2004年03月03日
ラトックシステム株式会社
このファイルは FireREX1およびFR1SX の Mac OS X 用ユーティリティ (FR1 Utility) のインストール方法および使用方法について記述しています。
FR1 Utilityのファイル構成は下記のようになっています。
Ver4.10 MacOS X 10.2.1以降のバージョンに対応しました。(FireREX1 のLot2 以降に限ります。)
Ver3.11 ドライバを使用せずにFR1Utilityが動作するように仕様を変更しました。
Ver3.10 ルートのパスワードが0文字の場合、正常に動作しない不具合を修正しました。
Ver3.01 MacOSX用初版作成
FR1 UtilityはFireREX1/FR1SXのSCSIコンフィグレーションプログラム及び ファームウェアアップデートプログラムの2つから構成されます。
【転送速度】 |
<選択値:非同期, 5MB/s, 10MB/s, 20MB/s 初期値:20[MB/s]> SCSI機器との転送速度を設定します。 |
【SIM Driver mode】 |
<選択値:有効/無効 初期値:有効> B's Crew SIM Driverへの対応を設定します。 (MacOSXで使用する場合は、特に関係ありません。) |
【FireREX1/FR1SX SCSI ID】 |
<選択値:7固定 初期値:7> 現在7固定です。 |
【ターゲットID】 |
<選択値:0 - 7, AUTO 初期値:7> ターゲットとなるSCSI機器のIDを設定します。 AUTOの場合、0から7まで検索して最初に見つかった機器がターゲットとなります。 |
【パリティ】 |
<選択値:有効/無効 初期値:有効> SCSIのパリティの設定を有効にします。 |
【電源ON後 SCSIバスリセットまでの待ち時間】 |
<選択値:0 - 30 初期値:0[s]> FireREX1/FR1SXの電源ON後すぐにSCSIリセットを発行するとハングアップする機器用に待ち時間を指定します。 |
【SCSIバスリセット後のSCSIコマンド発行待ち時間】 |
<選択値:0 - 30 初期値:1[s]> SCSIバスリセット発行後すぐにSCSIコマンドを発行するとハングアップする機器用に待ち時間を指定します。 |
【1394処理開始待ち時間】 |
<選択値:0 - 30 初期値:4[s]> Start/Stop Unit コマンド発行後すぐに他のコマンドを発行すると命令を受け付けない機器用に待ち時間を指定します。 (デフォルト:4[s]) ※ Start Unit コマンドを発行しないように設定している場合は1394処理を開始する直前の待ち時間を意味します。 |
【SCSIバスリセット発行】 |
<選択値:有効/無効 初期値:有効> 電源ON後FireREX1/FR1SXがデバイスに対しSCSIバスリセットを発行するかどうかを設定します。 |
【Start/Stop Unit コマンド発行】 |
<選択値:有効/無効 初期値:無効> 電源ON時Start/Stop Unitコマンドを発行しないとモーターが回らない機器があるため対策用に設定します。 |
【MAX Payload Size】 |
<選択値:512-2048 初期値:1024> IEEE1394 Read/Write DataBlockで転送できる最大バイト数を設定します。 規格最大は2048Byteですが、転送中にデータエラーが発生する場合にはこの設を1024Byteに変更することによりエラーが発生しなくなります。 |