合、認識は可能ですがリビルドが発生する場合があります。
Q RAID1モードで使用時、いずれかのHDDステータスLEDが赤く点灯しました。
-
HDDステータスLEDが点灯した側のHDDが故障した可能性が考えられます。
同容量の新しいHDDと交換してください。自動的にリビルドがおこなわれます。
Q RAID1モードで使用時、マスター側のHDDに故障が発生した場合でも自動でリビルドはおこなわれますか?
- マスター側HDDが故障した場合、自動的にスレーブ側HDDがマスターに切り替わります。
故障したHDDを新しいHDDへ交換すると、自動的にリビルドがおこなわれます。(リビルド終了後もマスターは切り替わったままとなります)
Q RAID1モードで使用時、HDD 2台のうちの1台が故障しました。HDD 1台のみでそのまま使用できますか?
- 故障した側のHDDステータスLEDが赤く点灯し、ブザーが鳴りますが、パソコンおよび本製品を停止させることなく、そのまま使用可能です。(ブザーは、本体背面のDIPスイッチ1番側をOFFにすることで停止できます)
ただし、長期間1台のHDDだけで使用することはRAID1(ミラーリング)の機能としては望ましくないため、早急に故障したHDDと同容量の新しいHDDを交換することを推奨します。(HDD交換時、自動的にリビルドがおこなわれます)
Q RS-EC32-U31R本体が故障しました。中のHDDを新規購入したRS-EC32-U31Rに装着した場合、同じRAIDモードで使用可能ですか?
- HDDに異常がなければ、同じRAIDモードで使用可能です。
Q HDDを廃棄するので内容(データ)を完全消去したいのですが、対応ツールはありますか?
- 弊社からは、データ復旧不可能な完全消去に対応したツールの提供をしていません。
Q RAID1で使用していたが、HDDの容量を大きくしたい。
Q RAID1の容量を増やすため、1台を大容量HDDに入れ替えたが同じ容量しかリビルドされません。
- 容量の大きな新しいHDDを1台ずつ入れてリビルドを行うという方法では容量は大きくなりません。容量の大きな新しいHDDを2台ご用意いただき、必ず以下の手順で交換してください。
1)HDD交換前に必要なデータを別のストレージにバックアップします。
2)本製品の電源をOFFにしてHDDを2台とも抜き、新しく用意したHDDを2台とも装着します。
3)新しいHDD装着後、本製品の電源をONにします。
4)RAID監視マネージャーでRAID1を作成します。
5)別ストレージにバックアップしていたデータを本製品にコピーします。
以上の作業で容量の大きなHDDへの交換が完了となりますので、その後はそれ迄同様にご使用ください。
● RAID監視マネージャー、FAN制御、省エネ設定に関する質問 ●
Q RAID監視マネージャーは英語版OSに対応していますか?
- RAID監視マネージャーは日本語OS専用です。日本語以外のOSでは使用できません。
Q RAID監視マネージャーは必ずインストールする必要はありますか?
- RAID監視マネージャーをインストールしなくても使用できます。
ただし、RAIDを構築する場合は、本体背面のスイッチにてRAIDの構築をおこない、パソコンで認識させ、ディスクの管理からフォーマットをおこなってください。(手順は、製品添付ユーザーズマニュアルの「動作モード選択ボタンでのRAID作成」を参照ください)
Q FANが回転しません。
Q RAID監視マネージャーを起動していない場合、HDDの制御やFAN制御はどのような設定になるのでしょうか?
- FANに関しては、RAID監視マネージャーが起動していない場合、HDDのS.M.A.R.T.値の温度が45℃を超えるとFANが回転し始めます。FANの回転開始温度は、RAID監視マネージャーで任意の設定が可能です。
電源連動スイッチOFFの場合は、HDDのスピンダウン(回転停止)のみをおこないます。ONの場合は、パソコンの電源OFF、スリープ、休止モードのときにHDDのスピンダウンとHDDへの電源供給を停止します。
Q 1台のパソコンに本製品を複数台取り付けた場合、RAID監視マネージャーは別々に設定、監視できますか?
- RAID監視マネージャーは、複数台のRS-EC32-U31Rごとの設定・監視が可能です。
Q Windowsのログオフ状態でもメール通知はおこなわれますか?
- ログオフ状態では、RAID監視マネージャー自体が動作していませんので、メール通知はおこなわれません。
- RAID監視マネージャーをアンインストールするまで残ります。
Q 2台のディスクをSINGLEモードで使用する場合、それぞれのディスクに別々のボリュームラベルを設定することはできますか?
