REX-SATAシリーズ シリアルATAリムーバブルケース
SA-RC1-LG、SA-RC1-BK 速度低下の不具合について
変更:2005年11月18日
2005年4月26日
ラトックシステム株式会社
平素は弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
弊社 REX-SATAシリーズ シリアルATAリムーバブルケース SA-RC1-LGおよびSA-RC1-BKに、不具合のある製品が混入していることが判明いたしましたので、おしらせいたします。ご購入いただいたお客様には誠に申し訳ございませんが、下記の内容に該当される場合は、部品交換のお手続きをいただけますようお願い申し上げます。
【不具合の現象】 |
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ハードディスクへのアクセス速度が、マザーボード直結時に比べて著しく低下(半減もしくは1/5程度)してしまう。
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【対象製品】 |
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製品型番がSA-RC1-LG、SA-RC1-BKの場合、以下をご確認ください。
SA-RC1-LG、SA-RC1-BK以外の場合は、該当いたしません。
- パッケージのバーコード近くに記載されている パッケージRev をご確認ください。
パッケージRev が 2.0 以降の製品は、該当いたしません。
- パッケージRevが 1.0 の場合、またはパッケージがない場合は、保証書のシリアルNo.をご確認ください。
以下のSATAリムーバブルケースの一部製品が該当します。(全製品で発生するわけではありません)
該当するシリアルNo.であっても、パッケージのバーコード近くに赤丸シールが貼られているものは対策済みです。
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【原因】 |
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本製品に搭載の冷却用FANから発するノイズが、ハードディスクへの読み出しおよび書き込み処理に影響し、リトライを繰り返すため。
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代表的なベンチマークテスト(FDBENCHなど)では、シリアルATA HDDの読み出し、書き込み速度は40MB/Sec〜53MB/Sec.程度です。結果が8MB/Sec.〜15MB/Sec.程度の場合は上記の不具合が発生しているものと思われます。 |
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ベンチマーク実施前に、デバイスマネージャ(マザーボードによってはBIOSのユーティリティ)でシリアルATAホストコントローラの動作モードが最速(DMAモード5以上)に設定されていることを確認してください。ハードディスクがリトライを繰り返すとドライバやBIOSが自動的に遅い転送モード(PIOモード)に設定しなおしてしまいますので、再起動しても以降の動作がすべてPIOモードとなり、最高でも16.6MB/Sec(理論値)しかでないことになります。 |
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【該当製品への対応】 |
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ノイズを発生する冷却用FANを、個別に発生しないものと無償交換いたします。
■送付先 |
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〒556-0012
大阪府大阪市浪速区敷津東1-6-14朝日なんばビル
ラトックシステム(株)サポートセンター
TEL:06-6633-0190
* 対象製品と「冷却FAN対策希望」と記入したメモを同梱し、宅配便(着払)にてお送りください。
* トレイは本体から取り外し、ドック本体のみをお送りください。
* 必ず返送先、連絡先をご明記ください。
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■返送について |
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弊社到着より7営業日以内に返送いたします。
* 代替品の貸出はおこなっておりません。
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今後、このような不具合が発生しないよう一層努めてまいりたいと存じますので、何卒、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
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【本件に関するお問い合わせ】 |
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