REX-PCI56CX AT COMMAND 解説
本書は、一般的なATコマンド、Sレジスタ、リザルトコードの詳細を説明した
マニュアルです。
・本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
・本書の内容につきましては万全を期して作成しましたが、万一ご不審な点や
誤りなどにお気づきになりましたらご連絡願います。
・運用の結果につきましては、責任を負いかねますので、予めご了承願います。
1. ATコマンド
ATコマンドは米国Hayes社が開発したモデム制御コマンドです。
通信ソフトのターミナルモードでモデムに設定、動作させるときに入力します。
一般のWindows用通信ソフトを利用したパソコン通信やインターネットでは、
すでにATコマンドが、INFファイルにて定義されています。
ただし、内線電話の場合、X3コマンドが必要になります。
ATコマンドは最初に AT という文字を入力し続けて X の機能を表す文字を、
続けてパラメタを表す 3 を入力して Enterキーを押します。
よければ、OK または、結果リストを表示します。問題のあった場合または、
サポートされていないコマンドを入力した場合は ERROR と表示します。
モードについて
モデムの動作には3つのモードがあります。
● コマンドモード
モデムがパソコンからコマンドを受けたりリザルトコードを送ったりしている
モードです。通常回線上には、アクセスされていません。
● オンラインモード
モデムが相手側モデムとつながっている状態です
● エスケープモード
オンラインモードのまま、一時的にコマンドモードに移ることを示します。
ATコマンド一覧
AT Attentionの略
A/ 以外のすべてのコマンドに先行
A/ 再実行コマンド
直前に実行したコマンドを再度実行したいとき、A/と入力する
だけで再実行できます。
書式: A/
A アンサーモードでの回線接続
モデムに電話がかかってきたとき「ATA」と入力すれば、手動で着信ができます。
S7レジスタで設定されている時間以内に接続できない場合は、回線を切断して
NO CARRIER を表示します。コマンドモードに戻ります。
書式: ATA
モデムをオフフックにする。着信がある場合、モデムは応答を試みる。着信の
手順は短いサイレンスの後、アンサートーン。このときモデムにキャラクタを
送信すると、受信手順は中止される。
モデムがキャリアを待機する時間はS7レジスタの変更によりプログラム可能。
D ダイヤル発信
ダイヤルパラメタの指定に従って自動ダイヤルします。
単独のDはモデムをオフフックにし、ダイヤルトーンを待機。
(例外についてはXコマンドを参照)
ダイヤルするまでダイヤルトーンを待機する時間はレジスタS6でプログラム可能。
書式: ATDmn 電話番号のダイヤル発信。
mは以下のパラメータいずれか、nは電話番号
L 最後にダイヤルしたところに再ダイヤルする
W S7レジスタおよびS6レジスタで指定された時間ダイヤル
トーンを待機する
T トーンダイヤルします 例)ATDT06-7670-5069
P パルスダイアルします 例)ATDP06-7670-5069
, S8レジスタで設定した秒数ポーズする(初期値2秒)
@ 5秒間無音を検出してからダイヤルする
! S29レジスタで設定した秒数オンフックにする(初期値0.7秒)
; ダイヤル後コマンドモードに戻る
E コマンドエコー
エコーの有無の選択を行います。
書式: ATE0 エコーを返す
ATE1 エコーを返さない(初期値)
H 切断(ハングアップ)
モデムのフック状態を切り替えます。
書式: ATH0 モデムの強制オンフック(ハングアップ)
ATH1 モデムの強制オンフック(受信またはダイヤル)
I 情報提供
製品コード、IDコード、ROMチェックサムの確認
書式: ATI0 製品コード(数字形式)
ATI1 チェックコード
ATI3 ハードウェアのバージョン番号
ATI4 モデル情報
ATI5 国名(数字形式)
ATI6 モデム内部情報のRevision(文字形式)
ATI7 モデム内部情報のRevision(数字形式)
ATI9 国名(文字形式)
L スピーカボリューム
モデムスピーカの音量を変えます。
書式: ATL0 スピーカー音量ゼロ
ATL1 スピーカー音量小(初期値)
ATL2 スピーカー音量中
ATL3 スピーカー音量高
(ハードウェアは現在ON/OFFの音量調節しかできない)
M スピーカの制御
モデムスピーカの出力タイミングを変えます。
書式: ATM0 スピーカ常時オフ
ATM1 キャリア検出までスピーカーをオン(初期値)
ATM2 スピーカ常時オン
ATM3 キャリア検出までスピーカーをオン、その後オフ