- SINGLEモードで「RAID作成」をおこなった場合、ボリュームラベルはHDD1, HDD2ともに同じボリュームラベルが設定されます。別々のボリュームラベルを設定する場合は、作成後にコンピュータからそれぞれのHDDに対し「名前の変更」をおこなってください。
Q ブザーを鳴る設定にしていますが、ディスクを抜いてもブザーが鳴りません。赤のランプは点灯しています。
- SINGLEモードの場合、ブザーは鳴りません。
Q RAID監視マネージャーが起動していない場合、省エネ機能は有効ですか?
- RAID監視マネージャーが起動していない場合、省エネ機能は働きません。
Q FAN制御が有効な場合、HDDはスピンダウンしないのですか?
- FAN制御を有効(省エネ設定を無効)にすると、HDDのスピンダウンはおこなわれません。
Q 省エネ設定を有効にした場合、FANは何度で回転を始めますか?
- 省エネ設定が有効になると、温度監視はおこなわれずFANは常時回転となります。本製品に対するアクセスがない場合、かつ、指定の時間を経過した際にFANの回転が停止します。
Q FAN制御・温度警告と、省エネ設定を同時に使用できますか?
- 同時に使用することはできません。
Q RAID監視マネージャーで指定温度によるFAN設定をおこなった後、そのRS-EC32-U31R本体を別のパソコン等に接続した場合、その設定値は継承されますか?
- 設定温度の継承はおこなわれません。
● トラブルシューティング ●
Q ハードディスクを認識しません。
Q HDDステータスLEDが赤く点灯しています。
- 以下の手順でご確認ください。
【HDD1もしくはHDD2のLEDが赤く点灯している場合】
- 本体の電源を切り、HDD1/HDD2を一度取り外してください。
- HDDを入れるスロットを下側に筐体を横に寝かせた状態で、HDD1/HDD2を再装着してください。
- 本体の電源を入れ、HDD1/HDD2のLEDが消灯しない場合は、RS-EC32-U31R本体またはHDD自体の故障の可能性があります。
その場合は、他のHDDで認識可能かご確認ください。特定のHDDのみが認識しない場合は、HDD自体の故障の可能性があります。
パソコンのSATAコネクタが使用できる場合は、HDD自体を直接接続して(RS-EC32-U31Rを経由しないで)認識可能かご確認ください。SATA直結で認識しない場合は、HDD自体の故障です。
【HDD1/HDD2のLEDが共に消灯している場合】
- 本製品背面スイッチでRAIDを作成した場合
- 使用するHDDがフォーマットされていない場合
- 本製品未対応フォーマット形式もしくは暗号化されたHDDが取り付けられた場合
Windowsの「ディスクの管理」を開き、パーティション情報が「未割り当て」の場合、右クリックメニューで「新しいシンプルボリューム(T)...」を実行し、フォーマット後、認識可能かご確認ください。
フォーマット時にデータは消去されるため、必要なデータはフォーマット実行前にバックアップを取っておくなどしてください。
- 本製品側の異常
RAID監視マネージャーをインストールし、情報管理からS.M.A.R.T.情報を選択して、ドライブ構成ディスク欄で各HDDが認識しているかご確認ください。 認識している場合、RAID作成をおこない、ドライブが表示可能かご確認ください。 認識していない場合は、本製品の異常の可能性が考えられます。 サポートセンターまでご連絡ください。
- 本体の電源を切り、HDD1/HDD2を一度取り外してください。
Q HDDを2台装着したのに、コンピューター(マイコンピュータ)には1台しか表示されません。
- RAID作成時、「SINGLE」以外の「RAID0/RAID1/JBOD」を選択すると、RAIDの設定により、パソコン上では1台として認識します。
※本製品にHDDを2台入れて「SINGLE」を選択した場合は、ドライブが2台表示されます。
Q Windows 10でフォーマットしたHDDがMacで認識しません(大容量HDD)。
- Windowsでフォーマットすると、既定のアロケーションサイズではMacで認識しない場合があります。下記動作情報(2020/6/11時点)を参考にアロケーションサイズを指定してフォーマットし、認識するかお試しください。
【16TB以上の場合】アロケーションサイズ:128KB(1024、2048、4096、8192はMacで認識しません)
【15TB以下の場合】アロケーションサイズ:1024
※テスト環境RS-EC32-U31R RAID0またはJBODでの確認です。
※macOS 10.15.3で認識することを確認しました。
※上記アロケーションサイズの指定はディスクの管理「新しいシンプルボリュームのウィザード」から作業ください。対象ディスクを右クリックでフォーマットを実行する画面では、指定できない場合があります。
Q 本製品の背面の動作モード設定ボタンで、RAIDモードを設定できません。
- 動作モード設定ボタンによるRAID設定は、本製品をパソコンに接続していない、かつ、本製品にHDDが装着されている場合に有効となります。 本製品にHDDを2台装着した後、ACアダプターのみを接続し、電源をON後、動作モード設定ボタンにてRAIDの設定をおこなってください。 なお、動作モード設定ボタンが入りにくい場合があります。その際は、ボタンを押す位置を少しずらしてください。
Q 電源連動をONにしても、Power LEDが消灯しません。
