(1)エラーエミュレーションコマンド |
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コマンド |
説明 |
delay |
ATAコマンド処理を遅延します。 |
Error |
指定されたエラーエミュレーション(CRC、UNC、ABRT、IDNF、TK0NF、AMNF)を実施します。 |
all_abort |
次のコマンド受信時から全ての コマンドにアボート応答します。 |
busy |
次のコマンド受信時にBSYステータスのまま応答しません。
対象となるコマンドは全てのコマンドです。 |
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(2)エラーエミュレーション制御 |
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コマンド |
説明 |
trigger |
トリガー条件を登録します。トリガー条件の登録はエミュレーション動作が停止のときのみ可能です。トリガー条件は複数設定可能(AND条件も指定可)。 |
delete |
登録されたトリガー条件を削除します。 |
enable |
登録されたトリガー条件を有効にします。 |
disable |
登録されたトリガー条件を無効にします。 |
cont |
登録されたトリガー条件がenableになってから条件成立を繰り返す回数を設定します。
トリガーがdisableの場合は本カウントはカウントされません。 |
ignore |
登録されたトリガー条件がenableになってから条件成立を無視する回数を設定します。
トリガーがdisableの場合は本カウントはカウントされません。 |
run |
エミュレーション動作を開始します。本コマンドはトリガー内では使用できません。 |
stop |
エミュレーション動作を停止します。 |
show |
トリガーのログを表示します。 |
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(3)トリガー条件 |
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トリガー条件 |
説明 |
cmd_count_gt |
トリガーが有効になった後の受信したコマンド数がcount以上の場合(対象:全コマンド)。 |
time_expire |
トリガーが有効になった後、システム内部時間がtime時間経過した場合。 |
lba_range |
Hostからの要求アドレス(LBA)が指定された範囲内であった場合。 |
hw_rest |
ハードウェアリセットを受信した場合。 |
sw_rest |
ソフトウェアリセットを受信した場合。 |
recv_cmd |
現在受信しているATAコマンドがcommandである場合。 |
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(4)汎用コマンド |
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コマンド |
説明 |
echo”test message” |
引数で指定された文字列「test message」をコンソールに表示します。 |
date |
システムの時間(日時)を表示、設定します。 |
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(5)スクリプト機能 |
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(1)〜(4)の各種コマンドの組合せにより、複数動作をスクリプト設定することができます。 |