O オンライン状態への復帰
オンラインコマンドモードからオンラインモードへのリターンをします。
書式: ATO0 オンライン状態への復帰
ATO1 オンラインコマンドモードからリトレイン付きで復帰
Q 結果コード表示の選択
結果コード表示の方法を選択します。
書式: ATQ0 結果コード表示なし(初期値)
ATQ1 結果コード表示あり
S Sレジスタの表示/書き込み
Sレジスタの表示および書き込みを行います。
書式: ATSn? nレジスタの内容を表示
ATSn=m nレジスタを値mに設定
V リザルトコード表示形式の選択
リザルトコード表示の形式を選択します。
書式: ATV0 数字形式のリザルトコードを返す (リザルトコード表を参照)
ATV1 言語形式のリザルトコードを返す (リザルトコード表を参照)(初期値)
W 接続結果コード表示形式の選択
接続時の結果コード表示形式の方法を選択します。
書式: ATW0 DTEのみ表示
ATW1 DCE速度、エラー訂正、DTE速度を表示
ATW2 DCEのみ表示
ATW3 DCE速度、エラー訂正を表示
X 拡張接続結果コード表示形式の選択
接続時の拡張結果コード表示形式の方法を選択します。
書式: ATX0 CONNECTを表示し、BUSYとDial Toneは検出しない
ATX1 CONNECT<速度>を表示し、BUSYとDial Toneは検出しない
ATX2 CONNECT<速度>を表示し、Dial Toneは検出し、BUSYは検出しない
ATX3 CONNECT<速度>を表示し、BUSYは検出し、DialToneは検出しない
ATX4 CONNECT<速度>を表示し、BUSY、Dial Tomeともに検出する(初期値)
Z モデムの初期化(リセット)
プロファイルの内容を書き込み、ソフトリセットを行います。
書式: ATZ
AT& コマンド &&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
&C 受信回線信号検出器(RLSD)の設定
書式: AT&C0 RLSDを常にON
AT&C1 RLSDはキャリア状態に従う(初期値)
&D ER信号動作選択
書式: AT&D0 DTRを無視する
AT&D1 DTRドロップでモデムは切断せずにコマンドモードに戻る
AT&D2 DTRドロップでモデムはハングアップする(初期値)
&F 工場出荷時への設定
モデムの工場出荷時の状態を初期値に戻します。
書式: AT&F
&K フロー制御方式の設定
モデムパソコン間のフロー制御方式を選択します。
書式: AT&K0 フロー制御しない
AT&K3 RTS/CTSのフロー制御
AT&K4 XON/XOFFのフロー制御
&P パルスダイヤル時の速度設定
パルスの設定を行います。
書式: AT&P0 10 pps 設定 メイク率は33%〜61%(初期値)
AT&P1 10 pps 設定 メイク率は33%〜67%
AT&P2 20 pps 設定 メイク率は33%〜61%
AT&P3 20 pps 設定 メイク率は33%〜67%
&T ループバックテスト
書式: AT&T0 テストを終了させる
AT&T1 初期化ループバックテストを行う
CONNECT XXXX のメッセージが表示されたらテストの開始
&V 現在のプロファイルを表示
現在の設定値を表示します。
書式: AT&V
&W 現在の設定値を書き込み
現在の設定値を書き込みます。
書式: AT&W
AT% コマンド %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%C データ圧縮の有効/無効
書式: AT%C0 データ圧縮を使用しない
AT%C3 V.42bisとMNP5の両方を使用
%E 回線品質モニタおよびオートリフレインの設定
オートリフレインは、通信途中で回線品質が悪化した場合、自動的に同期の
取り直しを行い(オートリフレイン)よくなるように調整(フォールバック、
フォールフォワード)します。
書式: AT%E0 オートリフレインを無効
AT%E1 オートリフレインを有効
AT%E2 オートリトレインとフォールバックを使用
AT%E3 オートリトレインとファストハングアップを使用
AT\ コマンド \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
\N エラー訂正モード設定
エラー訂正動作モードを設定します。
書式: AT\N0 ノーマルモード:エラー訂正なし
AT\N1 \N0と同じ
AT\N2 リライアブルモード
AT\N3 自動リライアブルモード
AT\N4 LAPMエラー訂正モード
AT\N5 MNPエラー訂正モード