Q 電源連動をOFFにしても、パソコンのスリープ時や電源オフ時にHDDの回転が止まります。
- 本製品の電源連動はHDDへの電源供給を停止するだけで、RS-EC32-U31R本体の電源は停止しないため、Power LEDは消灯しません。
前面のPower LEDは背面の電源スイッチのON/OFFを表示しており、HDDの電源状態を表示するものではありません。
本製品は、電源連動スイッチのON/OFFに関わらず、パソコンのスリープ時や電源OFF時にHDDの回転を止める(スピンダウンする)仕様となっています。
電源連動がONの場合は、HDDスピンダウン後にHDDの電源が切れます。
電源連動がOFFの場合は、HDDスピンダウンのみをおこない、HDDの電源は入ったままとなります。(本製品の表面上からHDDの電源が入っているかどうかの確認をすることはできません)
パソコンに接続してご使用の場合は、電源連動をOFFにしてください。テレビに接続する場合のみONに設定してください。
Q パソコンがスリープモード(休止含む)になりません。
Q HDDがスピンダウンしません
- 本製品内のHDDに対して、バックグラウンドでのアクセスやステータスチェックがおこなわれると、HDDへアクセスしたものとみなされるため、スピンダウンやスリープができない状況になります。 この現象は運用しているシステム側に起因しますので、本製品側での対処方法はありません。 本製品にアクセスしているハードウェアもしくはソフトウェアを停止してください。
Q Mac Proでスリープ復帰後、本製品が認識されません。
- Mac Proでは、本製品の電源連動機能がONになっていると、スリープ復帰後に認識されないなど正常に動作しないことがあります。
電源連動機能(本体背面のDIPスイッチ2)はOFFにしてご使用ください。
Q macOS 13 VenturaのディスクユーティリティでexFATフォーマットに失敗します。
- ディスクユーティリティでexFAT形式のフォーマットをおこなう際、名前に「名称未設定」または「ボリューム」と表示されている場合は、名前を変更いただくことでexFATフォーマットが可能となります。
Q MacOSでexFAT形式の消去をおこなう際に「ディスクを消去できませんでした」とエラーが出ます。
- 【macOS 10.12.x / OS X 10.11.x の場合】
- ディスクユーティリティを起動します。
- 左ウィンドウからフォーマットするHDDを選択します。
- [消去]をクリックします。
- 「フォーマット」を「exFAT」、「方式」を「GUIDパーティションマップ」を選択し、[消去]ボタンをクリックします。
【OS X 10.10.x 以前の場合】
- ディスクユーティリティを起動します。
- 左ウィンドウからフォーマットするHDDを選択します。
- 「パーティション」タブをクリックします。
- 「現在の設定」を「1パーティション」にし、[オプション]ボタンをクリックし、「GUIDパーティションテーブル」を選択します。
- 「フォーマット」で「exFAT」を選択、[適用]ボタンをクリックし、次の画面で[パーティション]ボタンをクリックしてください。
Q 本製品がWindows上で取り外されてしまうことがあります。
Q コンピューターにドライブは表示されているのに、使用できません。
- ASRock B250M-HDVマザーボードと弊社製USB3.1インターフェイスカード「REX-PEU31-A2」「REX-PEU31-AC」との組み合わせ環境で、RAID監視マネージャーの省エネ設定を有効にして使用した場合、意図せず本製品がPCから取り外されてしまう現象を確認しています。
表面上ドライブとして表示はされていますが、使用はできない状態です。
上記組み合わせでは省エネ設定をおこなわず、必ずFAN制御設定を有効にしてご使用ください。
なお、他社製USB3.1インターフェイスカードと本マザーボードを組み合わせた動作確認はおこなっておりません。
(2017年7月時点)
- exFAT形式でフォーマットした場合、本製品にコピーしたファイルのプロパティを確認すると、「サイズ」と「ディスク上のサイズ」が大きく異なります。これはクラスタサイズ(アロケーションユニットサイズ)が原因となります。exFAT形式の仕様となるため、弊社製品側で対応することはできません。
● 保守サポートに関して ●
- 電話でのお問い合わせはラトックシステムサポートセンター
TEL 大阪 06-7670-5061 東京 03-5847-7604(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
をご利用ください。
E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
・E-MAIL:サポートセンター宛メール
・FAX:06-7670-5069
修理依頼
・修理受付と窓口のご案内
※修理およびサポートの提供期間について
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。
- ありません。
- 本製品は、日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。
- ラトックプレミア 楽天市場店 (https://www.rakuten.co.jp/ratoc/)で取り扱っています。
(マニュアル等に掲載しているオプション品は、販売を完了していることがあります。あらかじめご了承ください。)