〜Bluetooth 4.0+LE 紛失防止タグ REX-SEEK2編
会社支給品の紛失防止に適しているのはどれ？（京都府 M様）
（本レビューは2015年6月現在のものです）
使用目的
会社支給の携帯電話およびRFIDタグ付き名札の紛失防止を目的として活用を考えており、他製品との比較もおこなう。比較商品1：REX-SEEK2
比較商品2：REX-SEEK1
比較商品3：indyGo社Find
レビュー
大きさの比較
まず、大きさの比較ですが、REX-SEEK2の小ささが際立ちます。既存で使用していたREX-SEEKも単品では大きな物ではないですが、携帯電話などに常につけて使用するにあたっては、多少邪魔に感じてしまいます。Findについては厚みが薄く、名札に取り付けるにはREX-SEEK2と遜色ないサイズ感ですが、携帯電話に取り付けると邪魔に感じてしまいます。
実際の利用にあたって、多少のサイズ違いは慣れることで気にならなくなりますが、常に身につけるものとしては、やはり今後更に小さく薄く・・ということが期待されます。
使用感
実際に使って見ましょう。iPhoneで利用するのですが、3商品ともにアプリインストールで困ることはありませんでした。インストールではすべてにおいて甲乙つけがたく簡易であると感じます。名札・携帯電話・自宅鍵などにそれぞれのタグを取り付け、使ってみます。
まず、使い始めて感じた事は、3アプリを起動し、bluetoothを常にONにしておくとiPhone側のバッテリーが急激に消費されてしまうように感じます。元々ハードに使用すると丸1日保たないのですが、タグを利用するようになってからは半日程度でバッテリー切れになってしまいます。これは元々私の使っているiPhoneのバッテリーが弱っていることも多分に影響していると思われます。
アプリの使用感はさすがにREX-SEEK2（SEEK2_V1.0(1)）が熟れているように感じます。出来ることは、3製品ともほぼ同じです。(1)離れたら通知(2)接続が切れたら通知(3)接続が切れた場所を通知。あとFindにはない機能で、REX-SEEK系にある機能では、電話の着信通知が意外に便利だと感じます。
運用に際して
常に使っていると多少の誤報が発生します。誤報については何れもゼロではありませんが、REX-SEEK、REX-SEEK2は誤報がFindに比較すると少なく一枚上手感があります。*** 補足 ***
2015年8月公開アプリでは、「離れたらお知らせ」でより感覚に近いタイミングで鳴るよう「接続の瞬断は無視する」「受信強度を調整する設定（ON/OFF）を追加する」などの工夫を加えました。気になる電池の持ちですが、これについては今後更に利用していくことで検証を続けたいと考えています。
まとめ
REX-SEEKからREX-SEEK2への進化は主に、サイズと電池の持ちだと認識しています。これは正常な進化であり、今後更なる小型化が期待されます。アプリも含めた使用感は、最新の製品ということもあり、REX-SEEK2がすべての面で良くなっていると感じます。実運用にあたっても多少の誤報問題はあるにせよ、やっと一般的な活用ができるレベルに到達したと感じます。