AT+ コマンド ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
+MS 変調方式の選択
変調方式の設定、参照を行います。
書式: AT+MS=<モード>[,[][,[<最低速度>][,[<最高速度>]]]]
<モード> 下記参照
<n> 0 自動モード無効
1 自動モード有効
<最小BPS> 設定する最小BPS
<最大BPS> 設定する最大BPS
モード 変調 速度(bps)
B103 Bell 103 300
B212 Bell 212 1200 Rx/75 Tx, 75 Rx/1200 Tx
V21 V.21 300
V22 V.22 1200
V22B V.22bis 2400, 1200
V23C V.23 1200
V32 V.32 9600, 4800
V32B V.32bis 14000, 12000, 9600, 7200, 4800
V34 V.34 33600, 31200, 28800, 26400, 24000, 21600, 19200,
16800, 14400, 12000, 9600, 7200, 4800, 2400
K56FLEX K56Flex 56000, 54000, 52000, 50000, 48000, 46000, 44000,
42000, 38000, 36000, 34000, 32000
V90 V.90 56000, 54667, 53333, 52000, 50667, 49333, 48000,
46667, 45333, 44000, 42667, 41333, 40000, 38667,
37333, 36000, 34667, 33333, 32000, 30667, 29333, 28000
V92 V.92 up 56000, 54667, 53333, 52000, 50667, 49333, 48000,
46667, 45333, 44000, 42667, 41333, 40000, 38667,
37333, 36000, 34667, 33333, 32000, 30667, 29333, 28000
V92 V.92 down 48000, 46667, 45333, 44000, 42667, 41333, 40000,
38667, 37333, 36000, 34667, 33333, 32000, 30667,
29333, 28000, 26667, 25333, 24000
2. リザルトコード一覧
文字形式 数字形式 意味
OK 0 問題なくATコマンドを実行
CONNECT 1 接続
RING 2 着呼を検出
NO CARRIER 3 キャリアロス、またはS7で指定された時間内に
リモートのキャリア信号を検出不可
ERROR 4 コマンドライン上でエラーを検出
CONNECT 1200 5 1200bpsで接続
NO DIALTONE 6 ダイヤルトーン検出不可
BUSY 7 ビジートーン検出
NO ANSWER 8 相手先無応答
CONNECT 600 9 600 bpsで接続
CONNECT 2400 10 2400 bpsで接続
CONNECT 4800 11 4800 bpsで接続
CONNECT 9600 12 9600 bpsで接続
CONNECT 7200 13 7200 bpsで接続
CONNECT 12000 14 12000 bpsで接続
CONNECT 14400 15 14400 bpsで接続
CONNECT 19200 16 19200 bpsで接続
CONNECT 38400 17 38400 bpsで接続
CONNECT 57600 18 57600 bpsで接続
CONNECT 115200 19 115200 bpsで接続
CONNECT 1200TX/75RX 22 送信1200/受信75bpsで接続
CONNECT 75XT/1200RX 23 送信75/受信1200bpsで接続
DELAYED 24 リダイヤル規制
BLAXKLISTED 32 Blacklistに登録
+FCERROR +F4 Class1のFAX操作の時エラーが発生
FAX 33 Faxモデム接続
DATA 35 データモデム接続
+MRR:300 40 キャリア速度 300 bps
+MRR:1200/75 44 キャリア速度 送信1200/受信75bps
+MRR:75/1200 45 キャリア速度 送信75/受信1200bps
+MRR:1200 46 キャリア速度 1200 bps
+MRR:2400 47 キャリア速度 2400 bps
+MRR:4800 48 キャリア速度 4800 bps
+MRR:7200 49 キャリア速度 7200 bps
+MRR:9600 50 キャリア速度 9600 bps
+MRR:12000 51 キャリア速度 12000 bps
+MRR:14400 52 キャリア速度 14400 bps
+MRR:16800 53 キャリア速度 16800 bps
+MRR:19200 54 キャリア速度 19200 bps
+MRR:21600 55 キャリア速度 21600 bps
+MRR:24000 56 キャリア速度 24000 bps
+MRR:26400 57 キャリア速度 26400 bps
+MRR:28800 58 キャリア速度 28800 bps
CONNECT 16800 59 16800 bpsで接続
CONNECT 21600 61 21600 bpsで接続
CONNECT 24000 62 24000 bpsで接続
CONNECT 26400 63 26400 bpsで接続
CONNECT 28800 64 28800 bpsで接続
+DR:ALT 66 MNP 5データ圧縮による接続
+DR:V.42B 67 V.42bisデータ圧縮による接続
+DR:NONE 69 データ圧縮は行われない
+ER:NONE 76 エラー訂正は行われない
+ER:LAPM 77 V.42 LAPMエラー訂正による接続
+MRR:31200 78 キャリア速度 31200 bps
+MRR:33600 79 キャリア速度 33600 bps
+ER:ALT 80 MNPエラー訂正による接続
LINE IN USE 83 回線使用中
CONNECT 33600 84 33600bpsで接続
CONNECT 31200 91 31200bpsで接続
+MCR:B103 134 変調方式 Bell 103
+MCR:B212 135 変調方式 Bell 212
+MCR:V21 136 変調方式 V.21
+MCR:V22 137 変調方式 V.22
+MCR:V22B 138 変調方式 V.22bis
+MCR:V23 139 変調方式 V.23
+MCR:V32 140 変調方式 V.32
+MCR:V32B 141 変調方式 V.32bis
+MCR:V34 142 変調方式 V.34
+MCR:K56 144 変調方式 K56flex
+MCR:V90 145 変調方式 V.90
+MRR:32000 150 キャリア速度 32000bps
+MRR:34000 151 キャリア速度 34000bps
+MRR:36000 152 キャリア速度 36000bps
+MRR:38000 153 キャリア速度 38000bps
+MRR:40000 154 キャリア速度 40000bps
+MRR:42000 155 キャリア速度 42000bps
+MRR:44000 156 キャリア速度 44000bps
+MRR:46000 157 キャリア速度 46000bps
+MRR:48000 158 キャリア速度 48000bps
+MRR:50000 159 キャリア速度 50000bps
+MRR:52000 160 キャリア速度 52000bps
+MRR:54000 161 キャリア速度 54000bps
+MRR:56000 162 キャリア速度 56000bps
CONNECT 32000 165 32000bpsで接続
CONNECT 34000 166 34000bpsで接続
CONNECT 36000 167 36000bpsで接続
CONNECT 38000 168 38000bpsで接続
CONNECT 40000 169 40000bpsで接続
CONNECT 42000 170 42000bpsで接続
CONNECT 44000 171 44000bpsで接続
CONNECT 46000 172 46000bpsで接続
CONNECT 48000 173 48000bpsで接続
CONNECT 50000 174 50000bpsで接続
CONNECT 52000 175 52000bpsで接続
CONNECT 54000 176 54000bpsで接続
CONNECT 56000 177 56000bpsで接続
CONNECT 230400 178 230400bpsで接続
CONNECT 28000 180 28000bpsで接続
CONNECT 29333 181 29333bpsで接続
CONNECT 30667 182 30667bpsで接続
CONNECT 33333 183 33333bpsで接続
CONNECT 34667 184 34667bpsで接続
CONNECT 37333 185 37333bpsで接続
CONNECT 38667 186 38667bpsで接続
CONNECT 41333 187 41333bpsで接続
CONNECT 42667 188 42667bpsで接続
CONNECT 45333 189 45333bpsで接続
CONNECT 46667 190 46667bpsで接続
CONNECT 49333 191 49333bpsで接続
CONNECT 50667 192 50667bpsで接続
CONNECT 53333 193 53333bpsで接続
CONNECT 54667 194 54667bpsで接続
+MRR:28000 195 キャリア速度 28000bps
+MRR:29333 196 キャリア速度 29333bps
+MRR:30667 197 キャリア速度 30667bps
+MRR:33333 198 キャリア速度 33333bps
+MRR:34667 199 キャリア速度 34667bps
+MRR:37333 200 キャリア速度 37333bps
+MRR:38667 201 キャリア速度 38667bps
+MRR:41333 202 キャリア速度 41333bps
+MRR:42667 203 キャリア速度 42667bps
+MRR:45333 204 キャリア速度 45333bps
+MRR:46667 205 キャリア速度 46667bps
+MRR:49333 206 キャリア速度 49333bps
+MRR:50667 207 キャリア速度 50667bps
+MRR:53333 208 キャリア速度 53333bps
+MRR:54667 209 キャリア速度 54667bps
3. Sレジスタ
レジスタ 機能
0 自動受信するまでのリング数
モデムが受信するまでのリング数を設定する
0を設定すると、自動受信を使用しない
範囲 : 0‐255回 デフォルト : 0(自動受信を使用しない)
1 リングカウンター
モデムが受信するまでのリング数をカウントする
範囲 : 0‐255回 デフォルト : 0
2 エスケープキャラクタ
3文字のエスケープコードシーケンスに使用するキャラクタを定義する
0を設定すると、エスケープコードキャラクタを使用しない
範囲 : 0‐255 デフォルト : 43(+)
3 ライン終了キャラクタ
ライン終了に使用するキャラクタを定義する
範囲 : 0‐127 デフォルト : 13(キャリッジリターン)
4 改行キャラクタ
改行に使用するキャラクタを定義する
範囲 : 0‐127 デフォルト : 10(ラインフィード)
5 コマンドライン編集キャラクタ
コマンドライン編集に使用するキャラクタを定義する
範囲 : 0‐32 デフォルト : 8(バックスペース)
6 ダイヤル待機
オフフック後、ダイヤル発信するまでの時間を設定する
範囲 : 2‐255秒 デフォルト : 2秒
7 ダイヤルのキャリア待機
モデムがハングアップするまで、リモートモデムから発信される
キャリアを待機する時間を設定する
範囲 : 1‐255秒 デフォルト : 50秒
8 ダイヤル遅延のポーズ時間
ダイヤルの一時停止パラメータ","で一時停止する時間を設定する
範囲 : 0‐255秒 デフォルト : 2秒
10 キャリアロスハングアップ遅延
キャリアロスからハングアップするまでの時間を設定する
範囲 : 1‐255(単位 0.1秒) デフォルト : 14(6秒)
11 DTMF速度コントロール
トーン長およびトーンダイヤルのトーン間隔を設定する
範囲 : 50‐255ms デフォルト : 95ms
12 エスケーププロンプト遅延(EPD)タイマー
3文字のエスケープシーエンスの最後の文字の検出から「OK」がDTEに
送信されるまでの時間を設定する
範囲 : 0‐255(単位 : 1/50秒) デフォルト : 50(1秒)
18 テストタイマー
ループバックテストの時間を設定する
範囲 : 0‐255秒
デフォルト : 0(タイマーを使用しない)
29 フラッシュ時間
オンフックする間の時間を設定する
範囲 : 0‐255(単位 : 10ms間) デフォルト : 70(700ms間)
30 切断イナクティビティタイマー
接続がハングアップするまでのイナクティビティの時間を設定する
範囲 : 0‐255分 デフォルト : 0(使用しない)
46 データ圧縮制御
データ圧縮の選択を行う
範囲 : 136あるいは138 デフォルト : 138
S46=136 圧縮なしでエラー訂正を行う
S46=138 圧縮ありでエラー訂正を行う
95 結果コード一覧 デフォルト:0
Bit 0 接続速度
Bit 1 予備
Bit 2 変調方式
Bit 3 エラー訂正
Bit 4 予備
Bit 5 データ圧縮
Bit 6-7 予備